アオエのココロ

goo日記の画像版
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エクステンチューブ(接写リング)を使ってみる。

2008-04-23 18:10:04 | Weblog


 今日はとても風が強くて、写真を撮るにはちょっと難しい状態でした。
 被写体ブレが激しく、一瞬の機会をとらえてシャッターを切るには、
 あまりにも時間的な余裕がなく…。

 これはサラサドウダンのつぼみが開こうとしているところ。






 ヒアシンスの「悲哀」を表現すべく、あれやこれやと思案投首…。
 しかし、とにかく風が強すぎて、
 最終的には風のおさまった時にシャッターを切るだけの話でした。

 いずれもエクステンチューブを使用しました。
 オリンパス以外では接写リングといわれているものです。
 組み合わせとして使いやすいのは、40-150ミリの旧タイプの望遠ズーム。
 エクステンチューブ(接写リング)はピントの合う範囲が狭いせいかあまり好まれないようですが、
 個人的には非常に便利だと思います。
 SWD(超音波モーター駆動)の12-60でも試してみようと思います。
 60センチの焦点距離でピントの合うのは21.0~25.6センチ。
 倍率は35ミリ換算で0.86~1.16倍。

 今回、使っている旧タイプの望遠ズームでは
 40センチの焦点距離でピントの合うのは19.0~20.4センチ。
 倍率は35ミリ換算で1.22~1.40倍。
 比べてみるとピントの合う範囲は12-60ミリのほうが広いですね。
 倍率は小さくなりますが。
 40-150ミリ望遠ズームは全域で焦点が合うのが便利なんで、頻繁に使っているんです。
 70-300は理論的には使えますけど、事実上、使えないと判断しました。
 
 あと2倍のテレコンバータも買いましたので、
 これで35ミリマクロを使うと70ミリマクロ。
 35ミリ換算で140ミリマクロとなります。
 暗くなるのがネックですが、試してみる価値はあるんじゃないかと…。

 カメラに興味のない方にはつまらない話になってしまいました。
 ま、どうか、ひとつ。(;^_^A


 



花言葉 知って悲しい 花いちもんめ

2008-04-23 05:01:56 | Weblog


 ヒヤシンス。江戸っ子だと、シヤヒンスかな?(^ー゜)
 この花も雪がとけたら…というか、スコップで堆積している雪を取り除いたら、
 すでに蕾の状態で出てきました。

 ギリシア神話では、
 アポロンの投げた円盤に当たって死んだ美少年、ヒュアキントスの流れた血から咲いたと…。
 いかにもギリシア神話らしい話ですが、
 花言葉は…悲哀。

 言われてみると、だんだんそんなふうに見えてくるから不思議ですねえ。








 レンギョウ。
 これも春先には目立って咲いてくれますねえ。
 原産地は中国…。
 もともと花としてよりも、薬用として使われていた歴史のほうが長いんだそうで…。
 いわゆる漢方薬ですね。
 ただ、和名のレンギョウはトモエソウの中国名である「連翹」が誤訳されて伝わったと言われています。
 そのトモエソウの同属にオトギリソウというのがあります。
 これは「弟切草」という字があてられております。
 なにやらおどろおどろしくって、これをそのままタイトルにした恐怖映画がありました。

 なんだって、こんな文字をあてたのかと調べると…

 花山(かざん)天皇(在位984~986)の代に、鷹(たか)使いの名匠が
 鷹の傷を治すための薬草を秘密にしていたところ、
 その秘密を弟が漏らしたために切り捨てた…。
 そのことから名づけられたのだそうです。

 なんだかねえ。
 今の感覚だと切り捨てるほどのことだったのかという気がします。
 でも、昔は薬がほんとに貴重品だったんでしょう。
 いずれにしても、この種の花は薬用として用いられてきた経緯があるわけです。

 花言葉はレンギョウだと、遠い記憶、希望…。
 弟切草だと「恨み」「秘密」…。
 こわいですね、こわいですね、こわいですねえ…。

 レンギョウの背景が赤いのは呪いの血の色…ではなくて、
 冬期間のお役目を終えた除雪車の色です。(^ー゜)