羽蟻のような虫を威嚇して追い払ったこの虫君ですが、
面白い行動をしているのに気がつきました。
このヒトは蜜をなめまくるにあたって、お尻を持ち上げるんですよ。
こんな具合です。それでじっとこの姿勢を保つかというと、そうでもない。
周期的にお尻の先端のほうだけ、ちょいと傾けるんです。
なーにしてんだあ~?
そしてまた、持ち上げる。
この動作を繰り返しているんです。
しばし考えましたが、直感的に分かりました。
このヒトは自分が蜜をなめている時に、
他の虫がやってくることを嫌っているんだと思います。
あるいは無防備になりますから背後から襲われたりすることも
考えているのかも知れません。
ですから、お尻の側を顔にみたてているんだと思います。
こちらが顔だというふうにも見えますよね。
多分そういう擬似行動なんだと思います。
無精髭のむさくるしい顔で「こっちをちゃんとみてんだぜ~」と
このヒトはいいたいわけなんでしょう。
本能的な擬似威嚇行動なんでしょうけど、不思議ですよねえ。
こんな小さな虫たちの遺伝子に
ちゃんといろんな情報が詰め込まれているかと思うと
これはもう、まさに奇蹟。
神のなせるわざとしか思えません。
最近は、この神の領域に人間が土足で踏み込む時代になってしまいました。
恐れ多いことでございます。
いや、ほんとに。(゜-゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)