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インフルで欠席した受験生救済、私立中が異例の振替入試

2019年02月23日 12時23分11秒 | 本日の我が家の話題
首都圏の中学入試シーズンは、まもなく終わろうとしている。今年、受験生も学校も悩ませたのは、全国で過去最多の大流行となったインフルエンザだ。

 インフルエンザなどで受験できなかった場合は、振替入試をします――。今春開校のドルトン東京学園(調布市)は1月31日、ホームページで異例の発表をした。

 同校は、河合塾が経営にかかわり、米国で約100年前に生まれた教育メソッド「ドルトンプラン」を採り入れた教育で注目が集まる。中等部入試は、2月1日~4日の午前・午後で計10回予定し、定員約100人に約640人の出願があった。

 学校側によると、インフルエンザにかかった場合の振替入試を実施することは以前から検討していたという。1月末、「子どものクラスが学級閉鎖になったが、入試当日に感染したらどうすればいいか」という問い合わせがあり、2月10日に実施することを決定。問い合わせには「出願済みなら、振替入試が受けられる」と説明した。他校の志望者でも、同じような事情の受験生がいることも想定し、2月8日には追加の学校説明会も開催した。

 結果的に8日の説明会には30組が参加し、10日は20人が受験した。4日までの入試でも、登校途中で嘔吐(おうと)したり、高熱を出して別室で受験したりした志望者も数人いた。広報担当者は「感染症なのに、入試だからと無理させるのはよくない。来年も実施する場合はもっと早く振替日を周知したい」と話す。

 進学塾サピックスによれば、近年は、発熱などの体調不良を事前もしくは当日に告げれば、別室受験などの配慮をする中学も多くなっている。ただ、振替入試を実施している学校は珍しく、「当日欠席すればおしまい」という。

朝日新聞社

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最終更新:2/23(土) 10:53
朝日新聞デジタル

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