70代主婦の糖尿病日記~付録として京都つれづれ~

高齢に達した70代主婦が糖尿病に!
悪戦苦闘の毎日を、京都四季折々と共に記します

孤独死の続き

2024-03-06 15:06:00 | 日記
この間の「孤独死」の方の続きになるのですが・・・

想像以上にややこしくて、その場合の担当は、このマンションの「管理組合員」さんたちの努力があるのです。
なので、他人ごとではないので、詳しく記すことに致します。何かの参考になれば・・・

この前は、縁者の居ない、というか皆無の方の場合は
「相続財産清算人」という人が、故人の後の始末をしなくてはならないと、書きました。
では、その「「相続財産清算人」という人は誰なのか???

「相続財産清算人」の選任の申し立ては「家庭裁判所」です
では、誰がその申し立てをするのか、と言えばやはり「代理人弁護士」を雇う必要があり、
それだけで、やく15 万円必要です
故人の持つ口座や株式は開けられないため、というかそのための縁者がいないため、どれだけの財産があるのかは分かりません。ただし、マンションは借りではなく、持っている物件であるので、マンションの価値の財産はあるのです。
ただし、今それを売却することは、誰にもできないのです

ここがややこしい所で、結局代理人弁護士さんに申し立てをしてもらわなければなりません
ところが
裁判所には100万円の予納金が必要で・・・結局そのような代金は誰が出すのか
と言えば、なんと!このマンションが出さなければならないのです
住んでいたとはいえ、赤の他人の人たちのお金が、少なくとも115万円必要なのです

そしてやっと、売却に取り掛かることができます
ついでに言うと、結論は来年になるとのことです
今のマンション管理組合の方々にとっては、大変お辛く、かつ大変なことになっています
感謝しかありません

今までは、誰か子供や孫とか兄弟姉妹とかが居て、その方々が相続の為に清算人として居るのが多かったのですが・・・このように誰も縁者が居ない?という場合は大変なことになってしまいます

このケースは少し特殊ですが、やはりこういう方々もこれから多くなるのではないでしょうか・・・
こういう法律になっているということはあらかじめ知っておいて損はないと思いますが
如何でしょうか・・・
ちょっと悲しいですね

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