財団法人キープ協会 あんしんの森プロジェクト

東北関東大震災被災者支援 「子どもとそのご家族」避難受け容れプロジェクト

第8日目のご報告

2011年03月28日 19時11分39秒 | 日記
■ 第8日目 ■

今日の清里高原は、少し寒さが緩み過ごしやすい日になりました。
すっかり定番になった自治会「がんばっ会」に森の時間「元気っ子」、
そして物資の整理や薪割りなど、何かしたい!という方々の「がんばっぺワーク」
全て、みなさんからの提案で名前が付き、活動が展開されています。

「元気っ子」は、午前中はキープ協会内にあるファームショップへ出かけ、お店の前の
遊具で遊びました。森の時間もいいけれど、たまには慣れた遊具で遊ぶのもいいですね。
また、牛の餌やりを見学したり、牧草地にいる牛を見たりと、のんびり過ごしました。
1週間がすぎて、小さい子は少し疲れている様子もあったので、午後は室内で絵の具を
使ってお絵かきをしました。絵の具を使いたいというのも子どもからのリクエストで、
手や顔を絵の具だらけにしながら楽しんでいました。
いつも元気に走り回っている子が、真剣に筆を持って画用紙に向き合っている姿も、
とても素敵でした。




午後は、茶道を勉強しているキープスタッフがお茶のおもてなし。
抹茶と和菓子を召し上がっていただきました。
また、「がんばっ会」では子ども達のことが話題に。
おやつや生活のルールなど、子ども達の様子はここにいる大人たちがみんなで見守る
ということを改めて確認しました。

ここで生活する皆さん自身の手で、どんどん「あんしん」が育っているように感じます。