自覚症状

　卵巣腫瘍って、自覚症状が無いので、発見しにくいんだそうです。

　私の周囲にもこの病気で手術した人が何人かいるんですが、発見したきっかけは、妊娠した時、子宮癌検診の時という人ばかりで、最初から卵巣腫瘍を疑って検査したという人はいませんでした。

　私の場合も、ダラダラと続く出血があり婦人科に行ったのがきっかけでした。

　前にも書きましたが、この出血も、卵巣とは関係なく、子宮頚部に出来たポリープの為でした。

　ですから、逆に言えば、ポリープのお陰で、卵巣腫瘍が発見されたんです。

　でも、定期的に婦人科の検診をしていればもっと早く発見でき、腹腔鏡による手術が出来たはずですので、何年も婦人科検診をサボっていた事が悔やまれます。

　これをご覧になった方は、私を反面教師として、是非、婦人科検診は受けてくださいね。

　

　さて、自覚症状ですが、今になって考えると、もしかしたら、あれは、卵巣が腫れてきた為かも知れない、と思う物が有ります。

　時々、右下腹、丁度盲腸の辺りが、時々ピリピリッとした痛みがありました。
　でも、すぐ治ってしまうので、気にしなかったんですよね。

　しばらく歩き続けると、股関節が痛くなりました。
　でも、骨盤ベルトをしていると、痛みが起こらないので、骨盤が原因かな？と思っていました。
　この症状、知り合いも同じ経験をしていました。
　股関節に痛みを感じるけれど、整形外科を受診しても分からない時は、卵巣を疑ってかかる余地あるかも。

　うつ伏せになると、お腹に違和感を感じました。
　でも、太ったからかなって思っていました。

　現在は、午前中は快調ですが、午後になると、もっと詳しく言うとお昼ご飯を食べた後、お腹が下がってくるような感じになり、しばらく横になっていると楽になります。

　私の場合、卵巣がひっくり返って緊急手術という事態が起きる時期を、知らずに超えていたのですが、逆に破裂して、緊急手術という事態にならないように、手術の日を迎えたいと思います。