花子さんのアンニュイな日々

アンニュイな私がたまに元気になるあれこれそれのこと……
(西多摩のグルメのブックマークを充実させたい!)

北米旅行 ダイジェスト

2012年08月24日 13時04分13秒 | お出かけ(北米)
 
 北米旅行、航空券は自分で取りました。
 8月の航空券(お盆の時ではありますが)を2月に予約しましたが、帰路は当日中に乗り継げず、サンフランシスコで1泊することになってしまいました
 往路 成田 - シカゴ ANA
    シカゴ - ラピッドシティ UA
 帰路 ソルトレイクシティ - サンフランシスコ(1泊) UA
    サンフランシスコ - 成田 UA
 
 成田→シカゴはANA、B777-300です。
 11時間35分の飛行時間です。

 

 個人旅行だと乗り継ぎが心配ですよね。
 なんと、機内テレビにちゃんと案内がありました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 よくわかりますね!
 乗り継ぎの場合でも必ず、最初の空港で入国審査をしなければならないんですよね。
 <入国審査>→<荷物ピックアップ>→<税関検査>→<荷物預け>→<出発ゲート>の順になります。
 ちなみに、国内線に乗り継ぐことをトランスファー、国際線に乗り継ぐことをトランジットと言うみたいです。

 乗り継ぎは十分時間を取った方が良いです。
 入国審査に時間がかかります。

 私たちは、翌日から日本語現地ツアー<イエローストーン国立公園、マウントラッシュモア、グランドティトンと化石採集5日間>に参加することになっていました。
 出発時間に間に合わなかったら、何のためにはるばるラピッドシティまで行ったのかわからなくなります。

 この日成田で気象条件のため1時間以上にディレイしましたが、私たちはシカゴで3時間33分の乗り継ぎ時間がありましたので大丈夫でしたが、同じ現地ツアーに参加された方のうち3組はアメリカン航空利用で乗り継ぎが間に合わず深夜に前泊のホテルに到着したそうでしたし、1組は翌日最初の観光地点のマウントラッシュモアで合流されました。

 ところでこの現地ツアーの参加者は、半数以上が現地駐在の日本人の方々でした。
 実際に住んでいる方々から伺うアメリカの話は面白かったです。

 シカゴ→ラピッドシティは、ユナイテッド航空です。
 ATS(Airport Transit System) と呼ばれるモノレールでターミナル移動します。

 

 

 

 

 

 2時間18分のフライトで2列-2列の小さい飛行機ですが、ドリンクサービスがありました。
 機内誌にあった通信販売のカタログです。
 なんともアメリカらしい。庭に飾るのかなあ。

 

 

 ラピッドシティ空港(サウスダコタ州)に到着しました。
 小さな空港です。

 

 ホテルのシャトルバスが目の前から出ていました。

 のどかな景色。

 

 

 前泊のTHE ADOVA ECO HOTEL RAPID CITY(アドバ・エコ・ホテル・ラピッドシティ)。

 

 フロント前の床の絵。

 

 現地ツアーガイドのHさんが、フロントにメッセージを残しておいてくれました。
 ラピッドシティの地図です。助かりました~。

 

 

 ラピッドシティの町には、角々に大統領の像があります。
 多分歴代大統領全員だと思われます。

 

 

 

 アメリカの信号機にある歩行者用押しボタン。

 

 ホテルの裏にスーパーがありました。
 シリアルがたーくさんっ。

 

 こんな色のケーキ…。

 

 

 

 これ、メロンです。
 安いっ。緑のカットメロンをどこでもよく見るわけです。

 

 いよいよ現地ツアー出発です。

 

 日本人ガイドのHさんは、元気いっぱいサービス精神いっぱいの方で、おかげで楽しい旅になりました。

 

 マウントラッシュモア(ラシュモア山国立記念公園)が見えて来ました。

 

 ウィキによれば、アメリカ合衆国建国から150年間の歴史に名を残す四人の大統領(ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルトとエイブラハム・リンカーン)の60フィート(18m)にも及ぶ巨大な胸像が、標高1745メートルのラシュモア山の白い花崗岩に、1927年から1941年10月31日まで14年間をかけて、彫られたそうです。
 ラシュモア山の岩盤は非常に硬質で彫刻作業は困難を極めたそうですが、硬質な岩盤が選ばれた理由は、アメリカの象徴ともいえるこのモニュメントが長期にわたって風化しないようにという配慮からだそうです。

 アメリカ全州の国旗が飾られています。ここは、サウスダコタ州。
 ちなみに、州の名前の約半数はアメリカ大陸先住民言語で生活に不可欠な水を供給する川の名前に由来するもので、イギリス・オランダ・フランス・スペインなどの移民による殖民地に由来するものもあるそうです。

 

 博物館も出来ています。

 

 お土産屋さん。

 

 カフェ。

 

 マウンテンゴート(シロイワヤギ)が見えましたっ。
 ロッキー山脈やアラスカ山脈などの標高2000-3000メートルの山地に生息し、岩に登りやすいように二つに大きく広がった蹄を持っているので断崖絶壁も登れるそうです。
 マウンテンゴートのすごい画像はこちら

 

 クレージーホースメモリアルが見えて来ました。
 ウィキによれば、オグララ・ラコタ・スー族の戦士「タシュンケウィトコ=クレイジー・ホース(聖地ハパ・サバ=ブラックヒルズを守るために戦い、カスター中佐率いるアメリカ軍第7騎兵連隊を全滅させた1876年のリトルビッグホーンの戦いで知られている)」の像は未完成で、全て完成するとクレイジー・ホースが馬に乗り指を差している姿で、高さ170m長さ195mと世界最大の彫像になるそうです。
 連邦政府の支援を受けず、非営利団体が寄付金のみで建設を続けているそうです。

 
 
 

 ライダーが多い。
 
 

 西部劇のアウトロー行き交う町そのままのデッドウッド。

 

 

 ケビン・コスナーが経営する店でランチ。

 

 デビルズ・タワー・ナショナル・モニュメント(デビルズタワー国定公園・ワイオミング州)が見えて来ました。

 

 「未知との遭遇」で宇宙船の降りる場所として使われ、一躍有名になったそうです。
 高さ386m、頂上は100m近い広さがあるそうです。
 6千万年前頃地下のマグマが堆積岩を突き破りながら地上に向けて昇りそのまま冷えて固まり、周囲の堆積岩より硬かったため長年にわたり堆積岩が浸食・削剥された後もそのまま残ったそうです。
 日本の兵庫県豊岡市にある玄武洞も同じ生成のようです。こちらも見事なものです。
 
 

 

 1周ぐるりと回るトレールがあり、垂直の壁を登るロッククライマーが何人も見えました。
 トレール中にミュールディア(鹿)にも会いました。
 目・耳が大きく、細く白い尻尾で先が黒い。バンビのモデルと言われているそうです。

 

 

 プレーリードッグ(リス科)もいました。
 巣穴に家畜が足をとられ骨折するため、アメリカの牧場では害獣として駆除されてきたそうです。
 巣を掘った際の土が積み上げられ土浴びの場としてバッファロー等の多くの動物が利用しているそうです。

 

 

 ツアー1泊めは、シェリダン(ワイオミング州)です。

 

 田舎道ビッグホーンナショナルフォレストを通り、イエローストーン国立公園に向かいます。
 途中、滝を見ました。何て言ったかしら?
 ハチドリに会いたかった。

 

 

 

 

 アメリカはナンバープレートが可愛い。

 

 

 

 

 

 途中、ランチに寄った店。西部劇のムードたっぷり。

 

 

 

 山火事の後。
 山火事、多いそうです。西部中がかすかにけぶるほど。
 自然に発生した山火事はほっておくそうです。
 その後、自然に山は再生するそうです。

 

 イエローストーン国立公園に入って来ました。
 アイダホ州、モンタナ州、及びワイオミング州にまたがる公園です。
 ウィキによれば、地下には非常に大量のマグマが溜まっており、近い将来(数十万年以内)に破局噴火を起こす可能性が高いとされているそうです。もし破局噴火が起きた場合、3~4日内に大量の火山灰がヨーロッパ大陸に着き、米国の75%の土地の環境が変わり、火山から半径1000km以内に住む90%の人が火山灰で窒息死し、地球の年平均気温は10度下がり、その寒冷気候は6年から10年間続くとされているそうです。
 すごいですね~。

 いきなり…バッファロー渋滞です。
バッファローは、ウシ科バイソン属。別名アメリカバイソンもしくはアメリカヤギュウ。
 ウィキによると、西部開拓時代に白人による猟銃を使った狩猟が行われるようになると数千万頭の生息数は激減したが計画的に絶滅させる方策をとり、ネイティブ・アメリカンをインディアン居留地に押し込めるための兵糧攻めとしたそうです。牛の放牧地を増やす目的もあったということです。
 現在は保護され、生息数も増えているそうです。 

 

 レンジャーさんが交通整理に登場しました。

 

 

 

 94mの落差を誇るロウワー滝。

 

 落差33mのアッパー滝。

 

 観光客がいっぱいでした。
 可愛い兄弟。

 

 メノナイトの家族。
 ウィキによれば、メノナイトはキリスト教の教派の中でも災害救助活動で国際的に名声が高く「メノナイト災害時奉仕」は北アメリカに本拠を置き、ハリケーンや洪水などの災害時に即時のまた長期間の奉仕活動を行っているそうです。 
 そうなんだ~。

 

 マッドボルケーノ
 マッドポットの1つ。水蒸気が粘土の層を通過する際に熱せられ、粘度の高い泥水となって地表に出てくるものだそうです。

 

 イエローストーン国立公園内ロッジに泊まり、翌日さらにイエローストーン国立公園観光です。

 イエローストーンレイクを北から見たとき親指に当たる場所なので、ウエストサム。
 湖畔や湖の中に温泉が湧いています。
 この穴で釣り上げた魚をその場で茹でて食べたそうですが、不定期に噴出する熱水で大やけどを負う人もいたそうです。
 1周1kmのトレイル(20分)をしました。

 

 

 

 イエローストーンはだいたいこんな高度。

 

 オールドフェイスル・ガイザー(間欠泉)の噴出す予想時間が、オールドフェイスル・ロッジの中に表示されています。

 

 1回に3,700~8,400ガロン(14,000~32,000リットル)の熱湯が106~184フィート(30~50メートル)の高さに1分半~5分間にわたって噴き出すそうです。
 噴出は65~92分間隔だそうです。
 噴出す穴の直径は、なんと15cmくらいなんだそうです。

 加熱された雨水や雪解け水が上方の水の重量による圧力のため沸騰出来ず、岩の亀裂を上昇していくと次第に圧力が減じ爆発的に沸騰し熱水を吹き上げることをガイザー(間欠泉)と言うそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 終わりー。

 

 オールドフェイスフルエリアはボードウォークが整備され、モーニンググローリープールに至る往復4kmほどのトレイルになっており、様々なプール(温水池)やガイザー(間欠泉)が連なっています。
 このあたりは高度2,500mくらいあり、ちょっとした上りで鼓動が早くなりました。
 しばらくゆっくり歩いて、身体を慣らしました。

 地中に浸透する水分の量が少なく、加熱された蒸気が岩の亀裂を通って勢い良く地上に噴出すものをフマロールと言うそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 モーニンググローリー(朝顔)に着きました。
 温泉の温度によって生息するバクテリア(温泉藻)が違い(沈殿する鉱物の色もあるそうですが)、青→白→黄→オレンジ→赤→黒と温度が低くなるそうです。
 青は93度でバクテリア(温泉藻)が生息できず、ケイ素=シリカの色になるそうでした。
 かつて観光客が 投げ込んだコインや石によって地底の口がふさがれ温度が下がってしまい黄色の部分が増えたそうです。
 現在は、1年に1度噴出し口を掃除すると、何かで読みました。

 ガイザー(間欠泉)より上方の圧力が少ないため、沸騰し、蒸気を放出するが爆発的なエネルギーは発生せず、水面を保つものをプール(温水池)と言うそうです。

 

 

 オールドフェイスフル・インです。
 イエローストーンの森は8割がロッジポールパインで、そのロッジポールパインを自然のまま使って建ててあるそうです。

 

 

 グランドプリズマティックです。
 周辺の黄・オレンジ・赤、中心部の青、画像ではわからないのですが、その色が湯気に反射してとても綺麗でした。

 

 

 

 

 マンモスホットスプリングス。
 炭酸水を含んだ温泉が湧出し、石灰棚を形成したそうです。
 温泉の湧出が止むと石灰棚が壊れるそうでした。

 このあたりの高度。

 

 このマンモスホットスプリングスと中国の黄龍とトルコのパムッカレを指して、世界3大石灰棚と呼ぶそうで、これで全部行ったことになりました(^^)V。

 

 

 

 

 

 この石筍は100年でこの高さになったそうです。
 鍾乳洞の常識からは考えられないスピードです。

 

 再びバッファローに出会いました。

 

 

 イエローストーン公園に連泊し、グランドティトンに向かいました。

 ジャクソンレイクロッジ。
 2階に上がると、グランドティトンの絶景が窓越しに広がりました。

 

 このあたりの高度。

 

 
 
 グランドティトンの眺めが良く見える場所で。

 

 

 かつてはこんな?

 

 チャペルオブザトランスフィギレーションからの眺め。
 映画「シェーン」のラストシーン、シェーンカムバックー!撮影場所だそう。

 

 

 

 一帯を覆うワイルドセージ。

 

 

 ジャクソンホール(ワイオミング州)に宿泊。
 全米屈指のスキーリゾートで、全米でも有数の観光地だそう。

 

 

 椅子が馬の鞍の形をしているの!

 

 

 

 ケンモア(ワイオミング州)、ユーリックス・フォッシル・ギャラリーで化石採集です。
 昭和天皇へ魚の化石を進呈したこともある有名な化石採掘場だそうです。
 約5千万年前の水生生物の化石だそうですが、層になった地層をはがして行くと、さまざまな大きさの魚の化石が現れました。

 

 

 

 

 化石のサイズに合わせ切断してもらい、持って帰ることが出来ました。

 

 

 

 

 現地ツアーはソルトレイクシティ(ユタ州)、プラザホテルで解散でした。
 ソルトレイクシティはモルモン教の総本山がある町です。
 人口の半数がモルモン教徒だそうです。

 プラザホテル隣がモルモン教総本山のテンプルスクエアでした。
 20時30分までは自由に見ることが出来ました。

 

 

 

 

 ソルトレイクシティ→サンフランシスコはユナイテッド航空です。
 ソルトレイク空港へは、ホテルのシャトルバスを予約しておきました。
 2時間14分のフライトで2列-2列の小さい飛行機ですが、ドリンクサービスがありました。

 

 グレイトソルトレイク湖。
 塩分濃度が海水よりも高いそうです。

 

 丸く緑なのは、灌漑によって作物が実っている所です。
 今年は、大干ばつだそう。

 

 サンフランシスコ空港に到着しました。
 BART乗場までエアートレインで移動します。

 

 

 ルノアールホテルのあるシビックセンター駅までBART(ベイエリア高速鉄道)の切符を購入します。
 料金表で目的地までの料金を確認し、現金を投入し、「Subtract 5c(5c引く)」ボタンを何回か押し調整します。
 
 

 

 

 

 ホテルからFバスでフィッシャーマンズワーフに行きました。

 

 

 

 

 

 フィッシャーマンズワーフから徒歩でビーチブランケットバイロンショーの会場へ向かいました。

 

 

 教会で結婚式。

 

 

 ビーチブランケットバイロンショー。人気です(撮影禁止)。
 マイケルジャクソンやレディガガの物真似も搭乗する風刺コメディショーでした。

 

 

 

 

 ホテル戻りはタクシーで。

 ホテル前に24時間営業のドーナッツショップがありました。

 

 帰国日の朝、ホテル前で朝市でした。

 

 

 

 BARTでサンフランシスコ国際空港に向かいます。
 国際線はターミナル1だと思いますが、間違ってターミナル3や2で降りてしまっても繋がっているから大丈夫。
  
 

 

 自転車を押す人も多い。

 

 

 サンフランシスコ→成田はユナイテッド航空、B747。
 10時間41分の飛行時間です。

 機内誌の広告ですが、怖いです。
 運勢を変えるの?
 
 

 成田帰国。
 あー、長いブログにしてしまいました><。
 次からは、要所要所をまとめられるようにしたい。

 これにて<北米旅行 ダイジェスト>終了。

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