《中华人民共和国宪法修正案》 「中華人民共和国憲法改正案」

《中华人民共和国宪法修正案》

「中華人民共和国憲法改正案」

 

【中文要点】

全国人民代表大会于2018年3月11日通过《中华人民共和国宪法修正案》，并予以公布施行。主要内容如下：

第一条第二款增写了一句，内容为：“中国共产党领导是中国特色社会主义最本质的特征。”第七十九条第三款“中华人民共和国主席、副主席每届任期同全国人民代表大会每届任期相同，连续任职不得超过两届。”修改为：“中华人民共和国主席、副主席每届任期同全国人民代表大会每届任期相同。”

宪法序言第七自然段中“推动物质文明、政治文明和精神文明协调发展，把我国建设成为富强、民主、文明的社会主义国家”修改为“推动物质文明、政治文明、精神文明、社会文明、生态文明协调发展，把我国建设成为富强民主文明和谐美丽的社会主义现代化强国，实现中华民族伟大复兴”。

在“中国坚持独立自主的对外政策，坚持互相尊重主权和领土完整、互不侵犯、互不干涉内政、平等互利、和平共处的五项原则”后增加“坚持和平发展道路，坚持互利共赢开放战略”；“发展同各国的外交关系和经济、文化的交流”修改为“发展同各国的外交关系和经济、文化交流，推动构建人类命运共同体”。充分肯定了习近平新时代中国特色社会主义思想的指导作用。

宪法第三章“国家机构”中增加一节，作为第七节“监察委员会”；增加五条，分别作为第一百二十三条至第一百二十七条。彻底将以前各级行政部门管辖的监察工作分离出来。体现了国家监察委的独特地位和独特作用。

将“健全社会主义法制”修改为“健全社会主义法治”；“国家工作人员就职时应当依照法律规定公开进行宪法宣誓。” 进一步凸显坚持全面依法治国。

宪法第一百条增加一款，作为第二款：“设区的市的人民代表大会和它们的常务委员会，在不同宪法、法律、行政法规和本省、自治区的地方性法规相抵触的前提下，可以依照法律规定制定地方性法规，报本省、自治区人民代表大会常务委员会批准后施行。”赋予了较大市的有限立法权。

 

【日本語ポイント】

全国人民代表大会は2018年3月11日に「中華人民共和国憲法改正案」を可決し、当日より公布し、実施する。主な内容は、以下のとおりである。

１、主席任期の取消

第1条第2項に「中国共産党による指導は、中国の特色のある社会主義のもっとも本質的な特徴である」を追加で記入した。第79条第3項の「中華人民共和国主席、副主席の毎期の任期は、全国人民代表大会の毎期の任期と同一とし、２期を超えて連続して就任することはできない」を「中華人民共和国主席、副主席の毎期の任期は、全国人民代表大会の毎期の任期と同一とする」に修正した。

２、生態の重視

憲法前文第７段階における「物質文明、政治文明及び精神文明の調和発展を推進し、我が国を富強で、民主で、文化的な社会主義国家に築き上げていく」を「物質文明、政治文明、精神文明、社会文明、生態文明の調和発展を推進し、我が国を富強・民主・文化的・調和的・綺麗な社会主義強国に築き上げていき、中華民族の偉大な復興を実現する」に修正する。

３、習近平思想による指導

また、「中国は、独立自主の対外政策を堅持し、主権と領土保全の相互尊重、相互不可侵、相互内政不干渉、平等互恵及び平和共存という５原則を堅持し」の後に、「平和的な発展道路、ウィンウィンの開放戦略を堅持する」を追加する。「各国との外交関係及び経済・文化交流を発展させる」を「各国との外交関係及び経済・文化交流を発展させ、人類運命共同体を構築する」に修正した。習近平主席の思想による指導を強化した。

４、監査委員会の設置

第三章「国家機構」には、第７節「監査委員会」を追加した。以前、各レベルの行政部門により統括していた監督検査仕事を行政部門から分離し、国家監査委員会の独立な地位を与え、独特の作用を効くよう期待される。

５、法治国家の強化

「社会主義法制を健全化にする」を「社会主義法治を健全化にする」に修正し、「国家公務員が就任する際、法律規定に従い、公開で憲法誓言を行わなければならない」こと追加で定めた。全面的に法により国を治めることを強化する。

６、比較的大きな市に有限的な立法権

さらに、憲法第100条には、第2項を追加し、「区を設置している市の人民代表大会及びその常設委員会は、憲法、法律、行政法規定及び所在省、自治区の地方法規定と衝突しないことを前提に、法律の定めにより、地方の法規定を制定し、所在する省、自治区の人民代表大会常設委員会による許認可を受けた後、実施する」とされ、比較的大きな市には、有限的な立法権を与えられた。