12月になり、朝晩ぐんと冷えこむようになりました。
わが家では早々にこたつを出してみかんを美味しく食べながら、しみじみとおとずれる冬を感じています。
静かな夜、空をみあげると星がよくみえて綺麗です。
鼻につんとくる冷たい空気が、澄んでいてきもちいい。
ずっと遠くの自動車の喧噪が鈍く響いてきこえて、それがなんともいえない心寂しいようなきもちになります。
それもこれも、ぜんぶひっくるめた冬が、私は好きです。
冬はあたたかい家のなかでする楽しみがあります。
そのひとつに・・・編み物。
夕食後いそいそとこたつにもぐりこみ、毛糸玉をころがして編み途中のマフラーを編む・・・
夜が更けるまで、黙々と。
疲れたらお茶をいれて休憩です。
お菓子をつまんだり、みかんをむいて食べたり。
のんびり過ごします。
編み方は母に教わりました。
といっても棒針編み・かぎ針編みの実践的な基本だけで、本に載っている編み図や記号はいまいちよくわかりません(勉強すればいいのだけれど・・・)。
前は、なんだか難しそうだなぁと思っていたけれど、やってみて覚えればかんたんでした。
模様編みなども、好きなように編めばオリジナルにできあがります。
あれを作る!と目的を持って編むのももちろんいいけれど、「編む」という作業が楽しいのです。
あたたかい毛糸の感触と、ひと目ひと目編み増やしていく充実感。
集中して、心が落ち着きます。
なにを編もうかな、と思いめぐらすのも楽しい。
今ではすっかりはまってしまいました。
冬はこたつにみかん。
そして編み物!