アニメ「K」を噛みしめる

ひたすらアニメ「K」を語るブログです。

メモリー・オブ・レッド3巻

2013-11-04 | コミカライズ


発売日に通常版と特装版両方ゲットしましたが、まだ感想書いてませんでした。

第11話 あなぐらの中(後編)
第二巻の最後の話が「あなぐらの中(前編)」で、伏見と八田が二人で地下道に落とされるという、とても気になるところで終わっていたのですが、その解決編です。
もちろん毎月雑誌で読んでましたが、今回また読み返してみて、やっぱりこの二人が力を合わせる展開はいいなあ、と思いました。
八田視点の過去の記憶が読めたのもうれしいし。
DOBでも二人が出会うシーンを期待します。伏見視点で二人の過去の記憶が読めるといいな。

第12話 王と姫の優雅な一日
周防とアンナが二人きりでデート。
デートなんて意識のない尊さんと、デートにほわほわ喜んでいるアンナ、どっちもとても可愛いです。
キングの意外な部分があちらこちらで見えて、楽しかった。
でもアンナちゃん、いくら興味深くても、キングのシャワーシーンを撮ったらあかん。

第13話 サマーナイトゴースト
前半は吠舞羅の楽しい海水浴。もてもて夏鎌本や、八田ちゃんのかっこいいサーフィン姿が見られます。
後半は海辺の洞窟に出る幽霊話。これは十束のセリフがあっちこっち切なくて。
印象に残る物語でした。

第14話 キング
これは「ストレイドッグストーリー」で夜刀神狗朗が十束と出会ったときの物語とリンクしています。
夜刀神狗朗にとっての三輪一言。
十束多々良にとっての周防尊。
それぞれの王への思いが垣間見える物語です。

最終話 HAPPY BIRTHDAY
「これは幸福な物語だ」
こんな一文で始めて、アンナのバースデイパーティの計画をわいわいとやって、楽しげな雰囲気で始めるとは本当にあんまりだ。(泣)
でも最初から着地点がここにあるのはわかっていました。
でも、ねえ。(泣)
最後に十束がタンマツを操作して電話相手を選ぶとき、多分少しだけ迷って「キング」の下の「草薙さん」を選んだんですよね。
その思いを想像するとやっぱり泣けます。
ラストはアニメ冒頭に続きます。

特装版付属の小冊子は、After the sweet memory (漫画)と、Cry(小説)の2編です。
After the sweet memory の方は、ピアスが十束の耳から周防の耳に付けかえられた話。
Cry は十束の葬送の話でした。
なかなか読み返せないけど、大事にします。(泣)

K -メモリー・オブ・レッド- (3) (KCx ARIA)
黒榮 ゆい
講談社