高校生になってすぐだったと記憶しています
女子高だった我がクラスの 一押し作品だった このフランス映画を観たのは
(「個人教授」…何て秘密めいたタイトル!)
主役の高校生、オリビエ(R・ベルレー)が
F1レーサー(ロベール・オッセン)の恋人(ナタリー・ドロン)を奪う、という物語でした
ベルレーの名まえが 大衆車「ルノー」なのは偶然なのか?
ちなみに レーサーの愛車は 黄色いランボルギーニ・ミウラ
そのスーパー・カーを 映画の冒頭で ベルレーはエンジン付きのチャリで追い越す…
つまり、
物語のテーマが クルマの演技としてすでにオープニングで提示されていた、というわけです
F・レイの このテーマ曲は当時ラジオから 毎日のように流れていて
哀しげなそして美しいメロディは 女性たちの心を打ったものでした
ま、わたしは
ルノー・ベルレーより
「ガラスの部屋」の レイモンド・ラブロックの方が好みだったけど…
そー、あの‘…ヒロシです’のバックに流れてた「ガラスの部屋」であります