Del Amanecer

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ステファン、新潟へ ~ファンタジー・オン・アイス2010 レビュー・3

2010-07-25 17:56:24 | フィギュア・スケート
第一部の終わりごろ、ついにステファンが荒川静香と登場。
今年の春にアメリカのショー ”Thin Ice”で見せてくれたあのお洒落なナンバーだ。
しーちゃんの衣装がキラキラしてふたりともとても素敵。
もともとペアスケーターではないふたり。
シングル同士のペアだからこそ、それぞれの技をうまくあわせてよりスリリングなプログラムを魅せてくれる。

ステファンの優雅で軽やかな踊りに、しーちゃんの完璧に美しいプロの滑りが相まって素晴らしい相乗効果を生み出している。
ステファンは物語の主人公になるのも素敵だけど、こんなふうに軽快に舞ってくれるのもいいな。
ショーナンバーゆえ、あっという間に終わってしまった。
爽やかな一陣の風が吹き抜けていったような、そんな素敵な時間だった。
もっともっと観ていたかったのにね。アンコールしたかったくらい。

第一部最後はプルシェンコのアランフェスだ。
バンクーバーオリンピックの時のショートプログラムのナンバー。
王者にふさわしくジャンプなども軽々と跳んでは客席の大歓声に包まれていく。
2年前のチャンピオンズオンアイス(だったかな??)の時に見た彼は少々太ってしまっていて、どうだろう?と思ったものだけど、あのあと競技会に復活すると宣言してからは見事に体もしぼって見違えるようになってリンクに戻ってきた。
こんなふうに復活するというのは昔はなかったから、柔軟な選択ができることはいいことかもね。
ステファンだってプロからの復活だったしね。

前半が終わって一息。となりの若い女の子に話しかけると彼女は地元の人でプルシェンコのファンとのこと。
ひとしきりおしゃべりが出来て楽しかった。
ステファンは第二部では例の新しいプログラムを見せてくれるのかな。
整氷タイムが終わってリンクは元通りピカピカ。
さて第二部が始まります。

~~続く~~


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