Del Amanecer

スペインとフラメンコ、ビセンテ・アミーゴと映画とフィギュアスケートについて

クローン・ウォーズ先行初日に鑑賞・・・・

2008-08-19 01:08:14 | CINEMA~映画
クローン・ウォーズはアニメ版のスター・ウォーズでエピソード2と3の間のエピソード。
外伝的な作品とのことで、それでも本編をつなぎ補うエピソードだと思っていた。
そう、思っていた!と過去形で書かざるをえないのはそうではなかったから・・・。



実質主役なのはアナキン・スカイウォーカーのパダワン(弟子)となる女の子アソーカ・タノ。
この子がまた滅法強くてものすごいオプティミスタ!
最初からフォースもちゃんと自分のものにしちゃっている感じだ。
無鉄砲なアナキンさえも振り回されている感じがするくらい。
もちろんアナキンも彼の師匠のオビ・ワンも無敵の強さでまったく心配ない(笑)
アニメとはいえライトセイバーで戦う姿はなかなかカッコよく、スピード感もある。
でもファンじゃないとわからない登場人物や設定も多いので、いきなり何も知らない人が観てもきっと面白くないと思う。



今回は、そう、まったく本編には影響を与えないくらい外伝的なお話。
有利な交渉のためにジャバと協定を結ぶべく誘拐されたジャバの息子を救出するというシンプルなもの。
アソーカの成長とかアナキンとの絡みも肩透かしという感じはいなめない。
ヨーダが「育てたパダワンと別れることができるかが大切」みたいな発言をしていたけれど、それについては何もなかったしね(笑)
もっとアナキンとアソーカの師弟関係にひとひねりあるかと思いきや、これがまったくないのだ。
アソーカはアナキンのこと「スカぴょん」って呼んでるし・・・。(ナンナンダ!この訳!)
ジャバの息子はちょっと微妙(?)だけどかわいくなくもないかな??
あ、でもジャバの伯父、ズィロ・ザ・ハットはもう勘弁して!って感じのキャラクラーかも。
あ~あ、なんだかスター・ウォーズの品位がどんどん落ちていくなぁ・・・。



面白くないかというとそんなこともないのだけど、ファンとしては正直「微妙」なのである。
最初と最後に流れるメインテーマの編曲はちょっとカッコ悪くて「エ?」という感じだった。
20世紀FOXでなくワーナーなのもなんとなく本編と違うという感じ。
ファンだから観るか、ファンだから観ないか、評価の分かれるところかも・・。

スター・ウォーズの本質はやっぱりエピソード4に尽きる。
あのさわやかさ。B級でももっと品がよかった気がする。
エピソード4の人のぬくもりの伝わる空気感がやっぱり一番かも。




最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。