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政治そのほか速

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「食べられる庭」作り

2015-02-09 13:37:14 | 住まい・インテリア
「食べられる庭」作り 

野菜、果樹…見た目と味楽しむ

 

  • <noscript></noscript>花豆(中央)やナスの葉(手前右)などが庭を彩る。「どうしたらこんなに立派に育てられるのかと聞かれるのがうれしい」と名小路さん(長野県小諸市の「停車場ガーデン」で)
  •   長野県東部にある小諸市。中心部のしなの鉄道小諸駅前に市立公園「停車場ガーデン」がある。

      その公園内に「おいしいガーデン」が先月新たにオープンした。約250平方メートルの敷地には、主に野菜が植えられている。

      9月中旬のガーデンで目立つのは、花豆(ベニバナインゲン)の赤い花。長さ約3センチある大きな実を小諸市周辺では赤飯に入れたり、煮豆にしたりして食べる。地域で愛されている農産物だ。花豆はパラソル型の支柱で誘引され、2メートル以上の高さにこんもり茂っている。

      この庭では、異なった葉の色の野菜を立体的に組み合わせてあり、畑のようにはみえない。バジルなどのハーブ類やイチゴも植えられている。

      「野菜畑で花の美しさや葉の形の面白さに驚いた人も多いはず。そこで、庭園に野菜の美しさを取り入れようと考えたのです」と管理するNPO法人「こもろの杜(もり)」の名小路(なこうじ)雄さんは話す。収穫した野菜やハーブは一部、隣接するカフェの料理に使うが、基本的には見て楽しんでもらう庭だ。

      公園近くには、小諸城跡にある観光名所の「懐古園」があり、多くの観光客が訪れる。「花豆のような独特の食文化も、その植物を植えていれば観光客に説明できる。庭から地域の文化を発信していきたい」と名小路さんは話す。

      野菜や果樹などを植え、観賞もできるこうした庭は「エディブルガーデン」と呼ばれ、最近、各地で広がっている。エディブル(edible)とは食べられるという意味だ。

      昨年6月にオープンした、横浜市の商業施設「マークイズみなとみらい」5階屋上にも“食べられる庭”が作られた。約1000平方メートルの敷地には約30種類の果樹のほか、年間約100種類の野菜やハーブが植えられる。

      「身近な野菜や実のなる果樹が多いので、親しみを持って見てもらえるようです」と管理する「グリーン・ワイズ」の清水章子さん。今の時期、温州ミカンが実り始めており、10~11月にかけてオレンジ色に色づくという。

      こちらは、収穫や試食のイベントを毎週のように開いており、キュウリにテナントのみそ専門店のみそを付けて食べるといったプログラムが好評だという。

      食べられる植物を植えた庭作りは、高齢者施設でも広がっている。東京都足立区で10月開業するサービス付き高齢者向け住宅「グレイプスガーデン西新井大師」(62戸)でも1階の庭に、サトイモやラッカセイ、シソなどを植えた。生花販売大手の日比谷花壇が事業主で、得意分野を生かした施設運営を目指すという。「庭を見るだけでなく、味見できると生活が楽しくなる」と日比谷花壇の担当者。

      “食べられる庭”作りを自宅で手がけ、講演なども行っている建築家の芝静代さんは「果樹や野菜を植えることで、視覚だけでなく、嗅覚や味覚などの五感を刺激する体験型の庭になります。子どもにとってもよい経験になります」と話している。

    停車場ガーデン「おいしいガーデン」 長野県小諸市相生町1の1の9、しなの鉄道・JR小諸駅前マークイズみなとみらい 横浜市西区みなとみらい3の5の1、みなとみらい線みなとみらい駅直結

相続税増税、対象どう拡大?

2015-02-09 13:37:14 | 住まい・インテリア
相続税増税、対象どう拡大? 

  来年からの相続税増税で、課税対象者が増えると聞きました。相続財産が自宅だけでも相続税がかかるのですか。

来年から相続税の基礎控除が4割削減

 

  • <noscript></noscript>
  •   来年から実施される相続税改正は、〈1〉基礎控除の引き下げ〈2〉最高税率の引き上げ〈3〉未成年者などの控除額の引き上げ〈4〉小規模宅地等の特例の限度面積拡大――の4点が柱になっています。

      なかでも、一般の人に最も影響を与えそうなのが、〈1〉の基礎控除の引き下げです。

      現在の制度では、3人で相続する場合には8000万円までの基礎控除が認められ、相続財産の合計がそれ以下なら課税されません。その基礎控除が来年1月から4800万円に引き下げられるのです。

      これによって、現在は相続税の課税対象になる割合は全国平均で4%程度なのが、来年からは6%程度に増えるといわれています。ご質問にあるように、地価の高い東京圏では自宅以外には、さほどの財産がなくても、課税対象になる可能性が高まります。

      ですから、事前の対策が重要。たとえば、被相続人と同居している相続人なら、土地の評価額が8割減額される「小規模宅地の特例」を利用できます。しかも、今回の改正で対象面積が240平方mから330平方mに拡大されます。二世帯住宅を建てて、同居するのが相続税対策には、たいへん有効なのです。

      それが難しい場合には、しっかりと納税資金を準備しておくようにしてください。


「捨てる」「処分する」は禁句

2015-02-09 13:37:14 | 住まい・インテリア
「捨てる」「処分する」は禁句 

まずはじっくり話を聞く

 

  • <noscript></noscript>70代の女性の家を片付けるアート引越センターのスタッフ。数年前に亡くなった夫の部屋が片付けられないまま物置部屋になっていた(昨年11月、神奈川県内で)=同社提供
  •   親の家を片付け、安全で快適に過ごしてほしいと、子が願っても、その思いが必ずしも親に伝わるとは限らない。

      東京都内に住む会社員男性(55)は、10年前から同じ敷地の離れの一軒家に住む母(90)に、衣類を処分するよう促してきたが、まったく進んでいない。

      居間に接する6畳間には、洋服掛けに服がぎっしり詰まり、居間にまであふれ出している。奥の方にある服は取り出せない状態。「ほとんどが若い頃に着ていたもので、もう着られない不用品なのですが……」

      男性が片付けようとすると、母は「私がやるから」と、やらせてくれない。「すっきりした部屋で快適に過ごしてほしいのですが、母は本音では捨てたくないのかもしれません」

      埼玉県で暮らす女性(58)は、近所に一人で暮らす母(82)が買い込む食品の処分に苦労している。乾物のワカメやコンブなど、使いかけのものがあるのに、いくつも買い込んでいた。好んで食べるとは思えないレトルトのパスタソースがたくさん出てきたことも。台所はいつも1週間分以上の食材であふれている。女性は訪ねる度、賞味期限切れの食品を見つけて捨てようとするが、母は「今から食べるから捨てないで」と抵抗する。

      仕方なく残しておくと、いつまでもそのまま。そこで最近は、「これちょうだい」と母に頼んで持ち帰り、こっそり捨てるようにしている。「母には悪いのですが、分からないように捨てるしかありません」

     

      アート引越センターは、依頼に応じて家を片付けるサービスも行っている。近年、その依頼をする高齢者が目立つようになったという。サービスを担当する古畑恵美子さんは「お年寄りの家を片付ける時は、『捨てる』『処分する』という言葉を使わない方がいい」とアドバイスする。

      子どもにとっては不用品でも、親にとっては思い出の詰まった大切な品であることもある。戦前戦後の物不足を経験した高齢者は「何かに使えるかも」と考える傾向も強い。埼玉県の女性のように「ちょうだい」と頼んだり、「ほしい人がいるかも」と譲渡先を提案して、手放すように促すのがいいという。

      年老いた親の家の片付けを子が依頼するケースでは、多くの場合、この「捨てる」「捨てない」を巡って親と子が対立してしまうという。古畑さんは、そんな場面に居合わせた時、親の話をじっくり聞くようにしている。「お年寄りの場合、何かのきっかけがあって片付けられなくなっている場合もありますから」

      実際、夫の死をきっかけに片付けられなくなった70代の女性に、「片付けた方が、ご主人が喜ぶはず」と説得し、片付けが円滑に進んだケースもあるという。無理に片付けると、親が精神的に傷つき、生きる気力を失ってしまうことさえある。片付けるために必要な体力がない可能性もある。「一緒に片付ける姿勢を示し、親に、片付けようという気持ちになってもらうことが大切なのです」

      

     親に「片付けよう」という気持ちになってもらうには

     ▼「捨てる」と言わない

     ▼親の考えを聞き、何を大切にしているのかを知る

     ▼一緒に片付ける姿勢を見せる

     ▼「片付けないと孫が遊びに来られない」などと、孫との関係について示唆する

     ▼片付けないことによる、転倒や火事などの危険性を指摘する

     (古畑さんの話より)

     


「サービス付き高齢者向け住宅」注意点は?

2015-02-09 13:37:14 | 住まい・インテリア
「サービス付き高齢者向け住宅」注意点は? 
  • <noscript></noscript>
  •   加齢や病気で、生活に支障が出た時の住み替え先として、最近急激に増えている「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)がある。

      対象は、原則として60歳以上。部屋の広さは25平方メートル以上で、段差のないバリアフリー(障壁なし)構造であることが必要だ。

      注意点は、必ずついているサービスは、安否確認と生活相談のみということ。訪問介護など介護サービスを使う場合は、自宅にいる時と同様に、事業者と個別に契約し、利用した分だけ費用を支払うことになる。

      長谷工総合研究所の吉村直子・上席主任研究員は「介護がそれほど必要ない時なら、サ高住は割安感があり、事業者を自分で選べる利点もある。ただ、介護保険の要介護度が『3』以上など、介護がかなり必要になると費用が高額になりがち」と指摘する。その点、介護付き有料老人ホームは、費用がそれほど変わらないことが多い。

      「最期までいられる」ことをうたうサ高住もあるが、介護サービスや医療処置が多く必要になった場合の対応や費用は、事業者によってまちまちだ。確認したうえで選びたい。


電気コードまとめインテリアに

2015-02-09 13:37:14 | 住まい・インテリア
電気コードまとめインテリアに 私たちの身の回りには、相当数の電気製品がある。

  家族で使うテレビや、キッチンの調理家電だけではない。携帯電話やスマートフォン、タブレット端末、ノートパソコンなど、充電を必要とする個人の持ち物も増えている。

  となると、気になるのが電気コードだ。コンセント近くのデスクやチェストの上には充電器が並び、電源コードも目立つようになる。そんな時は、小型の鳥かごを使って電源ステーションを作る=写真=とよい。

  まずは、電気コードを鳥かごにまとめる。充電器をチェストの上など高さのある場所に設置したい場合、コードの途中にアダプターがあると、重さに引っ張られて思う場所に置けないこともあるので、それも入れてしまおう。

  黒の鳥かごなら黒いコードは目立たないが、そのままではインテリアになじまないので作りのよい造花を差し込む。さらに、使わないアクセサリーなどを引っかけたりすれば、美しい飾りになる。

  写真は分かりやすいように線を引きだしたが、目立たなくなるよう調整はできる。コードが多い場所はホコリがたまりがちだが、かごを片手で持ち上げれば掃除も楽で、清潔さも保てる。便利さとインテリアの美しさの両方を実現したい人におすすめしたい。(インテリアコーディネーター くろだあきこ)