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政治そのほか速

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湯川氏「殺害」写真、信ぴょう性高い…安倍首相

2015-02-09 10:08:04 | 政治
湯川氏「殺害」写真、信ぴょう性高い…安倍首相 イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループが拘束した日本人の殺害を予告している事件で、安倍首相は25日、湯川遥菜(はるな)さん(42)とされる男性が殺害されたとみられる写真を含む映像について、「信ぴょう性は高い」との認識を示した。

  映像では、拘束されているジャーナリストの後藤健二さん(47)解放の交換条件として、ヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を要求しており、日本政府はヨルダン政府に事態打開に向けた協力を要請している。

  インターネット上に投稿された映像は、写真を持つ後藤さんの静止画に、後藤さんらしき男性の声で「彼ら(イスラム国)はもう金銭を要求していない。サジダ(・リシャウィ死刑囚)を彼らに渡せば、私は解放される」などと英語の声明が付けられていた。

  この映像の真偽を巡り、首相は25日のNHKの番組で、「残念ながら今の時点で、信ぴょう性は高いと言わざるを得ない状況になっている」と認めた。

  菅官房長官もこの後の記者会見で、「現時点で、(湯川さんの)殺害を否定する根拠は見いだせない」との認識を示した。映像に加工された形跡がないとみられることなどを総合的に判断したという。

  また、リシャウィ死刑囚釈放という新たな条件への日本政府の対応について、首相は同じ番組で、「事態が動いているので、答えは控えたい。人命第一の観点から(死刑囚を収監中の)ヨルダンとも緊密に協議、連携して対応したい」とし、明言を避けた。

  政府関係者によると、リシャウィ死刑囚の釈放を求めるイスラム国の意向について、政府は映像がインターネット上に投稿される以前に、未確認ながら情報を得ていたという。菅氏は記者会見の中で、「様々な情報があったが、確たることを申し上げる状況にはなかったということだ」と述べた。

  首相が24日夕にヨルダンのアブドラ国王と電話で会談した際に、死刑囚釈放要求についても対応を協議したとの見方が出ている。政府は、ヨルダンの首都アンマンの現地対策本部で指揮を執る中山泰秀外務副大臣らを通じ、ヨルダン政府との連携をさらに強めていく方針だ。

  一方、首相は25日、オバマ米大統領と約10分間、電話で会談し、「(イスラム国に対し)後藤さんに危害を加えないよう、直ちに解放するよう、強く要求している。米国と連携していきたい」と協力を求めた。大統領は支援を約束した。両首脳は「テロに屈することなく、世界の平和と安定に協力していく」ことも、改めて確認した。

  首相はこれに先立ち、首相公邸で岸田外相らと対応を協議した。岸田氏はその後、外務省で記者団に対し、「あらゆるルートを活用して、後藤さんの解放に向けて全力で取り組むことを確認した」と語った。


阿久根市長選、竹原氏の返り咲きならず

2015-02-09 10:08:04 | 政治
阿久根市長選、竹原氏の返り咲きならず 鹿児島県の阿久根市長選は21日、投開票された。

  現職の西平良将氏(41)(無所属)が、前市長の竹原信一氏(55)(無所属)を破り、再選を果たした。

  西平氏は、職員給与の削減など市政改革に取り組んだ4年間の実績を強調。精力的に市内を回って2期目に向けた政策を訴えた。後援会組織が草の根運動を展開し、支持を広げた。

  同市港町の事務所で支持者らと握手を交わし、万歳した西平氏は、「厳しい選挙の後に、笑顔あふれる阿久根があると確信している」と語った。

  竹原氏は選挙戦初日、代理人を通じて「市民が自信と勇気を持てる市政を作りたい」とコメント。ポスターを貼ること以外に目立った選挙活動を行わず、返り咲きはならなかった。

  ◆阿久根市長選開票結果◆

 当  7,523 西平 良将 41 無現《2》

    4,510 竹原 信一 55 無元 

         (選管確定、無効89)

  ▽当日有権者数 1万8766人▽投票者数 1万2122人▽投票率 64・60%(前回82・39%)

           ◇

  西(にし)平(ひら) 良(よし)将(まさ)氏 養鶏会社役員、県農業信用基金協会理事(元)市長リコール委監事、市農業青年クラブ会長、学習塾講師▽九大農学部▽阿久根市▽阿久根市脇本

  ※ 現職(元)(前職を含む)経歴▽最終学歴▽出身地▽現住所


野党にビジョンなかった…世耕氏が勝因分析

2015-02-09 10:08:04 | 政治
 世耕弘成官房副長官は15日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、与党が圧勝した衆院選について、「安倍首相はアベノミクスという具体的な政策を示して戦った。それに対抗するビジョンが野党から出てこなかったのが大きい」と勝因を分析した。

  今後の政権運営については、「信任をいただいたことで、謙虚に丁寧に政策を進めることが非常に重要だ」と強調した。


第3極、議席伸ばせず…維新・次世代・生活

2015-02-09 10:08:04 | 政治
第3極、議席伸ばせず…維新・次世代・生活 維新の党、次世代の党、生活の党の「第3極」勢力は、議席を思うように伸ばせず、苦戦した。

  日本維新の会(維新の党の前身)が旋風を巻き起こした2012年の前回衆院選に比べると不振が目立った。

  維新の党は、橋下、江田両共同代表の「二枚看板」の発信力を生かし、無党派層への浸透を狙ったが、厳しい戦いとなった。橋下氏は14日夜、大阪市内での記者会見で「維新の党に対する信任がなかったということ。完敗です」と語った。

  維新の党は、次世代の党と分党後の日本維新の会と、みんなの党から分かれた結いの党が今年9月に合流して結党した。野党再編の必要性を唱え、民主党の一部などとの合流を目指していたが、今回の衆院選には間に合わず、準備不足のまま選挙戦に突入。与党の過半数割れを目標に掲げたが、選挙後の政権の枠組みを示すことはできず、有権者の期待感を高められなかった。

  橋下氏が一時、大阪市長を辞職して衆院選に出馬することを検討し、看板政策の大阪都構想の実現を優先させるとして結局見送ったことも、党内の士気に水を差した。

  民主党との競合を避けるため、小選挙区の候補者を一本化する調整も行ったが、互いに推薦は出さない消極的な協力にとどまり、効果は限定的だった。維新の党に一本化した選挙区で、橋下氏が民主党批判を展開し、民主党支持層の反発を招くなど、戦略のちぐはぐさも目立った。

  報道各社の情勢調査で苦戦が伝えられると、「身を切る改革」など政策中心の主張から、与党が圧倒的多数を占めることの弊害を訴える戦術に転換したが、支持は広がりを欠いた。

  次世代の党は、石原慎太郎最高顧問の知名度を頼りに、保守層を中心に支持を訴えた。自民党との政策の違いを明確に打ち出せるかどうかが焦点だったが、憲法改正や集団的自衛権行使の限定容認など、路線は安倍首相に近く、十分に差別化を図れなかった。石原氏が選挙期間中に引退を明言したことも、期待をしぼませる一因となった。

  生活の党は、小沢代表が前面に立ち、アベノミクス批判を展開した。しかし、選挙直前に前議員2人が民主党に移ったり、民主党との調整で新人が立候補を見送ったりし、守勢に回らざるを得なかった。第3極の草分け的存在だったみんなの党は、浅尾慶一郎氏と渡辺喜美氏の路線対立から、選挙直前に解党した。


「おわび行脚」小渕優子氏、地元密着で6選

2015-02-09 10:08:04 | 政治
「おわび行脚」小渕優子氏、地元密着で6選 群馬5区で、自民党の小渕優子氏が6選を決めた。

  関連政治団体の不適切な会計処理が発覚し、経済産業相辞任に追い込まれた小渕氏は、「みそぎ」の意味も持つ今回、全国を応援で回った前回衆院選から一転、徹底した地元密着の選挙戦を展開した。

  選挙カーで細かい路地にも入り、こまめな街頭演説を行って、一連の問題を謝罪する「おわび行脚」を繰り返した。

  野党の2新人は「政治とカネ」の問題を争点に、小渕氏への批判を繰り返したが、及ばなかった。