アンダンテ21事務局日記

島根県西部の益田圏域まちづくりグループ「NPO法人アンダンテ21」の活動日記です。

森-川-海のつながりを巡る~報告

2009年02月16日 | 事務局日記
去る2月11日に開催されたシンポジウム
「美しい森林づくり・しまね」
その、オプション企画として午前中に開催された
清流日本一高津川『森-川-海のつながりを巡る』
リバーツーリズムを報告します


午前9時に、会場であるグラントワをバスで出発し
アンダンテ21会員の佐々木氏によるガイドを聞きながら
まずは、匹見川までバスを走らせました

今回のルートは
匹見川→高津川漁協あゆ中間育成センター(横田)
→高津川河口→松林再生現場(中須)です

あゆ中間育成センターでは
アンダンテ21会員の田中氏による説明を聞きながら
施設内を見学させていただきました




平成15年より、天然遡上あゆを増やすため、
地場産あゆを捕獲して種苗生産に取り組んでいるそうです




それから、高津川の河口を通り中須の松林再生現場まで行きました



約2万本の松が松喰い虫に侵食されて
倒壊し、約2Km以上に亘って塩害が発生していた現場も
地域ボランティア、地域の有志、益田市等多くの理解と
協力で「植栽」事業を開始し
現在、12,000本の抵抗性松を植栽したそうです



それから、コチラの現場に蛤の漁師さんにお越しいただき
昔ながらの漁法について説明を聞きました



この漁具は、蛤ぼこと呼ばれ、これを使って、
砂に潜っている蛤を1個1個はさみ獲るという漁法だそうです

蛤は必ず川の流れ込む砂浜で獲れます
川は森からしみ出す栄養分を海へ届け、
蛤はその栄養分豊かな川水と海水が出会うことで発生する
プランクトンを食べて育ちます
蛤の存在は、ある意味日本中で失われつつある
森・川・海の水の循環を示すものなのですね



このリバーツーリズムで、私たちはまさに
森-川-海のつながりを見て回ることができ
とっても貴重な時間を過ごすことができました


午後からは、森づくりに取り組む県内のNPO法人3団体の
活動報告会が開催されましたので
その様子は、また後日報告します

お楽しみに(*^ー^)ノ











仕事始め

2009年02月13日 | いこいの家日記
2月も半ばになり、ようやく「いこいの家」が始動します。
あわせて、「いこいの家日記」のコーナーをつくってもらいました。
以後、ごひいきのほど、よろしくお願いします。



さて、めずらしくよく晴れた本日(12日)、
近々、宿泊のお客さんがおられるので、
思いっきり窓を開けて、部屋に掃除機をかけました。




暖かい風がカーテンをゆらして入ってくると、
部屋がみるみる生気をとりもどしていく感じです。
布団も干しました。
色とりどりが、目にまぶしい。





匹見にも春が少しずつ近づいています。
これから、どんどんいい季節になります。
行楽、イベント、合宿塔の拠点に、
いこいの家をぜひご活用ください!

お問い合わせ・ご予約は、アンダンテ21事務局までどうぞ。

田代

シンポジウム「美しい森林づくり・しまね」のご案内

2009年02月05日 | 事務局日記
来る2月11日(祝)にグラントワ(島根県益田市)にて
美しい森林づくり・しまね』と題してシンポジウムを開催します


★森づくりに取り組む島根県内NPO法人3団体が
 事例の報告を行います

会  場:グラントワ多目的ギャラリー
時  間:13:00~16:00
参 加 料:無料

①『げんこつ山プロジェクト環境教育プログラム3年間の軌跡』
 NPO法人緑と水の連絡会議

②『もりふれ倶楽部の活動紹介・土壌から考えた森の健康』
 国土防災技術株式会社
 NPO法人もりふれ倶楽部

③『どんぐりの森づくり・源流の森から』
 NPO法人アンダンテ21


★同日午前中開催の関連オプション企画
 清流日本一高津川を巡るバスツアー

時  間:9:00~12:00
集合場所:グラントワ(9:00)
行 き 先:匹見口→横田→河口→中須海岸
参 加 料:無料(事前申込が必要です お早めに)

※詳しくはコチラ

皆様のご参加をお待ちいたしております