この世日記 更年期女子の生き方思案

“中年女子”から“更年期女子”に昇格〜♪(笑) ・・・し、しかし・・・更年期で「女子」って・・・
・・♪~( ̄ε ̄;)

孤独の取り扱い 「スイート リトル ライズ」見た

2016-10-09 02:03:20 | 映画・DVD観た

今日は なーんもやる気が起きず

へやの隅に ほこりなんかも見えたけど 掃除もする気にならず

洗濯やお昼ごはんの支度はしたけど

晩ご飯は 私だけ食事会・・・ ならば 支度だけはしておいて出かけるのが妻の勤めなのかもしれないが

それもせず

 

 

昼過ぎ

ネット動画の映画見た

スイートリトルライズ

http://gyao.yahoo.co.jp/player/00012/v12411/v1000000000000012015/?second=0

江國香織原作の同名恋愛小説を映画化。誰から見ても理想の夫婦が、本当は孤独を抱え、それぞれ別の相手と恋を始めていく様を描きます。中谷美紀と大森南朋を主演

 

見終わって

心地よくない 居心地の悪さが残ってしまった

心をかき乱されちゃったのかな・・・・なんだろー?

 

 

 

この世って 孤独がベースだよな

“自分の世界”を知り得るのは 自分だけだし

同じ場にあって共感し合ったとしても それぞれの“世界”の共有はできないもんな


孤独をベースに 自己満足を展開してる世界

 

この世では逃れられない 孤独 を 

人は埋めたがるものなのだろうか・・・・

孤独感 って 取り扱い注意 だな

 

 

今、頭の中で流れているのは

福山雅治さんの『家族になろうよ』の中のフレーズ

 どれほど深く信じ合っても

 わからないこともあるでしょう

 その孤独と寄り添い生きることが

 愛するということかもしれないから


これ好きなフレーズ

 

 

映画で描かれてた夫婦は

夫は鍵をかけた部屋でゲームをし

妻は現実離れした感覚を生き

まさしく「別の世界」を生きていることを象徴している

別の世界を生きる不安定さや“孤独感”を埋めたくなっちゃったんだね

 

結局は

妻・るりこの「ただいま」のセリフから受ける印象では

別世界を生きているのだということを受け入れていくんだろうなって思った

その孤独を寄り添わせて夫婦やってくってことかな

孤独感の扱い方は変わるよね きっと・・・ 


私は

ベースに孤独があっても 安定してこの世を生きることはできると思ってる



この映画

めでたし ってことなのかもしれないけどね


私の心の なんだかもあもあしてるものは・・・・・

このところひと月ばかし 旦那さんとろくに口をきいていないのが引っかかってると思われ~(苦笑)

あたしが ヘソまげてる

「うん」と「ううん」と単語(ほぼ名詞のみ)しか言わない

 

「夫が メシ、フロ、ネル しか言わない」なんてのあったよね

それ まねっこしてみたくなったから(笑)


それでも まったく支障なく滞りなく日々過ごせてる・・・・

 

別世界を生きてる ってのは納得済みではあるが・・・・・

この映画見終わってのもあもあは

「おたく 寄り添いもないよね」って指摘されたようなー そんな気がしてるのかもしれないな

 

 

 


映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は12月公開

2016-09-22 00:24:11 | 映画・DVD観た

「君の名は。」を観に行った

 

「君の名は。」の本編が始まる前

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の公開予告が流れた

 

おおぉっ! 楽しみ~♪

原作 2年ほど前?に読んだ

2度読みしたやつ

2度目に読んだ時のほうが泣けたやつ


題名見て、「まぁ こんなオチかな」って推測しつつ読んで
 

結果、推測は大きく外れてないけど 

えっ!? なんとっ! そういうことかっ!! って・・・・途中「?」って思ったことも納得
推測しきれなかったオチというか仕掛けというか に「やられた感」あり(笑)だった

で 頭の中で思い出しながら 書かれていた出来事を振り返り整理して

「えーっと・・・・ あの時の彼女はこういう気持ちだったってこと? まじか・・・」とか「ううっ・・・せつないじゃん・・・」とか 読み終えてから頭の中が忙しかったっけ(笑)

だから 確認で すぐまた最初っから読んだ

胸が「きゅー」ってなる・・・ 1回目とは違う「きゅーっ」を味わったな


確か 最初に読んだ時は彼の気持ちに入り込んで 最後のほうでぼろぼろ泣けちゃったけど 2回目の読み直しの時は彼女の気持ちに入り込んでしょっぱなあたり(出会いのところ)からすでに泣き読み だったと思う

 


「君の名は」も「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」もファンタジーといえばファンタジー

楽しめる 面白い

こういう 時空が交錯する系は たぶん好き(笑) 中学生の頃から

そうそう 「時をかける少女」を読んだのが中学生の時だった
そんとき思ったんだよね この隣にいる友達が実は未来から時空を越えてやって来てて、記憶を操作されているとしても 私気づけないんだ・・・私の記憶ってほんとにほんとの実際のものなの?って(非現実に入り込めちゃう私!)

映画も見に行ったな 高校生になってからかな

 

 

“時” の刹那さや “記憶”というものの不可解さ不確実さ

こうしてさもあたりまえに流れている“時間”の感覚は 実はそんな確かなものじゃないかもしれないっていう“現実”への疑い

わたしの中のこんなのが 刺激されるんだわ きっと~

 

あ、それに

「君の名は」も「ぼくは明日、・・・」も 時空交錯系って2回は楽しめるよねー(笑)

ひと作品で2度楽しい! お得かも~♪(笑)

 

↑ まだ あった~ もいっかい読もうかな~

 

 

 

 


ドキュメンタリー映画「日本と原発」見た

2015-04-19 23:59:59 | 映画・DVD観た

ドキュメンタリー映画「日本と原発」 見てきたー

 
「伊方原発」運転差し止め訴訟(松山地裁)の法廷で一部上映された映画で 全国の原発訴訟において裁判所に提出されているもの 
 
感情に走らず 有識者の話は分りやすく 

でっち上げなく 冷静な判断を求める姿勢で作られている印象だったな 


映画なので 引き込まれるように 映像テクニックは入れてるよなとは思った 

例えば

ブルーシートが掛けられたフレコンバック(黒い袋の除染作業で出た放射性廃棄物をいれたやつ)が ずぃーーーっと並べてあって その上に青空が広がってて・・・・

ってな映像が ポンッと安倍総理の演説(オリンピック委員会総会でのプレゼンかな)の映像 に切り替わるところ とかね 
 

安倍総理 “今、福島では 青 空 の 下 子 ど も た ち が 元 気 に サ ッ カ ー を し て い ま す ・・・・(中略)・・・・子どもたちの安全と未来に責任を持ちます” ってな演説 
 

あきれ笑いかな 会場内がクスクスしたよ 
 


映画の内容は 2時間15分盛りだくさんで 間違ったこと書くといけないからあんまり書けないけど 

国富流出3.6兆円って言うけど 実はね・・・の話、

技術は失敗改善で向上していくというのはさー 原発に関しては取り返しがつかない結果を招くから 当てはめらんないよーって話、

原発での自己完結型エネルギー開発 もう無理って話、

シビヤアクシデント対策 先送りしちゃってさ の話、

原子力ムラの話、

廃墟になったプリピャチの話、

震災直後 助けを求めてる人がまだ生きてるはずで翌朝助けに行くつもりだったのに、避難命令で入れず 一ヶ月後・・・・の話 これキツかったな 私・・・

飯舘村の話、

原発コスト青天井の話、

「安全基準」って言ってたのが「規制基準」になってるしー 落ち度あるしーって話、

裁判官も原子力シロウトでさ って話・・・・・あ、これは 映画の後の講演会で出た話だっけ?


その他 あれこれ・・・・・ 
 


私は わりと興味を持って ネットであちこち読んだりしてたから なんとなーく知っていることがけっこうあったけど 

福島のこと 応援したいと思うなら・・・・心を寄せたいと思うなら 見るといいよ  

この地震大国で暮らしたいなら見とくといいよ 

って思う  
 


経団連さんや政治家さんたちの立場や考え方や都合や欲も分ってあげたいとは思うけど・・・・・・そろそろ 電力事業絡みの経済体系のテコ入れどきなんじゃない?