うまそう家の休日~八ヶ岳の麓から~

八ヶ岳に別荘を建ててしまった東京在住の夫婦の記録

火の用心

2014-03-25 | うまそう家にて
3月23日の様子です。



日当たりの良い我が「うまそう家」の庭は、2月の大雪もほとんど溶けました。手前の花壇っぽいコーナーに植えたチューリップらしき芽も出ていましたよ。この後、鹿に食べられなければ良いのですが。


それはそうと、私がお風呂場で洗濯をしていると、何やら誰かが誰かを呼んでいる声が聞こえました。天気も良いのでお風呂場の天窓を開けていたため、その声と、薪か何かが燃えるような匂いも。

はて、お隣さんが薪ストーブを焚いているのかな、それにしてはいつもと違うような。

洗濯も一段落したので階下に下りてみると、庭の芝生が燃えているではないですか!




慌てて外に出ると、服を泥だらけにしてホースを持った夫が「水! バケツ! 鍋でも良いから!」と、いつになく慌てている様子。

しばらくすると、お隣さんやお向かいさんも「どうしたの?」「野焼き?」とやってきて、みんなで消火活動を手伝ってくれました。




夫の話しによれば、雑草をバーナーで燃やそうとしたところ、芝生に火が燃え移ってあっという間に広がったとのこと。急いでホースを水栓につないだけれど、ホースの中が凍っていて水が出なかったとのこと。

いやはや、家や隣家に燃え移らなくて良かったですし、踏んで消そうとした夫が火だるまにならなくて何よりでした。

でも芝生は半分くらい焦げてしまいましたね。これ、春の野焼きって言うんでしたっけ。




ちょうどこの日は、頼んでおいたラグが届いたのでした。夏になったら、こんな風に青々とした芝生が蘇ると良いですね。




これからは、火を使う際には水をすぐ傍に置くようにしないとね。







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1ヶ月ぶりの八ヶ岳

2014-03-18 | うまそう家にて
3月15日の様子です。



100年ぶりとも観測史上初とも言われたあの大雪のあと、約1ヶ月ぶりに「うまそう家」を訪れました。

薪ストーブの煙突が曲がっていることも、屋根が雪の重みで潰れていることも、1階の窓が雪で押しつぶされて割れていることもなく、ひとまず家が無事で安心いたしました。


それどころか、



縁側のそばに植えたチューリップやクロッカスの芽が出ていたのには本当に感動しました。この上に1メートル数十センチの雪が積もっていたのですよね。自然ってすごい。




しかし、被害も少しはありました。

コデマリやアベリア、ブルーベリーの枝はあちこちで折れ、それまでは食べられることのなかったドウダンツツジの芽も、鹿か何かに食べられていました。菜園の支柱も折れたり、ビニールも破れていました。

まぁ、農家の方の被害に比べたら、大したことはないんでしょうけどね。




今回の滞在では、夫の仕事仲間たちが遊びに来てくれました。チワワのヨボも大歓迎(?)です。




夫達がスキー場へ出かけたあと、ヨボは2階のテラスで日向ぼっこ。





私は仕事をしたりピラティスをしたり。




夜はみんなでパブに出かけました。ちょうど、セントパトリックスデーのイベントをやっていて、みんなで「センパト」グッズを身に付けて楽しみました。ヨボはちょっと迷惑そうでしたけれど。


スーパーやコンビニで馴染みの人たちに偶然会ったり、「うまそう家」の周りの人達に会ったとき、あの雪のときの話を訊ね合いました。災害の時に気遣う人が居るというのは、なんというか、お互い支えになっているのかなぁ、と思いました。

私たちも、週末利用ではありますが、今回の大雪は、災害時の備えについて改めて考えるきっかけになりました。

田舎で暮らすというのは、思っていた以上にのんびりできないものですね(笑)






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