秋分の日も過ぎて、
今朝は秋晴れの空でした
やっと秋らしい気候🍂 に なったかなぁ
…と、なると思い出す
和歌と、現代の曲とが あるのですが…
まず 万葉集の中の 額田王の歌から
万葉集 第1巻 16番歌/作者・原文・時代・歌・訳 | 万葉集ナビ
こちらの現代語訳が、わかりやすい
↓ 《がんばれ凡人! の 古典に親しむ》より↓
冬こもり 春さり来れば 鳴かざりし 鳥も来(き)鳴きぬ 咲かざりし 花も咲けれど 山を茂(し)み 入りても取らず 草深み 取りても見ず
秋山の 木の葉を見ては 黄葉(もみち)をば 取りてぞ偲(しの)ふ 青きをば 置きてぞ嘆く そこし恨めし 秋山ぞわれは |
【意味】
春がやってくると、
冬の間鳴かなかった鳥もやって来て鳴きます。
咲かなかった花も咲いていますが、
山の木々が茂っているので分け入って花を手に取ることもできず、
草が深いので折り取って見ることもできません。
一方、
秋山の木の葉を見ると、
紅葉したのを取って美しいと思い、
まだ青いのはそのままにして紅葉を心待ちにして嘆息します。
その点こそが残念ですが、
秋の山のほうが優れていると私は思います。
〜〜〜 以上、抜粋させていただきました 〜〜〜
1,300年、以上も昔に詠まれた和歌だけど、
この季節を感じる感性が、私も好きで
秋 と言うと いちばんに思い出される和歌なのです。
(追記:こちらも更新しました↓)
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…こちらは
《歌詞という言葉》のない、
メロディだけの曲ですが、
聴いていると、
なんとなく
何か言葉で語りかけられている感じがしてしまう
不思議だけど大好きな曲です………
日本語での曲名が、
確か… 『秋の ささやき』…だったと思う…
A Comme Amour - Richard Clayderman (Official Video)