(散歩) (鉄道博物館) (willゲーム)
「洗脳原論」
苫米地 英人著 (脳機能学者)
という怪しげなタイトルの 本をちょっと開いた・・・事がある。
不安と焦燥の中で生きる人間の、心を、精神を操作する影…のような物。
オウム真理教等を例に挙げてあったが、脱会を防ぐために、グルへの寄与を信者の精神に埋め込む物を(アンカー)という。洗脳とは・・・・云々そんな感じの本であったと思う私は中学受験塾も、そのアンカーを打ち込むようなものでは無かろうか?と孫の受験を介してそう思った。
「公立教育はもはや教育ではない」
「一流中学イクオール一流大学の合格への道だ」
「中学受験塾についていけない人に未来はない」
「学歴がないと、いい暮らしができない」
日常茶飯事、子供の脳にこのようなアンカーを打ち込む進学塾
夏休み、これを打ち込まれていた孫は、塾のトップの座を抜かれただけで
行き場を失くし、挫折感焦燥感に苛まれ家を出た。プチ家出 アンカーのせいか
それを何とか解くように心がけ、それから立ち直りモリモリと
成績を盛り返すも・・・・!
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毎回の偏差値で、塾からもOK のサインが出ていたのに第1志望校を失敗・・・
その夜、娘から・・・
「ワンワン一晩中泣くの。誰しも合格OKと思っていたでしょう・・!
父と子で、抱き合って泣くの・パパもあれだけ頑張っていたのに、可哀相と
言って。。。」
「運」なんて無い 「運」の所為にする人は努力が足りない人だと、 今まで
思っていたが、今日「運」ってあるんだなぁって・・・!
つくづく感じている!とパパは言いながら・・・
娘は「お母さん・・・!今夜は父子を慰めようがない。私も泣きたいのに。
妹は!ベットに入り、眠いと言い、出てこないの!
多分同情して一緒に泣いていたと思うのよ!
兄弟喧嘩よくするのにね・・・・」って 娘から電話が来た。
結局、滑り止めに受けていた中学へ進学・・・!
私は順風満帆よりも、挫折感も、今の彼には良い人生勉強かな・・・と
私も期待掛けていただけに、負け惜しみではあるが、、神様が、
そうして下さったものだと思う と・・・! 落ち着きました。
受験から開放され おばぁちゃんの所へ遊びに行きたいという・・・・・!
大きなリックを背負って、孫がひとりで やってまいりました。
一週間私の家で過ごし帰っていきました。
「鉄道博物館」 「willゲーム」 「ハイキング」 「温泉へ」
【いち抜けて一目散に走り行き機関車に触れる顔は少年】
【へとへとに受験に賭けた少年の寝顔を撫ぜん・今旅の宿】
この間、私も小6の子供となって楽しい時間を過ごしました。
芯の強い子で、負けず嫌いです。
この子の人生を良しにつけ、悪しきにつけワクワクして
見届けたい思いです。
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