<あなたへの手紙…!>

加齢と比例し記憶は薄れ身体能力は欠ける日々
模索しながら、頑張って登る八十路坂その生活を備忘録を
ここに綴ります!

チョコレート 

2007年02月12日 | 日記
            

     バレンタインデーにちなんでカントリードール
     「ボブ君とサリーちゃん」を作りました。<身長40㎝>

〇〇cornerの店頭で生チョコ入りの箱2個を買うのに、年齢的にちょっと
勇気がいる。一つは夫。

あとの一つは、本命チョコ いやっ! 義理チョコ いやっ! では何だろう。
一つを手元に持って考えた。ぴったりなのは 慰みチョコ! 
絵の仲間に渡すのである。

その人はクラブの中で一番の高齢者。最愛の奥様を一年前に亡くされた。

お教室では、私の席を確保して、絵の具の色出しが
うまくいかない時、いつも教えてくれる。

奥様存命の時、梅が実ったから取りにおいでと招待された。
高齢の彼は必死で3本の梅の高木に登り棒で梅を落としてくれる。
トタン屋根にあたりコツンコロコロと転がる。
其の時のご夫妻の円満な笑顔が忘れられない。

【病妻は潤ひて光る梅の実の転がりゆくを笑いつつ見てをり】

妻に先立たれた彼は、ひとり住まいとなり毎日の食事は
「デパ地下のお弁当 昼に買った半分を夜にも食す」という。
そして淋しいとこぼす!

 そっと優しさをあげたくなった!


【こっそりとバレンタインデーに渡したき
              秘めし心の許される日かな】

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