ちょっと真面目な話。
ダージリンに向かう途中、道沿いに
We want GORKHALAND
などと書かれているのが、ちょくちょく見られました。
やたらと見かけるので、独立したいのかなぁと話してたんですが、
帰ってからちょっと調べてみたら、GORKHA(GURKHA)っていうのが、
ネパール語を話す民族でグルカ族と言われる人達のことらしく、
グルカ族の住むダージリン周辺の地域が独立した州を作る動きがあるようです。
この緑・白・黄色の3色も、インドの国旗の色と微妙に違うと思ってたら、
GORKHALANDの独自のものみたいです。
ダージリンは西ベンガル州に属しているんですが、
州の範囲的にも、おまけみたいにくっついていて、
お茶の生産で得たお金を税金でもってくわりに、
道路の整備などもされずにほったらかし。
そういうところで不満もあるし、民族も違うことから、
独立を望んでいるようで。
今は暴力的なことはたぶんおさまってるんだと思いますが、
昔は血が流れたこともあったみたい。
つい昨日も、新聞にマオイストによってインドの警官が75人も
虐殺されたってニュースが出ていて。
マオイスト(Maoist)っていうのは、毛沢東主義(?)の
要は共産主義の過激派のことらしい。
(こういうこと、疎いので、詳しいことも、言葉も
説明できるほどわかりません。。)
このマオイストはインドのいろんなところでゲリラ活動してるみたいだけど、
やっぱり根底には貧困の問題があるようです。
(実はGORKHALANDの独立運動にも、マオイスト、関わってるっぽいです。)
パキスタンとの関係もそうだし、
本当に争いごとがたくさんあるなぁと改めて認識したので
いつもと趣向を変えて(笑)、書いてみました。
インドって広くて、いろんな宗教・民族・言語・文化があるし、
カーストがあったり、貧困があったり、
他の国とも陸続きだから、そりゃ問題があって当たり前。
とも、言えるんだけど。
海に囲まれて(守られて?)超平和な日本にうまれ、
学校で習ったにしろ、結局"戦争を知らない子供たち"な私には、
なんていうか、実感のわきにくいことで。
って、書いておいて、ここであんまり真剣に語りたくないので・・・
なんだかなぁ。。by阿藤快
ということで、おわり
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うんうん、なんだかねぇ・・・だね。
それにしてもダージリンの写真、見てるだけで涼しいわぁ。
ありがとう~。
なんだかねぇ、ほんとに。。
ダージリン、涼しかったよぉ。
あーもう暑いのいや。
またどっか逃避したひ。
あった話なんですが・・・。
私、父が被爆をしてるんです。一応、被爆二世なんですが
癌とかの影響を質問した所。
ドクターは「君は直接被爆をしてないんだから大丈夫でしょ」と。
当時の人達が今も苦しんでいる事を知らなかったんですが、
「へぇ~」でした。
私もそうですが、直接関係がなければこんなにも温度差が
あるんだなぁと実感したもんです。
難しい問題ですよねぇ。
当事者の気持ちもわからず、
外から中途半端にやいやい言うのも、
あんまり良くない気がします。