阿見AC日記

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コロナで8割が活動停止 地域スポーツクラブ の記事 思うこと

2020年05月16日 | 楠康夫 理事長
なかなか、この話題が表立って出てこなかってので、心配していました。
やはりそうなんですか・・・・そうでは無いかとは思っていましたが・・・思った以上に深刻ですね。

以下5月14日の日本経済新聞の記事です
「コロナで8割が活動停止 地域スポーツクラブ 」
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、子どもから高齢者まで全国に広がる地域のスポーツを下支えしてきた「総合型地域スポーツクラブ」の多くが活動中止に追い込まれ、苦境にあることが判明した。
日本スポーツクラブ協会が4月前半に実施した調査結果で、全活動もしくは大半の活動を中止しているクラブが86%を占めた。関係者は「地域スポーツの崩壊が現実味を帯びている」と危機感をにじませている。
同協会が全国のクラブを対象に実施したアンケートには243のクラブが回答。101万円以上の損失が出ているクラブが36%で、そのうち501万円以上という答えは6%だった。今後のクラブ経営継続について「規模を縮小する」は11%、「再開見込みは立っていない」との回答は24%もあった。
総合型クラブは地域住民のスポーツ参画を目的に、それぞれのレベルに合わせたプログラムを提供できるよう1995年に文部省(現文部科学省)が推進施策を始め、スポーツ庁によると全国に3600以上ある。
大半が学校や自治体の体育館などを拠点に活動するが、政府からの要請で全国の大半の小中高校と特別支援学校などが3月2日から一斉休校に踏み切ったことで、活動場所を失った。
同協会は追加の調査を予定しており、野川春夫理事長は「今回のアンケートよりも今の状況はさらに悪化している。クラブがなくなれば、地域によってスポーツ格差が起こり、高齢者の健康にも直結するだけに早急な対策が必要だ」と警鐘を鳴らした。
東京都大田区のクラブ「ピボットフット」は地元の小中高などの施設を利用してバスケットボールやテニス、チアリーディングなど40の教室を開き、600人の会員がいる。3月以降、活動中止で毎月約300万円の月謝収入がゼロとなった。
5月から会員向けにオンライン授業も始めたが収益はわずか。中小事業者向けの給付金や銀行の融資などで苦境を乗り切りたい考えだが、桑田健秀理事長は「感染拡大の第2波などを考慮すると、最悪年内は再開できないかもしれない。そうなれば運営は非常に厳しい」と訴えている。〔共同〕

以下は、私が思う事です
2011年の東日本大震災の時にも、活動が出来なくなりました。
スポーツ施設は避難場所になり、生活の場所になるものと、
学校の部活動も中止となり、スポーツと言うのは平和の時にやるものなのかな???
そんな話をする人もいます。
今回の新型コロナウイルスの影響も、更に大変なことになりました。
NPO法人阿見アスリートクラブをやってきて、私は、思うのです。
「スポーツの源は健康なんですね。」
元気になるためには身体を動かすこと、よく言われることですよね。
私も年を取ったのかもしれませんが、
体力を鍛える! 仲間と触れ合う、生きる力を磨くのがスポーツだと思い出しました。
人々の生きがいを作る為に作り上げてきた日本の総合型地域スポーツクラブではないでしょうか?
当クラブはTOTO上では総合型になっていますが、行政上は総合型とは認定こそしてもらえていませんが、NPO法人阿見アスリートクラブとして、陸上競技を中心とした多世代交流型として16年目を走っています。その誇りと気持ちは総合型の精神に準じているつもりです。

スポーツは、①ビジネスだけでも、②勝負にこだわるだけでもありません。
③命を守る、健康を維持する大切な手段なのです。
①②③があってのことではありますが、今は、③なんでしょうね。
そう思ったら、どんな時でも、そのことをやると決めたら、やり続けたいものですね。
小生は、微力ですが、工夫をして、活動休止はせず、只々活動をやり続けています。



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