阿見AC日記

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福島県から

2012年09月06日 | 楠康夫 理事長
昨年、東日本大震災から起きた福島第一原子力発電所の大事故

阿見町で避難生活を送り、福島にお帰りになった皆さんが、作日、顔を見せてくれました。

今回は、南相馬市のTさん 浪江町のFさん ご夫人同士で来られたのこと

阿見町・土浦市で避難生活を送った時に、知り合いになった皆さんも多く、そこに挨拶をしながら、忙しく3泊4日で過ごされて帰るとのことですが、とても楽しそうに気分転換されているようでした。


お話をすると、南相馬市のTさんは、原発から15km、4月から家にはいけるので、時々、掃除がてら行くそうですが、

電気は通っていますが、水道、ガスは普及しておらず、生活することはできず、宿泊は駄目とのこと。

あと、生活するには、2~3年は難しいのではないのかなと言っていました。


浪江町のFさん、原発から4km、私たちがテレビや新聞で時々見る、あの光景が目の前に家があったそうですが、20~30年は帰れないでしょと・・・

お二人が言っていましたが、若い世代は、もう帰ってこないと決断をしている人も多いとのこと、帰ってくるのは60歳以上の人ばかり、年寄りばかりの街になってしまってと・・・

休業補償、東電の生活費支給などもあり、生活は何とかできるのですが・・・

とにかく若い人がグーンと少ないくなっているので、活気がなくなってきているとのことです。


原発周辺の街は、将来に向かっての希望を持てない、工場の計画などいくつかの計画はあるそうですが、人が帰ってこなければ、成り立っていかないと・・・


それは、それは、明るく話されますが、現状は、大変なことが進んで行っているようです。

大震災から1年半、消費税、衆議院解散総選挙、原発の再稼働など、何やってんのかな????

問題点をすり替えないで、真正面から取り組んでほしいと思います。

国や地域の行政の皆さんの中には、この震災の件で大変頑張っている方が、たくさんいると思います。

ボランテイア、NPOなどの皆さんでも、日々、頑張っている人も多い思います。

そいう人が、やりやすく、素早く動けるように、日の目の見る活動になり、その地域が復興に希望の持てるしっかりした政策が打ち出されることを節に願います。

そんなお二人からの話から感じますね。

ご主人、ご家族もお元気そうなので、少し、ホッとしました。


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