阿見AC日記

阿見アスリートクラブで起こった出来事、試合速報、お知らせ、などなど

東日本大震災 1年が経過しましたが

2012年03月11日 | 楠康夫 理事長
 3月11日の合同慰霊祭に、浪江町から避難されているFさんも出席するとのことで、

 福島に戻られています。

 あれから1年、もっと急ピッチに物事が進むのかとも思いましたが・・・

 日本政府、管政権から、野田政権へ、変わりましたが・・・

 テレビでは、1年経っての特集を各局で行っています。

 進んでいないのですね。

 仮設住宅での問題も浮き彫りになってきました。

 そうなることは、ある程度わかっていたはずなのに・・・

 進みが悪い。

 関係している方はやるせないでしょうね。

 
 また、福島第一原子力発電所の大事故からおきた放射線の問題

 これも大変な問題である。

 町に若い人が戻ってこない。

 戻りたくても、戻れない。

 諦める。

 皆さん、お辛いでしょうね。

 でも、何とか前に進もうとしている。


 私も、このことには、震災1週間後からズーと関わっていますので、いつも気にしています。

 そして、3家族の皆さんと避難所『まほろば』で共同生活のボランテイア活動を支えました。

 それから、2家族の皆さんが借り上げアパート生活にうつりました。


 南相馬市小高区から避難されていたTさんは、9月に同市の鹿島区の仮設住宅に戻られて生活されています。

 時々、連絡を取っていますが・・・・

 頑張っていらっしゃいますが、

 息子さんの家族とは別々です。

 なかなか、福島には、戻れないだろうなと・・・

 
 浪江町のFさんもご主人が仕事の関係で先に福島に戻り、奥さんは、こちらでヘルパー2級の資格を取り、4月には福島に戻ることになりました。向こうで介護関係の仕事を少しでも手伝おうとお考えのようです。

 何とか、2人で、進んでいこうとされています。


 そんなことが、痛いほど伝わってくるので・・・

 でも、皆さん、私と話すときは、明るく話してくれるので・・・

 
 テレビで放送される事が、実に重く感じます。

 私にできることは、何だろう。

 1年前に信じたことは、阿見アスリートクラブの活動が皆さんを元気にする。

 そう言い聞かせて、やってきました。

 そして、各世代の実績、活動が感動を呼び起こすことによって、あらゆる世代の皆さんに伝えることができれば・・・

 クラブの元気が、勇気を、希望を、夢を、生き甲斐を少しでもお手伝いできればそう思っています。


 今日の午後の練習会、PM2時46分に、皆で、黙祷をしようと思います。 

 

 


 

 

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