阿見AC日記

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陸上競技のスポーツビジネス

2019年03月02日 | 楠康夫 理事長
昨日は、東京へ行き営業をしてきました。
その話の中で、どうして陸上競技はビジネスが発展しないんでしょうね・・・
そんな話に

プロ野球 サッカーJリーグに試合興行収入を中心にスポーツビジネスが成り立っています。
1億円プレーヤーもたくさん出ています。もちろん、多くの中のほんの一部でしょうが
皆の夢、憧れになっていると思います。
日本では、川渕チェアマンが作り上げたサッカーのJリーグは、そういった意味でも凄いですね。
実業団チームを中心にやっていた時代に、日本のサッカーがここまで華やかになるとは思いませんでした。

ある意味、陸上競技も男女の実業団が長距離・駅伝・マラソンを中心に成り立っています。
もう長いですよね半世紀以上の歴史を刻んで・・・
プロ選手 プロスポーツとなるとちょっと違い、アマチュア、サブプロとか中途半端になるんでしょうね。
40年前にさかのぼり、私の時代なら選手としての企業の雇用は嬉しかったですかね。給料、引退後の終身雇用、魅力ありましたね。
しかし、今は、時代が、周りが、大きく変わっていますから、どうなんでしょうか?

陸上競技は、日本選手権並みの試合を50~100試合できるかというとできないですね。
従って興行収入という面では試合数をそんなにこなせない。
また、アマチュア、国体、実業団などの試合は入場料はなく。ただです。
怖いのは、そんなことは当たり前と思い、やっていることです。
問題意識を本気では思っていない。
それでは、陸上競技としてのスポーツビジネスは発展しづらいですね。
どうしても学校に頼り、先生に頼る、試合。
日本の陸上競技の構造的なものがそうさせています。
それが当たり前ですから、問題意識が発展しずらいですね。

私は、私なりに、そんな諸問題も考え、28歳で現役を去ってからは陸上競技から足を洗いました。
親から兄からいわれ続けた、陸上競技では飯を食えない。だから、仕事を覚えサラリーマンを全うしようと思いました。

しかし、2000年1月に長男の康平、二男の康成を中心に11名の子供たちにかけっこを教えた時に
これ、ひょっとしたら陸上競技で飯を食える仕組みが作れるかもしれない。
そう思いました。
それから20年目の節目の年を走っています。

昨日は、そんな話をしながら、陸上競技のスポーツクラブが発信するスポーツビジネスを着々と進めていくことを話し合いました。

私の今の夢は、阿見アスリートクラブから発信するスポーツビジネスをいかに作り、トップ選手の仕事、社員の仕事を作りある程度満足のする収入。若い人たちが頼ってくれる。子供たちの憧れになるような存在の仕組みができる。そんなことに力を注いでいます。







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