阿見AC日記

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駅伝のアクシデント 

2018年10月23日 | 楠康夫 理事長
駅伝では、時にしてアクシデントがあるもの

日曜日の女子全日本実業団駅伝の予選会プリンセス駅伝で起きた
2つのアクシデント 皆さんご存知かと思いますが
選手は駅伝で走っている時、体調の変化等があるとタスキをつなぐことで、ただただ、無意識なうちに死に物狂いで走ろうとします。その時、自分で判断することが難しくなる精神状態になる。自分で責任を感じ追い込んでしまい、自分で辞めることの判断が鈍ってしまうもです。

そこを判断するのは、そこにいる周りの人たちです。

審判、監督、コーチです。

皆さん、駅伝というのは異常な精神が出るものなのです。
チームの事、ここまでの思いというのは、選手には大きなプレッシャーになるもの
また、気候にも左右されます。
意外と怖いのは、オーバーペースでとばすこと等
これが、プラスになる時もありますが
マイナスになる時も・・・・・その時が、もう大変ですね。

いつの日か、駅伝の風物詩、伴走車は交通規制の問題やマラソンの強化のためには助力はしない方がいいなどということもあり、段々なくなりました。箱根駅伝は試行錯誤して今の形になっています。
私などは、高校時代、大学駅伝の伴走車自衛隊のジープに憧れたものでした。
初めて、大学1年生の能登駅伝でその舞台に立った時は、夢を見ている感じでした。
そのジープの光景は、今でも私の頭の中にしっかりと残っています。

そして、東日本でも、全日本実業団の駅伝でも、自家用車にマイクをつけて監督者、コーチが乗り伴走していました。

そこで、伴走車からかかる監督、コーチの声には、励まされたものでした。

私がヤクルト時代、8月の十和田八幡平駅伝2区で脱水症状を起こしフラフラになった時に
伴走車の安田監督からコントロールされ無事タスキを渡せました。
あの時、伴走車がいなかったら、倒れていたか、止まってしまったと思います。
もちろん、自分での判断は、タスキを渡す、ただそれだけだったと思います。
辞める気持ちはさらさらありませんでした。

改めて、今回のようなアクシデントは、近くにいる指導者が声を賭けるのが一番であり、レースを辞めるにせよ、ペースを落すにせよ、選手本人も素直に聞けるものだと思います。

どんなスポーツでも監督、コーチは声を賭けられる位置にいるものです。

しかし、マラソンも、ロードレースも難しいものですが、ある意味、個人種目、本人判断で済むものですが・・・

駅伝は、母校、会社、チームという組織の為に、どうしても次の走者にタスキを渡すことが一番ですから、精神状態は結構異常な感じでもあります。


ここからは、私のかって意見です。
よって、私の考えは、駅伝は
昔のように伴走車を1チームごとに付けた方がいいですね。
いろいろ諸事情はあるかと思いますが、
検討してほしいですね~~

できれば、自衛隊のジープ、チームの旗を掲げて騎馬隊のような格好で応援するシーン
ただ、乗っている人たちは、寒いいです。
私も1回だけ、箱根駅伝の伴走車に駒沢大学を卒業したヤクルト1年目に往路に乗りました。
とにかく着込んで乗りました。が・・・・

今の時代は、自衛隊、警察、行政、マスコミ、企業、それぞれ、難しんでしょうね。
簡単には、行かないでしょうね・・・・



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