阿見AC日記

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駅伝での外国人選手 

2011年12月27日 | 楠康夫 理事長
 駅伝の外国選手について

 先日行われた、高校駅伝の世羅高校(男子)と豊川高校(女子)の優勝に外国人選手が出場していたので、果たして、高校生として勝負にこだわる助っ人のような形では、それでいいのだろうか?学校では留学生制度もあるし、それを活用しているのだが・・・

 高校生には、どうかなと思う。大学、実業団ならまだしも、高校はなあ~~

 等とラジオでスポーツ評論家が話していました。

 確かに、チャールズ・デイランゴの走りは、凄かったと思います。実業団駅伝のインターナショナル区間で走っても戦える走りでしょうから・・・

 インターハイのとき、初めて5000mの走りを見ましたが、スタートして400mを62秒で2000mを5分10秒少しで走り、そこから休みまたラストを頑張る、13分40秒99で優勝しました。

 誰もついていけませんでした。

 こういうレース展開は、実業団陸上の外人のレース運びと同じです。

 日本人の感覚では、1500mのような5000mを走る感じではないでしょうか?

 彼らは、すでに高校生の段階から速く走る能力を発揮しています。

 62秒で5000mを走ったら12分55秒

 世界記録は、60秒5 12分37秒

 そんなイメージが、すでにあるんですね。彼らには・・・

 じゃあ、日本人はどうしていくか・・・

 
 確かに、勝つためもあるかもしれませんが、

 せっかく、外人が日本に来る環境があるのならば、

 しっかり、研究をして、何故強いのか? を肌で知ることが出来るのならば・・・

 きっと、対応策が分かるのではないかと思う。

 勝負としては、つまらなくなるが・・・

 指導に於いては、手本がいることは、教えやすいように思えます。

 外人と日本人を分けてやれば、その成果は、低く抑えられるが、

 共に練習することで、特に世界を目指す人に於いては、得るものは大きいと信じています。

 高校駅伝を勝つために考えるか、将来を見据えた強化になるのか?が、大切になるのではないでしょうか?

 ヤクルトのダニエル・ジェンガが、私によく言うのは、息子どうしてる、ケニアに行こう、日本人は外人を怖がりすぎる。だから、ケニアに行って生活して慣れれば大丈夫、だから、ケニアに行こうと・・・

 外人コンプレックスをなくすのも、大切なように思えます。

 ダニエルもそういっています。

 小森コーポレーションのダビリも夏の北海道の合宿の時に、康成に福岡国際マラソンで優勝したら、ケニアで合宿しようといっていたとの事、12月本番で優勝した時に、俺、ケニアに連れて行かれるなんていってたくらいです。

 ここでも、何気に彼らが言っていますが、もっと研究したらと、いっているように感じます。若者は、チャレンジ、チャレンジ、チャレンジ・・・・

 日本長距離陣の復活のためにも!

 

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