子宮内膜症闘病日誌

子宮内膜症(チョコレートのう腫)の闘病記録とともに自分なりに健康と向き合うためのBlog

腎盂撮影(レントゲン)行ってきました

2006年01月20日 | 日々の健康記録
今回は婦人科ではありません

今日は泌尿器科での「腎盂撮影(レントゲン)」でした。
朝食を抜き(お茶程度は可)腹ペコ状態で、通いなれた総合病院へ。

診察券を機械に通し、受付。
思わず"産婦人科"を押しそうになってしまう

同時に耳鼻咽喉科の初診受付も行ってから、婦人科の受付の看護師さんに例の件を聞きにいく。

例の件・・・術後の下腹部の鈍痛←しつこい。だって気になるんだから仕方が無い・・

いや、オペが悪かったから、なんて思っている、とかそういうことではないのですよ


本当は先生に直接聞いたほうがいいのだろうけれど、それだけのために診察するのもねぇ・・・

看護師さんが確認してくれました。
看護師さん「ある程度、手術したあとはどうしても周りの内臓との癒着が起こるために、違和感がありますし、半年とか人によっては何年も、傷がひきつれたりするんですよ。私なんて十代のころの盲腸の傷が未だにつれることありますよ」

傷ではなく中なんですが、まぁ、そうか・・癒着か・・

とりあえず納得し、
泌尿器科窓口で診察券出してまた受付。
指示通り、違うフロアで尿検査をして、放射線科で受付をし、待つ・・・待つ・・・

名前が呼ばれ中に入り、検査着にお着替え。
これもまた着慣れた感じ・・デジャヴ・・・あ、術前検査でここ来たっけ

というか、こんなにレントゲンばかり撮って大丈夫か、ワタシ・・・3月にも人間ドックやります・・・

まず1枚(ぱちり)
次に「造影剤」を点滴する。
10分後に1枚(ぱちり)
さらに10分後に1枚(ぱちり)

そしてレントゲン技師さんに「では尿をだしてきてください」

(・_・) エ?さっき出したので・・でないよ・・・

頑張ってだす

造影剤を点滴で入れたので、膀胱に尿がたまっていてはいけないのだそうです。
とにかく、膀胱がカラッポになればいいのです。

で、最後にもう1枚(ぱちり)

全部で4枚か・・・(た・・高いんだろうな・・)

検査だけで30分は要する。


泌尿器科の待合室でまた待つ・・・
結果を聞きに診察室へ。

泌尿器科のH先生「こんにちは

おや?今日はなんだか優しそうだぞ。
↑先週は「なんでわざわざ来たの系」な雰囲気だった(爆)

レントゲンを並べて、
H先生「まず、尿路系統には特に目立った所見はないですねぇ。ただ、ココね(ちょうど子宮と膀胱あたりを指して)影がね、これモヤモヤっとしているでしょ・・・あ、でも影といっても悪いものではないんですけれどね、婦人科で手術をしましたでしょう、やはり癒着を起こしているので、膀胱を圧迫しているんですね。手術が悪かったとか、そういうことではないですよ。これは手術をした以上は癒着があるのはやむを得ないですから。
今後も、健康診断の尿検査などで指摘を受けることもあると思いますがね、気になる程度の反応ではありません。ただね、やっぱり尿の中に"濁り"が出てくると思うんですが、排尿障害などがない限り大丈夫でしょう


・・わかったような、わからないような
・・・私の頭が悪いんか?(苦笑)


これはどんなに腕の良い医師が執刀したとて、起こるときは起こる。
それはね、分ってますよ。

あんまり考えすぎないことですね・・ってね、やっぱり今まで健康優良児で何十年も生きてきたゆえ、どこか痛いと気になるのよ~

過去、健康人ならではの恐れです。


次は耳鼻咽喉科

はい、ハシゴ。

検査も各所にあって、階段を上がったり下がったりしますが院内もすでに慣れたものです。迷ったりしません(苦笑)

問診表に書いて、受付に提出。

待つ←ここでも
じーーーーーーーっと待つ

お腹空いた・・・すでにお昼

耳鼻咽喉科のY先生。
若いです。

イケメンか?さて、それはどうかな・・・←初対面の医師にはやはり緊張してしまう

今日のメインは「花粉症アレルギー」

私はかれこれ平成14年くらいから花粉アレルギーデビュー。しかもこのとき4月でした。ヒノキかも。その後、10月にもひどい発作(鼻水とクシャミ)を起こし、仕事どころではなくなりました。・・・秋はブタ草か・・?本格的に耳鼻咽喉科を1回受診しましたが・・あまりに治療が痛かったのと、仕事を終えて行けなかったという(言い訳を持ち続け)、内科から抗アレルギー剤をもらってました。

ここでは、パッチテストなどの簡易的な検査ではなく、きちんと「血液検査」でなんのアレルギーかをチェックする、と言われました。

・・・血液検査か・・・これまた・・・た、高いんだろうなぁ・・

その結果により、
1.抗アレルギー剤の投薬による治療
2.またはアレルギーの原因物質(例えばスギ花粉症だったら、スギ花粉)に対するアレルギー反応を低下させるようにする注射

という手段が取られるという説明がされました。
「ひどい症状ならば、外科療法(手術)なども・・・」

( ̄□ ̄;)!! えっ
↑今週もまた違う科であめみこ驚く・・が、先週よりは冷静(苦笑)

多分、私の症状はまだご存じないので、全般的な説明をしたのでしょうね。

Y先生「また来週の金曜日に来てください」
あめ「えっ!!土曜日とかはダメですか、会社があるんで・・(これは担当医が変わってもいいので)」
と聞いたら、土曜日は初診だけなんですって。。。

あめ「じゃ、せめて2週間後、金曜日に・・・」


ということになったのでした・・・
ああ・・・休みづらい・・・


本日の医療費・・・
泌尿器科(腎盂撮影・尿検査・診察)・・・6,960円
耳鼻咽喉科(診察・血液検査)・・・4,480円
投薬料・・・1,560円

結構疲れたうえに・・
チーーーンこれこそ病院ビンボー

過去の闘病Blogも見直そうっと・・・

2006年01月20日 | 子宮内膜症について
あめみこのつぶやきVOL.1で、子宮内膜症(チョコレートのう腫)の闘病記を書き綴ってきましたが・・・

なんの参考書も持たず、ワタシの曖昧な記憶だけで更新していて怪しい部分もあるような、ないような(多分いっぱいある)

子宮内膜症の治療方法で私が書いた内容は、あくまで私(あめみこ)に関してのことで、他の方々にあてはまるものではないのですが、誤解を招く表現があるかもしれません。

私は年齢的なこと(若年層・・ちゅうても、三十路は超えておりますが)、
・既婚で妊娠を考慮する可能性があること
・卵巣のチョコレートのう腫がすでに8センチにまで及んでいるため、投薬(ホルモン療法)でも根治手術(全摘出)でもなく、保存手術(腹空鏡下手術による病巣のみの切除)となったこと。
※5センチ以下では即手術はしないと思います。
とはいえ、これも痛みがあったり、不妊治療などしている人には当てはまらない場合もあるでしょうし。
年齢や妊娠希望の有無によっても、選ぶ治療法はおそらく一つではありません。

上記2点、こういった理由で、私は手術をしました。

なので、全ての人が、手術をしなければならないわけではありません。


思い立ったのは、案外、この病気のことで検索して拙ブログなんぞにご訪問くださる方が少しはいらっしゃること。

どこをどう辿ると出てくるのかしら・・・
試していると「腹空鏡」で検索すると出てきたり・・・したかな。
「腹空鏡下」と入れると見つけ出せませんが(苦笑)
日によって出るときと出ないときがあるようですな

この関連の詳しいサイトさんやBlogは物凄~く沢山ありますから、"つぶやきBlogでの私の日記"なんかは、氷山の一角どころかチリくらいだと思いますが( ̄▽ ̄:)

もっときちんと勉強しよう、自分のカラダのためにも

とはいえ、ご質問など、人によりけりである治療方針についての問題はお答えしかねる場合があります・・・が、私自身の体験などお答えできる範囲についてはお話だけでも伺えるかもしれません。
その場合は左リンクよりお知らせくださいね。

カンジダ症について

2006年01月19日 | 日々の健康記録
相変わらず"ゼッコーチョー"ではありませんが
この話題にも飽きたので(そういう問題ではない)
次の話題。

今日のテーマは"カンジダ膣炎"です

どうやら、少し"カンジダ"の気があるらしい。
知らない人にはあまり耳慣れないでしょう。
女性ならば、ひょっとして聞いた事があるかもしれません。
案外、かかる人が多いとも言われています。

カンジダとは何かって・・・
まぁ、ちょっと言いづらいのですがね、元来の目的は健康Blogなので包み隠さず公表しますと
つまり膣炎です。(カンジダ膣炎)
原因と思われるのは真菌性のカビ、カンジダです。

今回は
この病気で婦人科受診をして診断を受けたわけではないですが、過去に既に経験(婦人科受診済)しています


●現われる症状
白いカッテージチーズ状(または酒かすのような)オリモノが出て、時に激しい掻痒感または痛みを伴います。


んなこというと、チーズとか甘酒とか食せなくなるって・・・

●原因
この"カンジダ"は通常体内には存在するカビなんですって。
このカビくんは健康な時は無害。
だけれども、風邪、ストレスや寝不足、疲労、妊娠中、免疫低下などのときに、このカビくんが悪さをするわけですな。
抗生物質を投与した後にも症状がでることもあります。
性感染症と間違われることもあって、婦人科の受診に対して尻込みをしてしまう人もいるようですね。
でも、上記のような原因のほかにも性行為によって引き起こされる場合と2パターンあるそうな。


実は過去、かれこれ8年ほど前にもこの"カンジダ膣炎"を引き起こしており、このときは、激しい掻痒感に耐えられず婦人科を受診しました。
やっぱり、風邪を引いて病院で点滴などの抗生剤の投与をしていた時期でした。
はい、性感染症にあらず、私は免疫低下が原因でした、誤解なさらぬよう・・・一応(苦笑)

●治療方法は・・・
膣に抗真菌性の座薬を入れ、外陰部に軟膏を処方されます。
3日ほどの治療で症状はなくなっても、続けて2週間くらい続けないとカンジダくんはなかなか消滅せず、再発を繰り返す可能性も・・・


というわけで、今回の場合は疲労とストレス(?)でしょうね・・・
免疫低下もあるかもしれません。
抗生剤もたーっぷり投与しまくったことですし・・・

実はこういう婦人科系のトラブルは、20代前半からよく起こしている私・・・

ええ・・・婦人科系にめっきり弱いようで・・・

とはいえ、多分排卵期にあたるため、オリモノが増加して少し炎症を起こしちゃったようです。2日間経過したら、オリモノも透明となり痒みもなくなりました(汗)

ちゅうわけで、今回はとりあえず婦人科受診は見送り。
また起こしたら・・・行くしかあるまい・・・

この前爽やかにK先生へ「ありがとうございました♪」と笑顔でお辞儀をし、一連の婦人科受診は完了したのだから、日を開けずに通いたくはないものです


女性の身体は案外複雑でデリケート。体調の変動を基礎体温やオリモノなどで知ること

[体調記録]2006-01-17 (火)

2006年01月18日 | 日々の健康記録
☆今朝の体温 36.36、やや胃痛、手術創がカユイのではなく、絆創膏の剥がした後かな?(⌒-⌒;)


はぁ…疲れた。忙しかったなぁ。

会社で仕事をしていると左下腹部に少しばかりの痛みが走ることがあり。
それがまた同じ場所とは限らず右側の場合も?
ん~、まぁ、仕事をしてるときには当然、お腹に意識は行ってないから、神経質になりすぎて違和感を感じてるわけじゃないのだろうなぁ~

早く絶好調~!にならないかなぁ。


私の話ではないけれど、聞いたとある病院の女医さんと患者とのトラブル。

中には、あれこれ不安になって医師に質問する人もいる。自分の身体のことだもん、当然なことかもしれないけれど。

ある患者が処方されている薬を飲むと、気持ち悪いなどの副作用が出る旨を伝えただけなのに、それを
「あなた(医師)の治療や処方は大丈夫か?」と言われたように感じたのか、
「私の治療方針が気に入らなければ病院変えてもいいんですよ(-″-)」
↑実際に言われたらしい(聞いた話)


質問の仕方が、何かプライドを傷つけるようなことを言ったのかもしれないけれど、専門的な知識がない患者側からしてみたらボキャブラが足りなくて誤解を招きやすいのも仕方ない気もする。


気に入らないなんていつ言った?(-ω-;)
…そう思ったみたいだけれど、何も言えずに帰ってきたようだ。


こーなると医師と患者の信頼関係は終わりと思われ(-ω-;)

彼女が病院を変えたのは言うまでもなく。

お医者さんも人間だから仕方ないけれど…。むずかしいなぁ~、これもまた人間関係。

[体調記録]2006-01-16 (月)

2006年01月16日 | 日々の健康記録
毎度、ここが痛いだの、そこが重いだの、違和感があるだの、やはり

「絶好調~~っ(@゜▽゜@)ノ」

という日はなかなかないなぁ。

寝込むほどではないのだけれど(⌒-⌒;)

気持ちの持ちようか?


他の腹空鏡下手術を受けた人の体験記などを調べて読んでみれば、私と同じように術後に下腹部の違和感を感じる人は多いようだ。

患者としては、病巣をサッパリ取ってスッキリなはず、ってつい思っちゃうけれど。

手術中は腸や内臓がひしめくお腹に内視鏡を通すので「体に無害な炭酸ガス」をお腹に入れて膨らませ、病巣を抜いたり、中の癒着を剥がしたり、止血で焼いたり…。
全身麻酔で当人は知らないけれど、身体のなかで色んなことしてるんだもんね(⌒-⌒;)

お腹の痛みって言っても、女性の場合はより複雑。
腸の痛みか、生殖器系の痛みか、自分でさえ、「あれ?どっちだろう」って思うもの。


通勤中の今は胃痛は消えた。気分的なものかな。
単に会社に行きたくないとか(笑)

仕事中、夕方あたり、少し下腹部中央に鈍痛(生理痛の軽い日みたいな)



☆今朝の体温 36.37、やや胃痛、手術創 やや表面がカユイかな

術後の検診に行きました。

2006年01月13日 | 腹腔鏡下手術後

ただの闘病記録で、専門的なことは全然書いておらず、違っているところもあるかもしれませんが(汗)
体験記としてご参考になればとこちらへリンクを引っ越しました。
前つぶやきBlogはそのまま残しますが、カテゴリーを移行するのには時間がないと出来なくて(苦笑)

症状も治療も人、病院、医師によっても千差万別のようです。
あくまで、ご参考に(⌒◇⌒)
正しい知識は専門家に聞いてくださいね。

2005年12月までの「あめみこの子宮内膜症記録Blog」はこちら。




2006-01-13

この日は、術後の検診でした。
ちょうど手術の日から1ヶ月

総合病院は、なかなか土日の診察・検査の予約ができないので、どうしても仕事を休むことになってしまい、なんとも心が痛んじゃいます。

主治医のK先生が予約時間に外来の診察室に降りてきて、待つこと数分。

まず問診。
K先生「術後の痛みなど変わったことはありませんか」

あめ「はい、特に寝込んだりするような痛みもないです。術後はじめての月経が12/30にはじまり・・・痛みや出血量も気になるところはありません。ただ、神経質になりすぎているのかもしれませんが、下腹部がたまに・・・(?)鈍い痛みを感じることが。痛みというより違和感というか・・・」

K先生「では、内診しましょう」

超音波で画像診断です。

まだ出産経験もないのに、婦人科の診察台も慣れたものですわ(苦笑)

K先生「お傷を見せてくださいね、痒くないですか?」
あめ「大丈夫です。」

K先生「オリモノを採取して、中を診ていきます」

ピッピッピッ

左右の卵巣の大きさを画像で測定している音。

先生が左卵巣部分を押してみる。
K先生「痛いですか?」

あめ「痛くありません・・・(多分)」
何もしていないときに、ちょっと違和感あるんですがねぇ・・・術後だからかな。

K先生「はい、ではお名前お呼びしませんが、準備が出来たらそのまま診察室へまた来てください」

支度をして診察室に入ると、すでに先ほどプリントアウトした超音波検査の画像がコチラを向けて置かれています。

K先生「これが、右の卵巣(正常だった方)、左の卵巣(手術をした方)です。術後の経過も順調ですね(^^)」

あめ「(・・・安堵)で、ちょっとお尋ねしたいことがあるのですが、潜血と私の卵巣の子宮内膜症は何か関係がありますか?」

実は会社の健康診断などで6年くらい前から尿検査の潜血が常に+または++、+++もあったかな?
気にはなっていたものの、月経により血が混じることもあるだろうと自分に言い聞かせ(汗)精密検査などは受けたことがなかったのです。

K先生「関係ありません(きっぱり)過去のデータを確認しましょう・・・一度、泌尿器科で検査を受けるといいでしょう。内科ではなく、泌尿器科がいいですね」


・・・というわけで、その日のうちに泌尿器科を受診することになったわけです。

さて。

婦人科の診察室は対面式です。
前の個人病院もそうでしたが、医師ときちんと向かい合って話せるのでとても良いスタイルだと思います。

横に座るだけで、カルテと、何やらパソコンに登録されている自分のデータばかりを眺めている医師は、なんとなく信用がおけない・・・

「一回くらい顔をちゃんと診んかいっ!」・・などと思うことがあるから。まぁ、美人だったら見るんかいな(苦笑)・・いや、そういう問題ではないぞよ。

しっかりと、患者と向かい合う、という「イメージ」があるとないとでは、随分と違うんです。

例え、イメージだけだっていい、患者は不安でいっぱいですから、安心感がほしいのですから。

結構なベテランで、助教授だか結構、病院内でも偉い医師でも、経験だけで所見を述べてしまうような人はちょっと・・信頼できないもの。

このK先生は、きちんと顔を見て、真摯に話を聞いてくれ、入院中も毎日、2回はきちんと様子を見に来てくれる先生でした。
同部屋で違う主治医を持つ患者さんたちの中には、先生が来ているのか、来ていないんだか・・って人もいましたから・・・(-ω-;)

だからこそ、最大限の信頼を置くことが出来ました。

中には診察を受けた担当医を信じられずに、あちこち転院を繰り返す人もいるといいますから、私はラッキーだったのでしょう。

ながーい事、待ってようやく次なる泌尿器科での問診。

泌尿器科の医師はなんだか助教授、という肩書きがあるようでおじさんでしたが、これがまた上記に書いたように、顔を全く見ないんですな。
目が合ってないもん。

A助教授「ま、大丈夫でしょう。生殖器と近い場所にあるから血尿も出ることはありますよ。」

あめ「・・そうなんですか」

何をもって大丈夫と言っているのであろうか?

患者を不安にさせないため?

こういう場合は余計に不安になるんですけれど~( ̄▽ ̄:) 根拠も無いのにね、大丈夫ってさ。

A助教授「でも一応、ないとは思いますけれど、最悪の診断を考慮して、来週の金曜日にレントゲンを撮って診察しますから。」

私も最悪の診断が下るなんて思っちゃいませんが(さらさらない)

婦人科から移ってきたので、前歴のカルテと担当医であるK先生の名前をパソコンで見て、

なんとなく・・・

「なんで、わざわざ来たの」みたいなイメージが拭えない( ̄▽ ̄:) ←単なる私のイメージですが

随分とこれまた第一印象の悪い感じでした。
患者の顔色さえも診ないところが気に入らないわ。

来週、検査して異常がなければ(多分ないでしょうが・・)お世話になることもなかろう。
もし治療が必要なら、曜日を変えても女医さんにしよう。

このA医師は男性不妊に関することが専門みたい。
(この病院は産婦人科と泌尿器科が連携して不妊治療などを行うリプロダクションという施設があることで有名だとか)

私とは、とりあえずニーズ違うし←懸命に逃げる理由を探す(苦笑)

うーん・・・・・・・・・婦人科のK先生のようなベテランすぎず、なおかつ若手すぎない患者の話を親身に聴いてくれる医師に診てもらいたい・・・←わがまま

これほどまで信頼を寄せることのできた医師は初めて巡り会えましたからね~。
まぁ、大きな病気自体したことがなかったからなのですが。

手術台に据えられ、全身麻酔。
身を任せるっちゅうことは、勇気が要ります・・・
(実は手術を決意するも、入院直前までは何度もくじけそうになった)

それでも、安心して治療と手術を受けられたのは、K先生のお陰です。
「ありがとうございます(心から)」

・・・でもなんか、暗雲が。
ひょっとしたらK先生転院疑惑。←勝手に疑惑

御礼がてら、年賀状を出したらお返事をくださり←結構律儀なの、え?普通?(笑)

「道に迷ってばかりでしたが(略)今年は私にとって転換期となる年です・・・」

開業でもしちゃうのかしら・・・
それとも、研究に没頭したくなったとか・・・


憶測は飛ぶ。

しかし、聞けなかった(-ω-;)タイミングを逃した。
まぁ、聞いた所で、変わるときは変わるんだし、あえて聞くのも何か失礼なような気もするし、時期が来ればわかること。

しかし、もしK先生がどこかに行かれたら、どの先生のときに受診に行くか、また悩まねばならない・・・

婦人科部長の先生は評判が悪いし(態度が横柄らしい)・・・某女医さんは、内診が乱暴(痛い)らしい・・・←口コミも重要。

前の個人病院でも、20代から面倒をみてもらっているし、そちらでもいいのだけれど・・・やっぱりオペをしてもらった病院で継続して診てもらうほうが安心だし←K先生が転院するとも限らないのにムダに悩む(笑)

まぁ、少なからず遠からず近い将来には馴染みの担当医はいなくなってしまうでしょう。
総合病院や大学病院の場合は、転勤などにより担当医がクルクル変わってしまう・・・残念ながら仕方ないことですね。

ん?ちょっと待てよ。
下腹部少し違和感あるかもって言ったけれど、案外何も言われなかったっけ。
画像診断では今のところ、異常なしだから術後は仕方がないことなのかな。
(聞くの忘れたぁぁぁあ)

とりあえず、最悪再発したとして・・・同じように卵巣が5センチ以上になれば再オペということもありなんでしょうが、今すぐにどうこう、ということは出来ないと思われ。

ああああああ・・・なんだかとっても神経質になってるなぁ・・(私にしては・苦笑)

全く厄介な病気になってしまったもんだ・・・
長年(閉経となる年齢までは)上手にお付き合いしないとね


入院5日目(高熱ナチュラルハイ)

2005年12月15日 | あめみこの入院、手術、退院まで

2005-12-15(金)の記録。

早くて金曜日に退院。それはなさそうです。
それも、やっぱり熱がなかなか引かないからですね。
大体38℃台は変わらず。

昨夜も母親が見舞いに来て、少し話したりあちこち病院内をフラフラしていたからか、夜になって熱が上がりました。

ううう。だるいのぉ・・

「動物のお医者さん」を一気に読み干す。面白いっ!

とりあえず、休暇は予定の5日目。
「退院の目途は」と会社の人からメールが入ったので、電話をしました。
課長が「お見舞いに行く」と行ってきかないんです・・と。

やめてくれぃ( ̄□ ̄;) ますます熱が上がるわっ(気持ちは嬉しいけれどさ・・・)
婦人科病棟だし・・・なんだかそれは困るわ。

現状、歩行は大分スムーズになってきたものの、歩き始めが痛かったりするので、

「C-3PO」のようにしか歩けません。
退院はおそらく日曜日。
月曜日からの仕事復帰は・・・おそらく無理です、と答えました。

とりあえず満員電車に乗る自信はありません(汗)
さすがに健康体でも人によっては肋骨骨折もしそうな殺人的な勢い、死ぬ思いで乗車する恐怖の通勤電車ですから(-ω-;)

会社の人にも「内視鏡」という手術と説明してあるので、やはりすぐ復帰も可能かも?というイメージも強かったのだと思います。

会社のほうは後輩が滞りなく勤めてくれているようで、ここは一つお任せしてゆっくりしよう・・・と思いました。



お久しぶりです。。。。。。。なかなかエントリーすらできませんでした。
携帯での更新機能は「あめみこの萬華鏡」のほうに切り替えてしまったので、コチラは久々にログインしたようなもので(汗)

同じ楽天で2つ持つのは便利だろうと思った選択は誤りか?←今さらなにを・・・
なかなか面倒見切れてないSkrapbooksです。


闘病Blogの書き貯めもココで終わり。さて・・次のエントリーはいつになるやら?!


段々と人間の記憶とは遠のくもんですねぇ。

自分のログを読んでは「ほほぅ、そうだったか」などと思う、現在平成18年4月21日。

術後4ヶ月経過。

今の調子は。

左下腹部の調子はあまり変化はなく、違和感は少しある。
前は気になって仕方なかったのだけれど、今は「いつものことか」程度に受け止めてしまっている感じ。
手帳に体温と体調を記入して持ち歩いているけれど、段々同じことを書いてばかりなので

「飽きた・・・」(笑)

耐え難い痛みは術後2ヶ月目に襲った1度だけ。
気になることって言えば、左の足の付け根~腿にわたり少し違和感を感じることかな。
最近、腰の痛みは気にならなくなったみたい。

とはいえ、決まってちょっとした"痛み"を感じるのは患部のあった左中心。

あまり"再発"を意識して考えるのもどうかと思うのだけれど、会社などでストレスを受けたりすると、少し"ウズく"気がする(苦笑)

半年経過したころは、どう変化するかしら。


入院4日目(痛みはあるけれど、ベッドの生活に慣れ"まったり"してきた頃)

2005年12月14日 | あめみこの入院、手術、退院まで

2005-12-14(木)「術後2日目」

早くも入院4日目の朝です。朝の検温が終わり、朝食を済ませます。
少しして、窓から下を眺めると慌しく出勤通学をする人々の様子が見えます。
向こう側に見える学校の屋上には子どもたちが元気に遊んでいる。

ああ、下界は忙しそうだ・・・←ナニモノか?

そして窓の外を観ていると、熱のせいか、少し気分も悪くさすがにフラフラしてしまうので、病室に戻ると、再び二度寝をしてしまいました(笑)

起きるとカーテンが少し動いている。
誰か来たのかな・・・?

9時くらい。
「本日は木曜日の総回診です。患者の皆さまは病室でお待ちください」とアナウンス。

総回診。

白い巨塔か???!
↑こんなことを考えられるほど元気

ドキドキしながら待つことしばし。
ザワザワと白衣のドクター軍団が病室へ入ってきます。
私は4番。

ここの婦人科で一番偉い、婦人科部長。医学博士、なかなかのやり手という患者さんから聞いた噂(笑)
そういえば、新聞の対談に載っているのが掲示板に貼られていたっけ。

2番目の人を回診している間に、K先生がカーテンからにょっきり現われ、

K医師「おはようございます。さっき来たら眠っていたみたいで(^^)」

あら・・・(〃 ̄_ ̄〃) 失礼しました
よもや口を開いて、イビキかいてたかしらん・・・←起きた時口開いてたから(笑)

婦人科部長の先生がカーテンから顔を覗かせると、K先生が
「チョコレート嚢腫で腹腔鏡の手術をしました・・・」と説明。

K先生のその説明を聞いているんだか、聞いていないんだか(興味がないのか、急いでいるのか)とびきりの(作り)笑顔で(爆)
「そうですか~、K先生の言うことをよく聞いて、頑張ってくださいね」と行って去ると、K先生もにっこり一瞥して

・・総回診終わりました(笑)所要時間 数秒かしら。早っ
ま、全員回るの大変ですもんね。

必要なのかしらん。やっぱり必要なのよねぇ、総回診←気楽な患者 勝手に思うこと

この日は実母が午後にお見舞いに来てくれました。
栗とかプリンとか色々買って来て、食べました。

ちょうど点滴が外れている時間帯だったので、見た目の重病指数は低く見えたらしく安心していました。

色々と話をして、母がタクシーで帰っていくのを下まで行って見送りました。

家に帰りたいなと思う反面、ゆったりした時間を過ごす入院生活もまた疲れを癒す絶好のチャンスになっていると感じ、それほどの苦痛は感じていませんでしたね。

そういう余裕が持てるのも、日1日と回復に向かっている証拠だったのでしょう。


入院3日目(手術翌日)

2005年12月14日 | あめみこの入院、手術、退院まで

2005-12-14(水)「術後1日目」

翌朝。やっと迎えた朝です。
朝食の時間になっても、とにかく寝ているより他に何も出来ません。

もちろん、歩けないので介護士の方が朝食を持ってきて置いていってくださいましたが・・・

起きられないので食べられませんσ(⌒д⌒;)

(・_・) エ?自力で起きろってか?
だめ・・・腹筋使って痛かったらどうするよ?

足もフットマッサージ器のお陰で動かせないし、尿管が付いてるし、腹筋使うの怖いし、起きられません←弱虫

「あ、あのぅ~すいませ~ん」
声をかけて介護士さんにベッドの傾斜を上げてもらう。

リーズナブルなお部屋だからか、ボタンでウィーンって上がるやつじゃないのよね。
ベッドから降りて下のレバーでクルクル上げないといけないのです。

術後初めての食事は五分粥。
でも、お腹が空いているわけではないんですね。
とりあえず、何か「食べなくては」という使命感に燃え、お粥を少し口にいれ(ほぼ液体ですが)バナナを食べ、牛乳を飲む。

ふぅ・・・。

どこも痛くはありませんが・・・←動いてない
こんなもんなのかな。

これは後になって分ったことですが、術後すぐに痛がる人もいるらしいですね。
私は痛み止めが利いているのかと思っていましたが、すでに痛み止めは切れており。

背中に硬膜外麻酔も入ってない、ドレーン(創傷部に溜まった液体や尿の排出に使用する管)も入ってなかったようです。

ドレーン・・・出血が無かったから入れなかったのかなぁ・・・
これは(というか、これも)先生に聞き忘れました。
いまだもって謎です。
私が聞いた人はみんな入っていたというだけで、全員が全員同じとはいえないというのは分っているのだけれど、人と違うと気になるものです(苦笑)

お腹の痛みより、
起き上がっていると左肩の痛みを感じました。

いたたたたた・・・

腹腔鏡手術のときにお腹の中に身体に無害な炭酸ガスを入れて膨らませて行うようですが、そのガスが抜ける時に肩が痛むらしいのです。

これは1日したら自然に痛みも消えました。
麻酔は気持ち悪くなって嘔吐を繰り返す人もいるらしいのですが、私の場合は全くもって後遺症もなし。

考えてみれば、少しムカムカしていたくらいかな?

術後翌朝午前10時半。
看護師さんが来て、採血、手術創のチェックをします。
タオルを渡され顔を拭きます。
手術着をまだ来ているので、看護師さんが手際よく脱がせてくれて、背中を拭き拭き。
側に置いてある自前のパジャマに着替えさせてくれます。

すっかり、寝たきり状態で介助を受けなければならない人の気持ちがわかりました。

体が動かないのは、ものすっごい、不便なんですね( ̄▽ ̄:)

そして不快だったフットマッサージャーがようやく外され、酸素マスクも取りました。
一旦、尿管(カテーテル)を抜去する前に、看護師さんの介助でトイレまでを歩行してみます。

無事に歩ければ、無事尿管抜去。

歩けました!

はい、ここで自立。もう自由に歩き回っても良いそうです。
とはいえ。
老婆のように前かがみでしか歩けません(→ω←)←やっぱり痛い
 
お腹が痛い、というよりも傷口が痛む、という感じですね。

抗生剤の点滴が始まっているので、体内に流れる水分量は多く、この日はトイレに忙しいのです。
有無を言わさずリハビリせざるをえません(苦笑)

お昼に夫へ「ヨーグルトとお水が欲しい」とメールを打つ。
食欲はさすがに涌いて来ないので、ヨーグルトか何かが食べたかったんですね。

そう、ガスを出さなきゃー←やたら使命感に燃える

夫から「メールできるくらい元気になったの?」と返信。
そうだね、メールできるってことは元気みたいだね(笑)

夕方になると術後、初めてK医師と対面しました。

ええ、術前は早々と麻酔により意識を失い、たっぷり寝てしまったためにお会いしておりません(苦笑)

K医師「どうですか?」

術後の高熱は続いていて、大体平均して38℃台を記録。
でも風邪などの熱ではないので、だるさといったら、ベッドにいればそうでもないのです。
ただ、頭が熱いなぁ・・・という程度。寒気はしませんでした。
現在の体調を伝えると、手術創の具合と、熱を確認したあと

K医師「ガスとお通じはまだですか?」
この時ガスは少し出た気がしたので、それも伝えると
「よく歩いてくださいね」と言われました。

はい。
(本日はゴロゴロしちゃいましたが、明日は頑張ります・笑)

とはいっても、まだヨボヨボの老婆状態です。
外は寒波が到来で、日本海側では大雪だといい、ここ、関東も外は極寒だとか。
病室は暑いくらいなので全く実感がわきません。

そして術後1日目の午後は、この時話題の姉歯建築士(耐震構造偽造事件)の国会での証人喚問を延々見ながら夜まですごしました。


入院2日目(腹腔鏡下手術の日)

2005年12月13日 | あめみこの入院、手術、退院まで

2005-12-13 「腹腔鏡手術当日」

眠れないかと思っていたけれど、案外普通に眠れました。
意外に肝が据わっているのかしらヽ( ´ー`)ノ


起床、検温、そして恐怖の浣腸2回目 午前6時

朝一番、看護師さんの声でアナウンス。
「おはようございます。検温のお時間となりました。お熱を測ってお部屋でお待ちください」

病院から与えられたMy体温計で測定。
36.5℃ 平熱です。

看護師さんたちが記録に来て暫くすると、またやってくる。
朝の浣腸。

(-ω-;)はぁ・・・来ちゃったよ。

もう恥ずかしいとか言っている場合じゃないんですよ。
センセーショナルな1日の幕開け。

もう絶食。他の人は朝食を摂ってますが浣腸グロッキーにより、ふて寝です(笑)

何か会社の人から仕事の用件でメールが入り、回答を打つ。
そして「あめみこの掲示板」に書き込まれた内容や励ましのメールを読み、返信。
ああ、応援してくださって・・嬉しいなぁ・・・

そして、今日の夜には手術は終わっているんだよね~・・・


手術着に着替える 朝食後


朝8時頃。とりあえず指示されたとおり「手術着」に着替える。
袖を通しながら寒くなる。

寒いのは気温でなく、気持ち。

「手術、しちゃうのね、この無傷なお腹ともお別れなのね」←少し怖気づく

やめるって言ったらどうするんだろ。
ヒンシュクだろう・・・

いや、そんなことしたら・・・女がすたるぞ。

本を読むにも集中できず。
携帯をいじりながら、時間を持て余す。


点滴開始 午前9時ごろ


K医師が看護師さんと一緒に病室へ。
K医師「おはようございます(^^)点滴しますね~」

鈴花「お、おはようございます」←緊張隠しきれず

キター!点滴。針が太いぞー

看護師さんがするのかと思ったけれど、先生がするんですね。

左手の静脈を探して

K医師「少しチクっとします」

(→ω←)ううう。←待ってる

・・・。

ほっ・・・割と痛くない。
先生、針を刺すのもお上手だ、こりゃ手術も安心だわヽ( ´―`)ノ←何かと不安材料を取り除くのに必死

点滴の速度をまだ若い可愛い看護師さんが調節。
何かきちんと締まっていなかったらしく、「締まってないよ(--)」とK先生。

わわ。。。。。。。。。(ノ゜◇゜)ノ
さっきまでにこやかだったけれど厳しい上司って感じだ。
仕事に厳しい。
うん、いいぞ。私の選んだ先生はいいぞ←やっぱりここでも不安材料を取り除くのに必死?!

K医師「手術は午後の2番目で午後2時の予定ですが、すぐにお呼びできる時間はわかりません。早まる場合もありますし、遅くなることもあります。」

鈴花「はい、わかりました」←やっぱり不安な表情隠しきれず

K医師「大丈夫ですよ(^^)」


施術中は厳しい表情を見せていた先生は、にっこりと笑顔を見せ、そう言ってくださいました。

ちょっと仏さまのような優しげな笑顔で癒されます。

たった少しのことですが、執刀医のお医者さんに「大丈夫ですよ」と言ってもらえるととても安堵します。
根拠なんてなくたっていいんです。
単純ですよね~。今は、そんな言葉にすがり、先生を信頼するしかもう、ないわけです。


お昼 禁飲食中~手術室へ行くまで


12時。
他の人の病院食(常食)はラーメンらしい。
ああ、ぷぃーーんといい香り。
食べられないと思うとお腹が空く。テレビで食べ物の映像が出るとすかさずチャンネルを変更

・・・(--)ハラヘッタ

夫と実母が病室へ来ました。
母も点滴に繋がれた私を見て、複雑な表情をしています。
やっぱり本人以上に、実の母親は心配なんだろうなって思います。

私の前のベッドに寝ている子宮筋腫の人がベッドごと手術室に運ばれていきました。
1番目の人は、あの方なんだ。

彼女は慶応医大から転院されてきた人。
開腹手術をするらしい。

うひー(→ω←) ドキドキ

病室で待つ間、気を紛らわすために母と話をして過ごしました。
母もいつも健康というわけではないので、暑い病室で座っているのも苦痛だったと思います。

2時半。まだ呼ばれない。

・・・3時。まだ。←待ちくたびれた

ああ。予防注射を待つ時間帯より緊張するわ←当たり前 基本的に比較対照を間違えている

前の手術が長引いているみたいで、と看護師さん。
子宮筋腫の人、大丈夫かなぁ~

そろそろ。となったのが3時半。


いよいよ手術 午後3時半ころ

「下着を取って、T字帯に履き替えてください」
トイレに行き、ふんどしのようなT字帯(紙で出来ています)をつけます。

( ̄□ ̄;)!! キターーーーーーーーー

極寒です(気分が)

看護師さんが二人やってきて、せわしなく私の両足を包帯でグルグル巻きにし始めます。

これは、足に血栓ができるのを防ぐためにエアーでマッサージする装置を装着するためです。二人でやっているので若干、左のほうがキツイんですが(汗)

次に血圧を測定されます。
看護師さん「鈴花さん、血圧高いって言われたことありますか」
鈴花「ないです、むしろ低血圧ですから。普段は上が98の下が58とかです」
看護師さん「じゃぁ、緊張しているんですね~。上が160の下が100です」

えー!超高血圧症ではありませんの?

というか、そりゃ、緊張もしますって。

看護師さん「鈴花さん、執刀でーす」もしくは「出頭でーす」か?
しゅっとう・・・しっとう・・・分りません(笑)
出頭っていったら、警察に捕まるみたいじゃないか・・・


ま。捕まったも同然だが・・・(--)

ベッドごと手術室のあるフロアーへ。
ご家族の方こちらまでどうぞ、と言われて夫がベッドに付き添い歩いてくる。

おおお!コレはなんだかドラマの世界じゃないですの?
なんだか照れくさい。だって、歩けるもの・・・

エレベーターで2階へ移動し、手術室の前へ。
「ご家族の方はここまでです」
と言われ、夫と「アディオス!」とは言いませんでしたが(笑)
「いってらっしゃい」と言われました。

おうよ、いってくらー!←心の中で。

中に入ると、何人かのオペ室スタッフが寄ってきて、名前と年齢、血液型を確認されます。

オペスタッフ(男性)「まだ若いからいいか」

若い?(・_・)
若いといわれるのは嬉しいが←喜んでいる場合ではない。
オペを受ける患者にしてはという意味だろうって・・・(笑)
一体・・・何が「いいんだろう」???

いいか、と言ったのは誰?ドクター?看護師?
あれ、K先生はどこぞ?←みんな忙しないので聞いている余裕はない

若いと何がいいのか不明なまま、
「隣のストレッチャーに移ってください」と言われて乗り移る。
さらに手術室まで移動。天井しか見えないので、どこに連れて行かれるのかわかりません(苦笑)

-------どうやらオペ室到着--------

あの丸い、手術室のライトがある。ここか~、オペ室とはっ。
手術台にストレッチャーからまた移って下さいといわれ、さらに移動(自力で)

・・・そんな面倒くさいことするなら歩けますが・・・(笑)

右を見ると大きなテレビ(モニター)
フラット画面じゃないなぁ・・・ブラウン管だ・・・←こんなときに

一度に髪の毛を覆うキャップ、心電図、血圧計、血栓防止のマッサージャー、酸素マスクを装着される。

一度に手際よく色々な手が私の準備をするのでびっくり。
女性スタッフの一人が「ごめんなさいね~、一度にいろんなことして(^^)」

いえいえ( ´―`) 手際のよさに驚いています。

左手には麻酔科の医師がいて、スースーするものを腕に塗っていました。
消毒か、注射前の?

ああ。いよいよか、いよいよなんだね。

痛いのかな、いやだなぁ・・

そういえば、治療計画書には「オペ前に筋肉注射をします」と書いてあったけれど・・・
いつするんだろう。
浣腸の次に恐れていた筋肉注射。痛いっていうでしょう?

ドキドキ・・・・・・・・・・・(→ω←)

麻酔科医「麻酔入れていきます。だんだん眠くなりますよ」

ああ、なるほど酸素マスクにはすでに眠くなる麻酔が入っているらしく・・・

え?ちょい待って、筋肉注射は?しなくていいんですか?
忘れてるのか?

もしやもしや医療ミスーーーーーーーーーー?(←失礼な、そんなはずはない)

なんだか怖くて目を瞑っていました。

・・・・・・。呼吸器からの麻酔だけで意識焼失。撃沈ーzzzzzz

単に、私の麻酔の効き目が早かったってことですね(苦笑)
腕に刺された麻酔の注射の痛みもわからないんですもん・・・

よって・・・。
執刀してくださったK先生にもご挨拶できませんでした。
「よろしくお願いします」って言うつもりだったのに(苦笑)

ゴム手袋して手を上に上げて入ってくるドクター見たかった←実際そんな余裕はなかったけれど


ここから実質1時間15分の腹腔鏡手術が行われました。


手術が終わってオペ室から病室へ 午後5時半過ぎ


手術後。オペ室にて。

「鈴花さーーん!わかりますかー!」肩を看護師さんに叩かれながら、目覚める。

ぼんやり。

声を出す気力がないので懸命に頷く。

看護師さん「じゃ、病室に戻りますよ~」

エレベーターに乗せられベッドで移動してきたようですが記憶が途切れ途切れです。

病室に戻ると夫と母が来ました。
ああ、終わったのね~。

それにしても、痛み止め効いているのかしら、全く傷口などの痛みは感じない。
動いてないせいもあるけれど。

術後に、夫は執刀してくださったK医師とカンファレンスルームで手術の説明を受けてきたあとらしい。

夫「傷は5ミリが三箇所、2センチが1箇所だって。子宮と卵巣の境目が癒着していたみたいだけれど」

鈴花「摘出したもの見たの?」
夫「見た、鳥皮みたいだった」


と・・鳥皮・・・?(・_・)

酸素マスクをして、両足にフットマッサージャーがついたままで全く身動きが取れません。
それにしても手足が冷たい。
母親が私の手を握ると、「氷みたいに冷たい」と驚いていました。

30分ほど家族が病室に滞在したあと、帰って行きました。
もう、寂しいなぁなどと言っている余裕はあまりなく・・(苦笑)


長い夜


喉がイガイガ。
これは呼吸器の管を喉に通していたからなのか・・・

自力で、ウォーッホンと痰を切りたいのだけれど、腹筋に力が入らない・・というか入れるのが怖い。
どーなっているのか・・・わからないから(自分のお腹が)

看護師さんが来て、手術創と心拍数、血圧、体温のチェックをします。
夜はずっと、1時間、いや2時間ごと。かな?

尿管が入っている(いつの間に??!麻酔で眠っている間か・・)ため、尿意も感じないのです。

変な感じだなぁ。。。

とにかく動けないので寝るしかない。
寝よ・・・ZZZ・・・

すごい寝たなぁ・・・朝方か?と思って時計を見るとまだ10時半。
はぁぁぁ・・・まだこんな時間。

少し睡魔に襲われると看護師さんが確認にくるので、ほとんど眠れません。
看護師さんも大変だと思うけれど・・・

フットマッサージャー。
これがまたクセモノ。

エアーで、膨らんだり縮んだりして足をマッサージ。

気持ちいいと思ったら大間違い。全く気持ちよくなんてなく・・・

「ぷしゅー、ぷしゅー、ぷしゅー」
うるさい・・・( ̄_ ̄)

しかも、少し動くとエアーが流れなくてエラー音がピピピ、ピピピ・・・

ああ、不愉快。そしてこの酸素マスクも。。。逆に苦しいっちゅうーの。

ああ、不愉快・・・

寝返り打ちたいーーーーー!

傷の痛み??全然ないです。動かなければ、夜は全く痛くない

硬膜外麻酔が効いているのかと思ったら、もう切れているとか・・・
意外や意外。お腹に4つも穴を開けても、普通でいられるのね・・・

自分がどうなっているのか、この傷はいつ痛むのか、少々不安な夜が更けました。