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黒縁メガネ氏の日記

黒縁メガネ氏のUNDERTALEブログです

CharaとFriskに関する考察【UNDERTALE】

2018-01-29 10:20:14 | UNDERTALE

この記事は、UNDERTALEのCharaとFriskについての私なりの考察(妄想)をまとめたものです。


まさかとは思いますが、このページを開いた方に、UNDERTALEをまだプレイしていない方は、いませんよね? このページには大量のネタバレが含まれます。万が一、今この画面を開いているあなたがまだUNDERTALEをプレイしていないのなら、今すぐブラウザバックすることを強く強く推奨します。念のため、たくさん改行しておきます。















































































「Friskとは誰なのか。Charaとは誰なのか」UNDERTALEをプレイした方なら必ず一度はぶち当たる難題ですね。CharaとFriskに関しては解釈の幅がとても広く、考察(妄想)をしていて最も楽しいところでもあります。と、いうことで、この記事には私がCharaとFriskについて考えたことを書いていこうと思います。



*オープニングに出てくる子供はCharaかFriskか

結論から言って、あの子供は明らかにCharaです。これはもう仮説とか妄想とかじゃなくて、確定です。というのも、Friskの服の横線は二本で、ズボンと服の色は同じ。Charaの服の横線は一本で、ズボンはとても濃い茶色。オープニングで映る子供はCharaの服装をしています。



*公式日本語版と「ナレーション=Chara説」

公式日本語版が出た時、鏡の前の「あなただ」(原文ではIt’s you)というナレーションが「じぶんだ!」と訳されていたため、Toby氏がナレーション=Chara説を否定したか、それとも翻訳チームが誤訳したのか(もしもナレーション=Chara説が正しかった場合、主人公とは別の人物がナレーションを行うという設定のゲームはあまりにも前代未聞過ぎるので、万が一翻訳チームが誤訳していたとしても仕方がない)などと思っていました。

しかし、公式日本語版でのプレイを進める内にそのどちらでもない可能性が浮上してきました。というのも、公式日本語版でAsriel戦の後で遺跡に行って再び鏡を調べると「やっぱり じぶんだよ フリスク。」と表示されるのです。これをFriskが自分で言っているとしたら、少し違和感があると思いませんか? 私からすると、これはFriskに対してCharaが優しく言い聞かせている台詞ように感じるのです。

もしかしたら、Tobyさんは公にはしてないけれどナレーション=Chara説を肯定していて、翻訳チームもアポを取ってそれをしっかり把握して、このような翻訳をしていたのかもしれません。もしそうだったら……ハチノヨンの皆さん、「誤訳かも」とか思っていたこと、本当に、すみませんでしたm(_ _)m

よく考えれば、はじめの「じぶんだ!」という訳も、もしも「Frisk=Charaの肉体が何らかの力(プレイヤーの決意など)によって転生した存在」という説が正しかった場合、守護霊となったCharaにとってFriskは守護対象であると同時に自分自身であるとも言えるわけで……

それに、公式日本語版でも他の部分のナレーションで傍観者の視点としか思えない部分がいくつかありました。

例) なんと おぎょうぎの わるい!→マモノの飴(公式日本語訳ではモンスターアメ)を二つ取った場合に表示されるというナレーション  
ヘンタイ!→トリエルの箪笥を覗き見した時のというナレーション



*ナレーションに関する私の解釈

私はナレーション=Chara説に少し変形を加えたものを自分の解釈として持っています。ここではそれについてお書きしたいと思います。

私は、ナレーションの全てが「Charaの台詞」だとは思っていません。ナレーションの中には「Friskの思考」と考えた方が自然な部分と、それではあまりにも客観的過ぎて不自然な部分があるため、その両方が含まれているのだとわたしは考えています。つまり「Friskの思考」と「Charaの台詞」の両方が混ざってナレーションを構成している、というのが私の解釈です。

CharaはFriskにとって、声こそ聞こえるものの顔は見えない存在ということなのではないでしょうか。UNDERTAREでは相手の顔が分からない場合やモブキャラに話しかけた場合などは、台詞の横に顔が表示されません。故に、Charaが顔の見えない守護霊としてFriskに話しかけていた場合、台詞の表示のされ方が「Friskの思考」と同じ状態となり、結果としてプレイヤーからはナレーションの一部のように見えるということになります。口調や声(テキストが出る時の音)が同じなのも「Frisk=Charaの肉体が転生した存在」という説が正しければ、元は同じ一人の人間だったということなので納得できます。

UNDERTALEには「画面」や「表示システム」といったものを意識して逆手に取り「プレイヤーからはそう見えるのだけれども実際は違う」みたいな演出が多く用いられているため、ナレーションもその一つと考えることができます。

例) 雪十二面体→球も十二面体もドット絵という表示方法の上では同じに見える
   Sans戦→HPやATK、DEFなどの表示システムの上では「最弱の敵」だが、「ショートカット能力」や「自らの怒りを相手のカルマにぶつけ、精神の内側からダメージを与えていく能力」など、表示システムで表示できる項目とは別のところにSansの能力があるため、実際にはむしろ最強の敵。

一般的なRPGゲームでも、ナレーションはプレイヤーや主人公が知っていないことを補助しなければなりませんし、選択肢を提示する際はどうしても第三者的な言い回しを使わなければなりません。

例) ボタンを押しますか?→自分の前にボタンがあるのに、主人公が自分で自分に向かって「ボタンを押しますか?」と聞くのはよく考えたらおかしいですよね。

UNDERTALEではそういった、ゲーム上の「暗黙の了解」に全て意味をつける挑戦がなされています。故に、ここにも意味が込められていると考えるのが妥当です。



*Frisk=Charaの肉体が転生した存在という説

私はこの説を推しています。というのも……Friskの初期装備は棒切れと何度か使用された形跡のある包帯(絆創膏ではなかったらしいです)。PルートでCharaの棺桶を調べて出てくるのも包帯……

花の下に埋まっていたCharaの包帯がなぜか地表に出ていて、それをFriskが拾ったということも考えましたが、それならアイテムに入っているはずですよね……

包帯は初めから「装備」されているんですよ。初めから。それに、地表に包帯が出てきていたら、Torielが気付いて埋めなおすと思うんですよ。



これ以上書くと長くなってしまいますので、今回はこの辺で止めておこうと思います。CharaとFriskのこと、特にCharaについてはまだまだ私が個人的に考察したことがたくさんありますので、次の記事やそのまた次の記事にまとめていきたいです。



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