今回の記事では、公式日本語訳・非公式日本語訳の両方から私がMettatonの名言だと思う台詞を選び、解説していきます。
公式日本語版の台詞は、子供でも読めるようにほとんどが平仮名で書かれています。引用元に忠実でありたいということと、平仮名の持つやわらかさとUNDERTALEの独特な世界観が合わさってできる不思議な味わいを大切にしたいということから、漢字に変換などはしないでおくことにします。読みにくいかもしれませんが、ご容赦ください。
そして……まさかとは思いますが、このページを開いた方に、UNDERTALEをまだプレイしていない方は、いませんよね？ このページには大量のネタバレが含まれます。万が一、今この画面を開いているあなたがまだUNDERTALEをプレイしていないのなら、今すぐブラウザバックすることを強く強く推奨します。念のため、たくさん改行しておきます。
今回は地下世界のロボットアイドルMettatonの名言集となります。初登場時は箱型で登場し、変形シーンで多くのプレイヤーを驚愕させたキャラクターですね。最近ポプテピピックでもオマージュされました。強烈なナルシストですが、実際に人気があってイケメンなので許されます。そして自分の会社を作り、地下世界にテレビを普及させたりホテルを運営したりと、経営者としても優秀な側面を持っています。
「ボクは みんなを たのしませたいだけ」(公式日本語訳)
これはもう、エンターテイナーの鏡とも言うべき台詞ですね。
「！！ このばんぐみは キッズも みているんだぞ！ そんなことを かくヤツは ブッころしてやる！」(公式日本語訳)
エッセイで下ネタを書いた場合のメタトンの台詞です。多分、このキッズというのは、ホットランドのパズルの前にいる顔が四角い二人のことでしょう。視聴者層をしっかり考えていますね。
ちなみに非公式日本語訳では「ちょっと！ これは全年齢対象の番組だよ！ 今すぐ殺してあげるから大人しくしててね」となっていて、Mettatonの優雅さを強調した感じにっています。ただ、放送事故に慌てている感じが好きなのでこの台詞は公式を推します。
「え？ キミのことじゃなくて ボクについて かくんだよ？」(公式日本語訳)
Mettatonのエッセイで悪口を書いた際にかけられる台詞です。煽り体制万全ですね。Mettatonはナルシストなので、悪口を言われても自分に向けられたものだとは認めないのです。Papyrusにも似た癖がありますね。もしかして、Mettatonの番組を見た影響……？そうだとしたらMTT放送、業が深すぎるｗ
「きょうの しゅやくは テレビのまえの きみたちだ！」(公式日本語訳)
戦闘で視聴率を10,000までもっていき、和解できた場合に聞ける台詞です。バッテリーが切れる直前にこれを言えるあたり、やっぱりMettatonはスターですよ。非公式日本語訳では「君たちは最高の観客だったよ！」となっていますが、ここは公式日本語訳の方が「スターらしさ」を感じるかっこいい言い回しだと思います。
「それに… スターになる そしつが なくても… こうして ニンゲンのまえで パフォーマンスできた だから… おれいを いわせて… きょうの しゅやくは… キミだよ！」(公式日本語訳)
NルートでMettatonを倒してしまった場合にかけられる台詞です。ここでむしろ感謝してくるんですね……。ナルシストだけど、潔い。Mettatonの性格の一番良い部分が出ています。
「すくなくとも これで ひとあんしん だ ボクが いなくても アルフィーと ニンゲンたちは ぶじ なんだ…！」(公式日本語訳)
Alphysが皆を避難させるところまでGルートを進め、その先でGルート達成条件を満たさなかった場合にMettaton NEO戦でかけられる台詞です。特にコアでの目標撃破(殺害)数は４０と異様に多く、エンカウント率も低いので、ここで倒しきれずこの台詞を聞いた方も多いかもしれません。ちなみに、この台詞は私がUNDERTALEに出会うきっかけとなった友人が一番好きだと言っていた台詞でもあります。
AlphysはMettatonに見捨てられたと思って嘆いていましたが、Mettatonは心の底では、Alphysのことを大切に思っていたのですね。もしくは、皆を避難させるAlphysの姿で見直し、大切な仲間としての気持ちが蘇ったのかもしれません。
さて、今回でUNDERTALE名言集は一旦終わ……りません！ 前回の記事で、この記事がクライマックスだと書きましたが、クライマックスの後にはエンディングが待っています。
忘れていませんか？ UNDERTALEの良いところは、モブキャラや雑魚敵たちのストーリーもしっかり細かく表現されているところです。モブキャラたちも、たくさん名言を吐いていましたよね？ ということで、次回の記事では、モブキャラたちの名言をまとめようと思います。こちらも読んでいただ嬉しいです。それでは！
