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黒縁メガネ氏の日記

黒縁メガネ氏のUNDERTALEブログです

UNDERTALE名言集(Asgore編)

2018-03-08 22:14:12 | UNDERTALE

今回の記事では、公式日本語訳・非公式日本語訳の両方から私がAsgoreの名言だと思う台詞を選び、解説していきます。


公式日本語版の台詞は、子供でも読めるようにほとんどが平仮名で書かれています。引用元に忠実でありたいということと、平仮名の持つやわらかさとUNDERTALEの独特な世界観が合わさってできる不思議な味わいを大切にしたいということから、漢字に変換などはしないでおくことにします。読みにくいかもしれませんが、ご容赦ください。


そして……まさかとは思いますが、このページを開いた方に、UNDERTALEをまだプレイしていない方は、いませんよね? このページには大量のネタバレが含まれます。万が一、今この画面を開いているあなたがまだUNDERTALEをプレイしていないのなら、今すぐブラウザバックすることを強く強く推奨します。念のため、たくさん改行しておきます。




































































UNDERTALEを語る上で、このモンスターを外すことは絶対にできないでしょう。子供を殺された怒りと、国民たちに希望を持たせたい気持ちで人間に宣戦布告した結果、妻に見捨てられた悲劇の王、Asgoreですよ。
初見Nルートは「Asgoreってどんなモンスターなんだ」という気持がメインになる旅といっても良いでしょう。Torielいわく「人間を殺す存在」。しかし、Papyrusを初めとする地下世界のモンスター達は、Asgoreをお人好しの王様だと言います。しかも、ほとんどのモンスターはAsgoreのことを苗字の方の「Dreemurr」で呼んでいる為、初めは別人物だと思い込んでしまいます。故にUndyneの台詞によって同一人物と判明した時の衝撃といったらもう……ね……。「このDreemurrさんって、実はAsgore同一人物的な展開じゃね?」なんて言った勘の良過ぎる実況者もいましたが、少なくともわたしは気付きませんでした。
まぁ「とてつもなく良い人の話」と「とてつもなく悪い人の話」が登場したら同一人物フラグというのは言われてみればそうかもしれませんが……。このフラグは、大体はサイコパスというオチで回収されますが、UNDERTALEの場合そうじゃないんですよね。善人なんですよね……。これが、UNDERTALEの世界観が持つ優しさなのかもしれません。



「お茶でもいかがかな」(非公式日本語訳)

これはAsgoreを象徴する台詞ですね。金色の花で淹れたお茶をこよなく愛する王様。実は私、なぜかこれを書き忘れていたのです。読者の方に指摘されて気づきました。どうしてでしょう、、、あまりにも当たり前すぎて忘れてしまったという事にしてください(言い訳)


「きんちょう しているね…? だいじょうぶ… はいしゃさんに いくようなものさ」(公式日本語訳)

例えとしては優秀ですが、これで恐怖が和らぐことはありませんね。拭えない恐怖を必死に拭おうとして結局拭えていないというAsgoreの焦り具合が伺えますね。



「じゅんびは できたかい? つよがらなくていい… わたしだって こころの じゅんびが できていない」(公式日本語訳)

Asgoreは本来善人なので、他者を傷つけることに対して心の準備ができるわけがないんですよね……



「人間よ… きみに 会えて 本当に よかった。 さようなら」(非公式日本語訳)

これはもう、Asgoreを象徴する台詞ですよね。今から殺さなければならない相手に対して、いちいち礼儀正しいんですよね…。やはり、踏ん切りがついていないからでしょうね。
公式日本語版では「ニンゲンよ きみと であえて よかった さらばだ」となっていますが、ここは非公式の方が好きですね。なんというか「さようなら」のほうが、Asgoreがもつ天性の優しさと、これまで6人も殺してしまったということに対する後ろめたさが感じられていいと思うんですよね。
「さらばだ」だと、決意によって一瞬罪悪感を振り切ったように感じられ、それも設定的に悪くないとは思いますが、わたしは「優しい性格」と「王という地位による義務」の間で常に揺れ動いているAsgoreが好きなので非公式を推します。



「おぉ…やはりこうなるのだな」(非公式日本語訳)

公式日本語訳では「どうやら、ここまでのようだ」となっていますが、全てを悟っていた感じが好きなので、ここも私は非公式を推します。
Asgoreは元々威厳高い王だったという設定だったらしく、製作過程でその設定はなくなったらしいのですが、この台詞からはなんだか妙に威厳を感じるんですよね。威厳高さをいうものは、決して厳しさの上だけに成り立つわけではなく、慈悲と英知持ち合わせたものが非情な現実に打ちひしがれている時にも発生するのだということを思い知らされました。
薄々勘付いていた、というような言い方ですが、望んでいたと言った方が正しいのかもしれません。
MERCYコマンド(公式日本語訳では「みのがすコマンド」)を破壊する描写も「主人公が逃げられないようにする」ということではなく「自分が許されるべきではないと思っている」という考察があるぐらいですから。わたしはこの仮説を推しています。と言うのも「逃げる」の操作で絶対に逃げられないキャラクターもいるわけで、AsgoreにはMERCYコマンドを破壊せずとも逃がさないことはできると思うんですよね。というと残るのは……見逃す(公式日本語版では「逃がす」)の操作ですよね。Asgoreは、心の中ではいずれ自分が戦う人間に殺されることを望んでいたのだと思います。



「ケツイを ちからに かえるんだ…!」(公式日本語訳)

ゲームオーバーの時に流れる台詞であると同時にAsgoreが死に際のCharaに向けていった台詞です。PルートでFloweyが奇襲をかけてきた際にはFriskに対しても同様の台詞を放っています。Asgoreが誰かを励ます際の口癖なのかもしれません。
ゲームオーバーの時にこの台詞が流れることに関してもまたいろいろな解釈がありますが、私は「FriskはCharaの肉体の生まれ変わりで、Friskが死にかけるとCharaだった頃の死に際の記憶がフラッシュバックする」という説を推しています。



次回は、Asgoreの息子であるAsriel君の名言をまとめていこうと思います。次の記事も読んで頂けると有り難いです。それでは!

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2018-08-21 16:36:02
お茶でもいかがかな は名言だと思うんですけど
どうですか?
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Re:Unknown (amashin1)
2018-10-16 13:57:15
反応遅れてすみません

追加しておきます!

どうしてでしょう、、、アズゴアを象徴すべきセリフなのに、、、忘れていましたね
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Unknown (アンテ民)
2018-11-03 19:19:37
Pルートの「君は我々の希望だ!」というところ我々というところがモンスターの王のような感じでいいと思います。
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Re:Unknown (amashin1)
2018-11-30 19:08:35
「あきらめるな… きみは ニンゲンとモンスターの みらいをになうもの…」(公式日本語訳)

↑こちらのことでしょうか
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Unknown (ちたか)
2024-01-10 14:38:29
みんな増税してもケツイをちからにかえるんだ!
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