天川荘の宿六の戯言

北信濃渋温泉から四季の味覚と風景をお届けします。

盛り付け

2022-09-05 19:35:14 | 日記
先日信越放送のある番組の制作担当者から突然電話がかかってきた




その内容とは、今回ある女性が長野県の旅館5軒を取り上げて紹介するので、外観と料理の写真をメールで送ってほしいとの事で
宿六苦手なので、メールの配信を中学の孫に頼んだ
過去に映した下手な写真を数枚送ってもらい
何とか放送に間に合ったのだが、担当者の話によると

「外見はどこにでもありがちな普通の温泉旅館なんですが、料理が素晴らしい味はもちろんのこと、盛り付けのセンスがとても素晴らしい。」担当者が「すみませんこんな言い方をするんですよ。」との事、宿六思ったごめんね鶏小屋かウサギ小屋で





ところで宿六この女性の名前を聞いて、すぐに分かった
あちらこちらの大学で客員教授をつとめながら、全国の旅館を泊まり歩き
観光研究所を運営して、多くの観光事業者を支援している人物なのだ

宿六のお気に入りの行きつけの旅館の冊子に載っていたのを思い出し
確認したら、間違いない
言い方を変えると、旅館の日本版ミシュランで信憑性も高い

でもいつ泊ったのだろう、思い出せない
でも宿六、知っていたとしても特別なことは何もしない
軽自動車のポンコツで来ようが高級車で来ようが、何も変わらないサービスの提供をする

そう、お客様はみな平等に扱うのが天川荘の流儀なのだ
お金持ちがこの宿に泊まるのはやさしい、しかし若い懐の満たされていない人々にとっては負担になるはずだ、でも喜んでいただきたいのは、日常を離れ僅かの贅沢を楽しみたい方のためだ

解ったかい、山田裕子ちゃん

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