先日、志賀高原でホテルを経営している友人が訪ねてきた
古い付き合いで、昔はよく山奥に泊まり込みの釣りに二人で出かけた
だがこの友達は釣りをしない、しかも酒は一滴も飲まない
宿六より年上だが、何が良くてこんな吞兵衛についてくるのか判らない
酒臭いテントに一緒に寝るのに、よくも飽きもせずに・・・・
志賀高原の新緑祭の時には一緒にガイドのボランティアをしたり
仲間内で観察会を開いた、彼もよく参加をしていろいろ学んでいた
が、しかし
「今292号線の坊平の直線の崖にムラサキヤシオが見事に咲いているよ。」との話
宿六、○×△?・・・
あの場所にムラサキヤシオは植生として存在しない
どうやら名前を取り違えて覚えたようだ
あの場所は標高1200メートル
ムラサキヤシオは1500メートルぐらいに育つ
開花時期も違うはず
念のため二日後にカメラを持って出かけてみた
やはり咲いていたのは東国ミツバツツジであった
でもこの美しさを見たら、名前なんかどうでもよくなった
ほら美人とかわいい子のいっぱいいるグループ、なんとかよんぢゅうはち
宿六が見るとみんな一緒に見える
その様に考えるとこの友人の感性も理解することができる
とにかく今年はツツジ科の花の付き方がすごい
蓮華つつじ、ムラサキヤシオ、シャクナゲ、紅サラサドウダンつつじ
と、これから次々と見ごろが続く
紅サラサドウダンつつじを見るために志賀高原の赤石に上る
こういうのが本当の贅沢
叶わぬ人のために天川荘の周りのつつじを載せておくね
風呂の窓からドウダンつつじが良く見えるから
毎日のようにヒヨドリがつまみに来ているから
驚かさない様に
ヒヨドリの性別はわからないが、変なものを見せてはいけないからね
ショックで花をのどに詰まらせたら大変、わかった
山ノ内町ではないが近隣の須坂市に五味池破風高原がある、季節になると蓮華つつじが見事に咲き乱れる
二十万本という触れ込みだが、本当の数はわからない
一見の価値あり、お薦めだから調べていってごらん
心に残るから