天川荘の宿六の戯言

北信濃渋温泉から四季の味覚と風景をお届けします。

「もう一度会いたい人形展」

2020-07-28 19:02:08 | 日記
飯山市にある、高橋まゆみ人形館に今日ぶらりと出かけた。

知名度もあり、お客様にも人気の施設なのだが宿六今回が初めて

平日の夕方で、さすがにお客様の姿はない

この人形館、開館してちょうど10年になる、お客様にはたびたび案内をしていたが
宿六、一度も訪れたことが無いのだ、なんとも怠慢

今年の3月26日から、9月29日まで「もう一度会いたい人形展」が開催されている











以前友人が「あんなもん、おっかねえよ」としきりに言ってたことを思い出した
同意もしないし、反対もしなかったが
おそらく、限りなく少数意見だと宿六は思う

今回、自分の目で見て感じたことは、人形作りの技術の素晴らしさはもちろんのこと
作者の感性の素晴らしさだ、人様に見えないものが見え
人様の感じないものを感じっとっている、その一つ一つを
作品に、つまびらかに表現している、素晴らしい













そう、人を感動させるということは、このようなことなのだ
何気ない日常の中から人々が忘れかけている、ちょっとした気づきを
この作品たちは語りかけてくる

もう一つ今日の目的はある人に会うためだ
人形館の開館の時から、館長を務めた知り合いに会いたいと思っていた
ところが彼女、昨年に退職をされたそうだ、何があったのだろう?

もっと早く来ればよかった、後悔の頻りな宿六

作品について語れば無粋になるので写真だけ載せておくね











高橋まゆみ人形館 ☎0269-67-0139
休館日 毎週水曜日

やはり本物は一度見たほうがいい、もっと早く足を運ぶべきだった
反省

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ケーキ

2020-07-22 07:56:20 | 日記
先週の週末、知人の家族とその友人の親子が宿泊していただいた
たすかるの一言に尽きる

彼女は、会計事務所に勤めており、宿六はほかの宿泊施設の状況を訪ねた
もちろん想像していたがかなり厳しいようだ。
みんな悲鳴を上げているのだが、一向に改善の兆しが見えない

彼女からアドバイス「決断は早いほうが良い」
そう言われても、サラリーマンのように辞表を一枚
書き、たたきつければという訳にはいかないのだ

それはともかく、この日は彼女のご子息の誕生祝
食後に、ケーキをみんなで食べるそうで
同じケーキを、宿六たち頂戴したのだ



なんと表面に、しぶざる君がプリントされている
かなり悪ふざけが過ぎるが、面白い









このケーキを見て、一年ほど前のことを思い出した
老夫婦とその子供夫婦、孫が二人の計六人

孫の誕生日を祝う旅行だそうで、とても和やかだ
ところが、食後ケーキを食べるとき様子が急変したのだ

なんとそのケーキの表面に、その日の主役のお孫様の
顔写真がプリントされていたのだ

家族全員がとても可哀そうで、一口も食べることができないそうで
結局、我々がすべて頂戴することになったのだ

ケーキ作りのプリント技術の向上は素晴らしいのだが
ほどほどにしないとね

悪ふざけもほどほどにしないと
宿六みたいになるよ分かった。






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初挑戦

2020-07-14 20:23:19 | 日記
初挑戦
宿六、先々週からおやきを作り始めた

一日に、2回から3回作っては試食を繰り返すのだ
出来の悪い生地ができると、罰ゲームそのもの

そのときは、池の鯉君に助けを求めるのだ彼は快く食してくれる

今回は夏の定番、丸ナスのおやき、おやきの店でもこの時期一番人気の具



今回のテーマは、もちもちプリプリのグラマーな美人のお姉さん
この生地に包まれたナスが、お姉さんの弾力に逆らわないこと
そしていつも通り、旨味いこと
更に冷めてもおいしいこと

まずは、粉のブレンド強力粉、中力粉、上新粉、白玉粉、フランスパン粉、蕎麦粉



色々と、試行錯誤を繰り返し遂に、ある粉にたどり着いた
ただ同じ粉でも、水、ぬるま湯、熱湯で捏ねるのでは全く別物になる
本当に面白いよね

のべ6日間、16回ぐらいでお姉さんが出来上がった、かなりの美人
次は、同時進行だがこのお姉さんに包み込まれる、ナス君の下処理

通常、この土地では生の丸ナスを適宜にスライスして、2枚のあいだに味噌を挟み込み
生地でくるみ、蒸しあげる

以前から宿六、ナスのおやきを買って食べるとある違和感を覚えていた
かぶりつくと、中に固い半生のナス、これにたびたび出会うのだ

料理を理解している方ならすぐわかると思うが、ナスと油
この組み合わせの相乗効果の高さは、半端でないことを

理由をある友人に訪ねてみた、彼女はおやき作りの料理講習会で習ったらしいのだが
油で焼くと包みずらくなるから、生のまま使うらしい

料理では、楽がしたい、面倒くさい、この二言は絶対に禁句

そんなわけで宿六、フライパンで焼き上げたナスを使うことに決めた





問題は、ナスのカット、最初は4枚にスライスこれに甘味噌を塗りつけた
だがこれでは味噌が、あまりにも主張しすぎる
次は3枚、まだバランスが悪い、宿六の顔なみ
それではと、3枚にスライスして真ん中に包丁を入れここに味噌を入れた

少々いける、だがまだまだ感心できない、ナスを焼き上げ、冷ます段階でかなり縮むのだ
もうどうにでもなれと、ナスの天地を大きめにカットして捨てる、一番いいところを二つに切り
真ん中に切れ目を入れる、ちょうどホタテガイの貝殻状態、これに両面と中の切れ目の中に
サラダ油を塗り、フライパンで弱火でジックリと焼く、焼き上がりを完全に冷ます
この時ペーパータオルなどに油を吸い取らせる

このナスに、ぎりぎりまでに量を押さえた味噌を挟み込む
具の厚さもあり、ホタテガイの蝶番みたいに残した部分が、大活躍してあつかいやすい

さて美人お姉さんとの相性は



試食、かぶりつく「う、美味い」味噌の味に対してナスの甘みと旨味がまさっているのだ
お姉さんとも仲良くしている

今まで食したことのない食感、特選のナスのおやきの完成

美人お姉さん、ナス君、末永くお幸せに
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へしこ

2020-07-04 14:42:55 | 日記
先週の土曜日、F君が見事な天然イワナを届けてくれたのだ
同行のB場君も、釣果に恵まれたようだ





二人そろって、ついつい下品な笑みがこぼれてる

B場君が「先日教わった岩魚料理を確認したい。」との申し入れ

中華料理の、「油爆鮮魚」の作り方を口頭で教える
唐揚げをした岩魚に、香味野菜のみじん切りとごま油を加えた
甘酢醤油でいただくシンプルな料理、これがなかなかいける

「毎回、塩焼きばかりでは・・・・・。」と彼の言葉

宿六、何か妙案はないかと考えた「そうだ、へしこだ ! 」
北陸地方、特に福井県の若狭が有名な伝統料理だ
但し、本物はかなり塩気がきつい

テーマは、一匹のイワナを丸ごと食べても気にならない塩分量
そして最も大切なこと、圧倒的な旨味があること

早速その日、スーパーマーケットを3軒回り既製品の糠床を選ぶ
入っている調味料を確認して、これならいけるだろうと思えるものを1袋購入



岩魚にまずは、塩をうつ3~5分放置その後大量の塩を使い1分ほど揉みこむ




この処理で、川魚特有の生臭さが抜ける

水道できれいに洗い、ペーパータオルで水けをふき取り糠床に漬け込む


翌日、きっちり20時間経過したところで糠から引き揚げ一匹を焼く
残りは糠をぬぐい取り、ラップでくるみ冷凍

試食、「う、うますぎる・・・・!」ただ塩気がわずかに強い
漬け込み時間を20~25%少なくしたほうがよさそうだ
次は15時間30分で引き揚げた、これならご飯とも会うし酒の肴にもなる



今週の週中、町内で小さなレストランを営む夫婦とその友人夫婦が
天川荘に宿泊していただいたのだ

実はこの料理人、宿六が最も尊敬する料理人でとてもオシャレ

仕事は極めて繊細で、抜群のセンスの持ち主なのだ

食事の度「どのように味を重ね、どのような調味料を使っているのか❓」
疑問を感じているが,解らない
毎回存分に楽しませてくれる、そう口福をいただくのだ

その料理人が宿泊することになり、宿六のプレッシャー
一気に加速、レッドゾーンに突入
心臓が口から飛び出しそう

女将「いつも通りに、やりなさい」 つつ・・強すぎる

そのような訳で普段通りのしごとを淡々とこなすことに決めた
ただ一つ、朝食の魚料理を例の岩魚のへしこに変えたのだ

へしこを一口食べて夫婦そろって「すごくおいしい」
宿六、心の中でガッツポーズ

帰り際、「食事みんな美味しかったです」の一言
宿六の心は、梅雨空から一気に真夏の青空になったのだ




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またもや、おやき

2020-06-26 19:24:41 | 日記
先日、長野県の地方紙に本の広告
タイトルは「おやきの教科書」







宿六の、触覚 ぴよーんと長ぐ伸び切ってしまったのだ
早速、近所の本屋に注文

先ず斜め読み、次は深掘り
いけるかも

よしまずは、著者の店のおやきを試食
で、本日長野市まで車を走らせたわけ

店は小ぶりで、著者が一人で販売をしていた








でも宿六、奥の調理器具に目が留まる
ごく普通に使う、ステンレスのボールが半端じゃないほど大きいのだ

宿六、質問「これから、おやきを作ってみたいのですが、難しいですか」と尋ねると
店主、「大変です、多くの人手が必要です」との答え

どうやら、彼女は宿六を同業者と見たようだ

どうも、宿六の和華欄ファション
一般人と区別されてしまったようだ

「自分が食べる分、趣味で作ります」と伝え
彼女の本の読者であることを伝えた

更にもう一冊、店主の著した別の本を、店内で購入



距離が少しずつ縮まる

僅かの会話から、多くを拾い出すのだ

宿六来年の、山菜の時期を目安に、おやきの生地を
作り上げたいと思っている

目安としては、三種類

一つ目は、グラマーな美人、もっちりした食感の厚めの生地 

二つ目は、強肩なアスリートのような生地、イメージとしては
女子レスリングの、吉田選手の様な感じかな
どんなに薄く延ばしても、力強く壊れない

もう一つは、魔性の女みたいな生地
「これにかかわり続けてはいけない」
と思いつつ、忘れられずに手を伸ばすような生地

今は、何の知識も持ち合わせていないが

こうなれば、厳しく徹底的に追求だ

もう犯人は、逃れるすべを失うのだ

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