今日の午前中は,箱根の芦ノ湖から仙石原にいたる自然歩道を歩きました。
今までぜんぜん気にしていなかったのですが,芦ノ湖からの水はいったん北に流れ出て,その後向きを大きく南に変え,箱根駅伝で有名なコース沿いを流れていました。
途中にある仙石原は旧芦ノ湖が埋まり,陸上になったところらしいです。
リュウノウギクの大群落です。
白いキクはほかにシロヨメナもたくさん目につきました。
岡山県には分布しない,ヤマユリの大きな果実がありました。
このトリカブトは何でしょうか。ヤマトリカブト?
クサボケです。道沿いのあちこちにありました。
初夏の花のころには朱赤色の花がきれいそうです。
岡山県で見たという人がいるのですが,残念ながら標本がありません。
タマアジサイの花は終わり,果実になってしまっていましたが,この株だけはどうしたものかまだ花が残っていました。
自然歩道の途中から見た神山,冠ヶ岳,大涌谷(右から)です。
かつての仙石原の面影をとどめる「箱根湿生花園」に寄りました。
いろいろな植物が植えられていて,どれが元からあったものかよく分かりませんでしたが,この写真は植生復元をしている区域を写したものです。
後ろの山は金時山です。
目を転ずれば,ススキ原が白く輝いていました。
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