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【ガルパ】No.146_さくら色ストロール◆型にはまるのではなく、型にまわりをはめていくことが大切なのです。

2021-04-04 15:37:31 | ゲームストーリー感想_『バンドリ!ガールズバンドパーティー!』


今回はパスパレの対バンライブイベント「さくら色ストロール」を振り返ります。

パスパレのお仕事回。
そしてまたまた待ち受ける困難。

今回は特に、日菜ちゃんと千聖さんの活躍が光るエピソードでした。
そして社会人●年目の私の心にも、しっかりと響くストーリーでした😭

それでは振り返ってまいります!

 

日菜ちゃん爆弾がさく裂……。

みなさんは日菜ちゃんといえば何を思い浮かべますか?


天才?
るんっ♪?
いろいろありますが、私は、彼女はかなり素直で、思ったことをハッキリという人間です。
それが日菜ちゃんの良さであり持ち味でもあるのですが、日常生活において嘘偽りなくハッキリ正直に言うことが必ずしも良しとされるわけではありません。
でも、どんな状況下であれ、思ったことはハッキリ言う、それが日菜ちゃんなのです。


ケーキ屋さんでの食レポのお仕事をしているパスパレ一同。
1位に選ばれたお店『パティスリー トモ』の『春爛漫ロールケーキ』を試食することになったメンバーたち。
フランスで10年も修業を積んだ店長さんが作った渾身のロールケーキ!
のはずなのに、その味がとてつもなく美味しくない。
っていうか、とってもマズイ。。。🤮


黙ってしまうメンバーを尻目に、日菜ちゃんは「まずいねー」と素直に感想を述べてしまいます。
まさに歯に衣着せず物言いに、一同驚きます。


何とかこの場を取り繕うとメンバーでフォローしようとします。
しかし、イヴちゃんはダメ押ししてしまうし、彩ちゃんは無理に食べようとしてせき込んでしまいました。
今世紀稀にみるほどの放送事故。
結局、千聖さん判断で、カメラは止められてしまいました。


翌日、日菜ちゃんに対してカチギレする千聖さん。
収録だったからよかったものの、生放送だったらどうなっていたことか😱


どうやらパスパレのみんなが食べたケーキは、見習いの方が練習で作ったものらしく、それを間違えて出してしまったようです。
なんかこれ聞いたことあるな、と思ったら『五等分の花嫁』ですね。
ドラマの撮影で一花ちゃんは食べたケーキを満面の笑みで「おいしい」といい、プロ根性を見せつけました。
しかし正直者の日菜ちゃんにはそんなのできるはずもなく……。

とはいえ、彼女たちもプロです。
お店や商品の紹介をするお仕事なのに、お店の評判を落とすような失言は、絶対あってはいけません
だからこそ、たとえ出されたケーキが美味しくなくても、おいしいと笑顔で言うべきであると千聖さんは注意をするのでした。


これまでも日菜ちゃんは、インタビューアの人を困惑させたり、映画が面白くなかったとブログに書こうとして、問題になっていたようでした。
それでも反省の色が見えない日菜ちゃん。
本人に悪気がないので、なぜ怒られているのかもわかってくれません。


そんな日菜ちゃんの様子をみて、千聖さんは日菜ちゃんに訴えます。
パスパレをどんなアイドルにしたいのか。あなたがどんなアイドルになりたいのか。何がパスパレのためになるのか
日菜ちゃんは考えてみることに。

 

どんなアイドルになりたいか。


レッスンスタジオでも、日菜ちゃんはずっと、千聖さんに言われたことを考えていたのでした。

そもそも、千聖さんがなぜあんなにも感情を出して怒っていたのか。
麻弥さんは、パスパレの活躍の場が増えてきたからと言います。

彩ちゃん、千聖さんはドラマに出演し、麻弥さんの雑誌のコラムは書籍化が決定、イヴちゃんはラジオがはじまりました。
そういえば日菜ちゃんは何も決まっていないなあ……。まあ、お察ししますが。。。

とにかく、活動が広がれば、その分知らない人の目にも止まるし、仕事で関わるスタッフさんも知らない人が増えてくる。
初めての現場で悪い印象を持たれたら、仕事がこなくなってしまうかもしれない。
たとえ悪気がなかったとしても、日菜ちゃんが足を引っ張ってしまって、他のメンバーの仕事に影響が出てしまうなんてことだけは避けなくてはいけない。
それがあったから、千聖さんは日菜ちゃんにいつも以上に厳しく注意をしていたのでした。


しかし、日菜ちゃんにしてみれば、「自分に求められている役割」を演じるのが正解というのが、どうにも納得できません。
つまらないものを面白いといい、マズイものを美味しいという「嘘」は、求められている役割を全うするのためには致し方無いのか。


麻弥さんはすかさず、千聖さんの言いたかったことは、何を大切にするかということであって、
今後のパスパレをどうしたいのか、どんなアイドルになりたいかを考えて、その目標を見据えて行動するべきだということだとフォローします。

そこで日菜ちゃんは、3人にどんなアイドルになりたいのかを聞きます。



彩ちゃんは「夢を与えるアイドル」
麻弥さんは「自分らしく、誰かに勇気をあげられるようなアイドル」
イヴちゃんは「パスパレが天下を取れるアイドル」

みんな、それぞれなりたいアイドル像があって、そこに向かって日々努力しているのでした。
日菜ちゃんはこれから、なりたいアイドル像を考えていくことになります。

 

引き立て役で汚れ役

ある日『ロイヤル×ホリデー』という休日にやっている番組のお仕事で集まったパスパレ一同。
女優のハルカさんと一緒に、桜の名所をロケするというものでした。
有名な番組への出演に気合が入るメンバーたち。


ロケはロケは順調に進んでいるものの、千聖さんと麻弥さんはある違和感を感じます。
桜をバックにアドリブでドラマのワンシーンを演じるとき、女優の千聖さんではなく、彩ちゃんに。
彩ちゃんは噛んでしまったのですが、それはそれで味があるからとスタッフさんは撮り直してくれません。
桜は何科か、という質問に、ハルカさんは(事前にスタッフさんが教えてくれたから)バラ科と答えられて、彩ちゃんは答えられないシーンを撮影される。
彩ちゃんが失敗するところばかりを撮影されてしまいました


千聖さんと麻弥さんは、自分たちが引き立て役で、メインのハルカさんを立たせて彩ちゃんで面白い画をとろうとしていることに気が付きます。
女優さんのダシとなって引き立てるのが、この番組に求められている役割と気づくメンバーたち。
このことに、当然日菜ちゃんも全然るんっ♪としません。


休憩中。
彩ちゃんが失敗して、女優さんが成功するの繰り返しでロケが行われていることについて、
「考えようによっては要所要所で目を引く彩ちゃんのポジションは残るし、パスパレを覚えてもらうきっかけになるはず」ととらえる千聖さん。
続けて、お仕事だからと、与えられた役割に徹するのがプロとして当然であると主張します。


しかし日菜ちゃんは、自分がなりたいアイドル像はよくわからないとしたうえで、みんなが楽しそうじゃないお仕事を我慢してやるのではなく、自分たちで楽しいを作っていくお仕事がしたいと、麻弥さん曰く「まわりの作った型にはまるのではなく、自分の作った型にまわりをあてはめていく」仕事をしたいと主張するのでした。


どうすべきかではなく、どうしたいかを考える
さすが日菜ちゃん。天才すぎます😍

日菜ちゃんに触発された3人は、このまま引き立て役として型にはめられたままは悔しいと、日菜ちゃんに賛同します。
しかしプロである千聖さん。
誰かを引き立てるお仕事は、キャリアのある俳優さんとの共演や大きな事務所からの意向により、これからもやってくるし従わなくてはいけないときが来るかもしれないと、正論をぶつけます。


でもそれはいまではなく、このままパスパレが自分たちの望まない形でのイメージが張り付いてしまう前に、望む形で何かを残すことに賛成するのでした。
とびきり怖い笑顔を浮かべながら😨

これまでの千聖さんだったら、これからの自分のキャリアのことを打算的に考えて、絶対に安全なほうへ進んでいたはずです。
しかし千聖さんはもう、そういう選択をしません。
これがおそらく千聖さんの変化です。
自分の保身よりグループのことを考えて、何が最適解なのかをしっかり考えているのです。
自分のためではなく、グループのために。
この「One for All, All for one」の精神は、今回のイベントでもセリフに端々から感じられます。

かくして、普段手を組まない2人がタッグを組んで、ここからパスパレの逆襲がはじまるのでした😂

 

パスパレの逆襲

そんなこんなで、後半のロケがスタート。
日菜ちゃんと千聖さんで連携して、ロケの流れを自分たちに引き寄せてしまいました


桜に関する曲のクイズを見事回避して、限定クレープの食レポへと誘導。
彩ちゃんのSNS映えする写真を紹介してハルカさんをうまく巻き込みます。


絵葉書教室では、彩ちゃんの絵ではなく、日菜ちゃんが自分の絵に注目させ、イヴちゃんにパス。
千聖さんはイヴちゃんの紹介をしつつ、ハルカさんのドラマの番宣へつなぐ。

ここらへんは語るより感じていただきたいので画像で。
麻弥さんの解説がなかなか熱く、そっちも必見です。


最後のスペシャルクイズでは、豪華ディナーが食べられるチャンスをかかっていました。
スタッフさんのは、ハルカさんにお願いしたいという暗黙の意向があったようですが。
スタッフさんから、桜の和歌に関する問題だというヒントを日菜ちゃんが見事聞きだし、以前のイベントで桜の和歌をまとめていた彩ちゃんにパス。
ここまで全く見せ場なく、コマのように扱われてしまった丸山さんですが、ここで挽回のチャンスが巡ってきたのです!
なんという胸アツな展開なんだ!
果たして正解できるのか。

 

日菜ちゃんの目指すアイドルは


できませんでした🤣🤣🤣
まあわかっていたけれども。
さすが彩ちゃんですw
今回も期待を裏切りません!
でも、番組の評判は上々で、ハルカさんもSNSで楽しかったと言ってくれましたし、スタッフさんからも機会があれば出てほしいと言われたようで大成功でした!


適度に彩ちゃんをからかった後、千聖さんは日菜ちゃんに、なりたいアイドル像が見つかったのかを聞きます。
しかし、日菜ちゃん自身はしっくりくるものが思いつかないといいます。



そんな日菜ちゃんに千聖さんは提案をします。

日菜ちゃんの、与えられたものをただ受け入れるのではなく、自分で望む方向に進めさせることができるという強みを活かして、
パスパレがパスパレとして輝けるように、私たちの枠を広げるアイドルになってほしいと伝えます。

これを聞いた日菜ちゃん、るんっ♪ときたようです。
日菜ちゃんは「枠を広げるアイドル」という目標に向かって、歩み始めたのでした🤗


それにしても、今回のイベントはすごかった🤔
番組の後半、日菜ちゃんと千聖さんの巧みな連携によって、ロケの流れが全く変わってしまったのですから。

普段手を組まない2人が手を組んだことによって実現した今回のお話。
もしかしたら、パスパレはこの2人がいれば無敵なんじゃね?
と同時に、絶対この2人だけは敵に回してはいけないと、麻弥さんと彩ちゃんともども、私も戦々恐々とするのでした。

 

♪  ♪  ♪

 

ここでカードの紹介です。今回はすべて後日談になっておりますので、まとめて紹介します。

 

麻弥さんカード「コスモスナビゲーター」



左エピソード「ジブンたちのリーダー」では、彩ちゃんの家で一緒にMarmaladeのライブDVDを鑑賞します。
Marmaladeのリーダーであるあゆみさんを超えられるようなアイドルを目指す彩ちゃん。
あゆみさんと彩ちゃんは違うけれど、どこか似ていると感じた麻弥さんのお話。


右エピソード「ひとりひとりの輝き」では、街を散策して街にあふれているアイドルに関連するものをみて、改めてアイドルの多様性を確認した麻弥さんのお話です。

 

イヴちゃんカード「コスモスクルー」


左エピソード「クイズでそうろう」。
イヴちゃん司会のクイズ番組があったらということで、おたえとはぐみちゃんがゲストという、突っ込み不在のエピソードとなっています。

右エピソード「ブシの後ろ姿」では、ロケで共演したハルカさんとイヴちゃんが一緒にお仕事をすることになったことが語られます。
もしかしたらイヴちゃんの時代劇デビューのストーリーがくるかも……💕

 

彩ちゃんカード「食レポ、苦戦中……」


左エピソード「前を歩む人」では、やまぶきベーカリーでの沙綾ちゃんとの会話が聞けます。
これまでの失敗や、誰かにフォローしてもらってばかりだからもっと日菜ちゃんや千聖さんのように現場の流れを作れるようになりたいと語る彩ちゃんの前向きさが素敵です。


右エピソード「桜が語るもの」では、ロケでの失敗を繰り返さないように、桜を見ながら感じたことをうまくみんなに伝えられるようにと練習する彩ちゃんがみれます。
やはり、彼女のひたむきさは、応援したくなりますね。

 

日菜ちゃんカード「自分で切り拓く道」


左エピソード「二人の駆け引き」では、残った最後のクッキーでじゃんけんで心理戦を行う龍虎の戦いが見られます。
煽る日菜ちゃん。
持ち前の演技力を発揮する千聖さん。
この2人、やっぱり敵に回すと恐ろしい。

右エピソード「あたしの目指すアイドル」では、まりなさんに自分の目指すアイドルが「枠を広げるアイドル」になったことを嬉しそうに語る日菜ちゃんが見られます。

 

千聖ちゃんカード「舞い散る桜吹雪と」


左エピソード「特訓!食レポ編」では、ファミレスで激辛カレーを食べて食レポを練習するパスパレがみれます。
千聖さんの食レポの極意というのが面白いですので必見です。

右エピソード「小さな冒険」では、今回の出来事を語る千聖さんがみられます。
求められている役割からはみ出した冒険だったことや、基本的には自分に求められている役割を全うすることが大事だという千聖さんのプロ意識が見られます。
千聖さんは子役からずっと芸能界に身を置く人間。
彼女はこれからも日菜ちゃんのストッパーとなって、グループを成長へと導いてくれることでしょう。

 

型に嵌った人間はつまらない


日菜ちゃんの正直さというのが、毒にも薬にもなるというそんなお話だったと感じます。

でも、日菜ちゃんの言っているように、自分が求められている役割をただ演じるのは、自分じゃなくてもいいわけで。
自分にしかできない役割を自ら進んで見つけていくことが本当に大事なのだと訴えるストーリーでした😍
日菜ちゃんが生徒会長になって羽丘を改革?していったように、お仕事でも日菜ちゃんの手腕が発揮されたということになります。

自分の作った型にまわりをあてはめていくということ。
自分が楽しくないことを我慢して受け入れるよりも、どうしたいかを考えること。
これは大人になって、お仕事をするうえでも大切なことだと思います。

型にはまったことをするのは楽だし、安定しているし、確実かもしれません。
しかし私の場合、それで毎日を過ごすのは、日菜ちゃんと同じく「つまらない」と感じてしまう人間です。
うまくいくかはわからないけれど、自分の型に無理なく当てはめて物事を遂行していくことも時には必要なことだと思います。

そんなことを教えてくれた、日菜ちゃんらしいエピソードでした。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!



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