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【ガルパ】No.142_From the Past◆技術力だけじゃない!バンドで音を合わせるために必要なこととは?

2021-02-27 15:32:23 | ゲームストーリー感想_『バンドリ!ガールズバンドパーティー!』


今回はRAS単独のストーリー「From the Past」についてです。

ロックちゃん、マスキングは、外見は全く正反対に見えて、バンドへの情熱は人一倍強いのです😤
そんな2人がもっと仲良くなるために奮闘するストーリーを振り返ります。

 

音が合わないふたり


ある日、バイト先のGalaxyにやってきたロックちゃん。
中に入るとすでにドラムを叩いているマスキングが。
マスキングに誘われてセッションをしてみたものの、お互いに熱くなりすぎたからか、全然合わない……

レイヤさんから、仕事仲間で音を合わせるのが上手な人がいてたので話を聞いてみると。
その人はサポートするバンドの人達とのコミュニケーションを大事にしていたといいます。
なるべく同じ時間を過ごすことで、相手が何を求めているのかを感じることができるようになる、と。

そこでロックちゃんとマスキングも、音を合わせられるようにするために、なるべく同じ時間を過ごしてみようと考えます。
マスキングとロックちゃんは出かける約束をします。

 

一緒に過ごす休日。これはデートですか?


次の日、まさかのマスキングは朝7時前にロックちゃんの部屋に。
ロックちゃんの日課である旭湯の掃除を手伝います
思いのほかの重労働に、驚くマスキング。
手が荒れないようにと貸してもらったハンドクリームが気に入ったマスキングは、ショッピングセンターに行くことを提案します。
しかしまだ朝8時。お店は開いていません。
そこで2人は併設している映画館に行くことに。

映画館でマスキングがみるのはアクション映画!
……ではなく、子供向けアニメ『うさちゃんファミリー大集合・星の丘の奇跡』。
なんでも大人でも感動できるアニメなのだといいます。


早速チケットを買おうと生徒手帳を取り出すマスキング。すると挟まっていた1枚の写真が落ちてきました。
その写真は小さいころのマスキングと、マスキングの親父さんとそのバンド仲間である「デスギャラクシー」のメンバーが映っていました。
マスキングは「デスギャラクシー」がワンマンライブで大成功して、丘の上にある夜景のきれいな公園で撮ったものだといいます。
演奏のことでケンカした日も新曲が仕上がった日も、何かあればこの公園に連れてこられた幼き頃のマスキング。
マスキングにとってこの公園は大切な思い出のようです。


映画を見終わった二人。
マスキングも泣いてしまったようですが、ロックちゃんはもっと大泣きしていました。


ちなみにこの映画を後日レイヤさんも見に行ったようで、そこでモリフォニカのましろちゃんと出くわします
このエピソードは、レイヤさんのカード「ワイルドポップ」のエピソード「かわいいシネマ」で。


ハンドクリームを買ったマスキングは、ショッピングセンター内のゲームセンターへ。
ゾンビが出てくるシューティングゲームで遊びます。
アニメ3期でUFOキャッチャーが下手だと判明したマスキングですが、こういうゲームも上手ではないようです。
このあと太鼓のゲームでも遊びますが、アドリブを入れてクリアできないという……まあなんともマスキングらしい。
ちなみにマスキングは白雪学園というお嬢様学校に通っているので、放課後一緒にこういうゲームで遊ぶ同級生はいないみたいです。
その学校でゲームと言えばチェスというのですから……その学校でのエピソードも聞きたいですね笑


次に向かったのは、お菓子の材料を売っているお店。
マスキングはお菓子をつくるのが趣味なんです。
この怖そうな見た目とのギャップが、マスキングのズルイところです😍
学校の先輩にもらったカヌレのお返しでアップルパイをつくるそうで、ロックちゃんは食べに来いよと誘われてうれしそうです。

 

ラーメン銀河での邂逅


後日、マスキングのバイト先、ラーメン銀河でお手伝いするロックちゃん
一生懸命接客している中現れたのは、RASのメンバーでした。
ラーメン銀河に揃ったRAS……。
RASのオーディションのあとに、ロックちゃんはマスキングに初めてここに連れてこられたことを思い出します。
あのころから比べるとRASはだいぶ仲良くなりました
今度はパレオちゃんがパスパレのライブに行きたい、とチュチュちゃんに提案しますが、これは次のイベントで実現していますw展開はやっ!


チュチュちゃんは、野菜が大嫌いなので、ネギと紅ショウガの入っていないチャーハン(マスキング曰くチャーハンとは呼べない)を注文します。
ネギと紅ショウガまでもきらいとは……さすがジャーキーばっかり食ってるチュチュ様。。。
パレオちゃんじゃなくても心配する気持ちがわかる🤔


実はパレオちゃん、この野菜嫌いのチュチュちゃんに、何とかして野菜を食べさせようと、リサさんの家でトマトゼリーの作り方を教わっています
このエピソードは、カード「おそろいゴハン」の「チュチュ様健康大作戦」で!


またロックちゃんのカード「Lock on!」のエピソード「思い出重ねて」では、みんなで一緒にゲームセンターでゾンビシューティングをするRASの姿がみられます。
最初の「仕事仲間」感が半端なかったRASが、ゲームセンターで一緒に遊ぶほどの仲良しになっています。
こちらもぜひ解禁して読んでみてください🤤

 

マスキングへの思いをぶつけ、思い出の場所へ。これは告白ですか?

次の休みの日、ロックはマスキングの家でアップルパイを食べます。
ここでふと子供のころの話をすることに。


マスキングは子供のころからお菓子作りをやっていたそうです。
でもドラムは物心つく前から触れていたみたいですね。
一方のロックちゃんはなかなかギターを買ってもらえず、お小遣いを貯めて自分で買ったようです。
小さいころは自分で段ボールでギターを作って弾くマネをしていたとのこと。
それほどギターに対する情熱を持っていた彼女は、バンドをやるために高校1年生ながら上京するのです。
両親に反対されて説得してまで上京するきっかけになったのがポピパのライブだったりします。
本当に文字通りロックな女です🤣


そんなロックちゃんのことを「かっこいい」「頑固」と評するマスキング。
譲れないものがあり、その譲れないものを主張しあってぶつかっていくのがバンドだというマスキングですが、過去バンドを組んでもついてこれないといわれて、一匹狼といわれてしまった思い出もあります。
そんな中で見つけたRASという場所で、ロックちゃんという、思いっきりぶつかっていける存在に出会うことができました。
話を聞いたロックちゃんはいてもたってもいられずセッションをしにGalaxyへ!
ロックは演奏で、マスキングへの自分の気持ちをぶつけるのでした。


マスキングの演奏はRASやお客さんを引っ張ってくれてかっこいいこと

一緒に演奏していて楽しくて、全力で演奏しているマスキングのドラムに、これまでもこれからも、もっともっとぶつかっていきたいこと。


その想いを受け取ったマスキングは、ロック曰くをバイクの後ろにのせて、デスギャラクシーとの思い出のつまったあの公園に向かいます。
キラキラな星空と、眼下に広がる街の光。
ロックちゃん曰く「見えてるところが全部星空みたいですっごくキレイ」。
マスキングにとっての思い出の場所は、ロックとの思い出の場所にもなりました。
今度はRASのみんなも連れていきたいと2人は強く思うのでした。


後日、RASの練習にて。
メンバーに成果を聞かれて2人は「特に何もなかった」と答えます。
しかし、2人は練習が始まるまでの30分、軽くあわせることに。
2人は気づいていないかもしれませんが、このやり取りは今回一緒に過ごしてお互いのことを知ったことで、2人がほんの少し変化したことを表していると思います。
演奏はまだバラバラかもしれないけれど、その「譲れないもの」のぶつかり合いが2人には心地よいのかもしれません。
RASの最強伝説はまだはじまったばかり……。
パレオちゃんやレイヤさん、チュチュちゃんも巻き込んで、新曲のセッションをはじめるのでした。

 

音を合わせるために必要なこととは?


何気ない日常を一緒に過ごしながら、バンドとして日々成長していくのをみれる
のが『ガルパ』のストーリーのよいところの一つです。
今回のチュチュちゃんの新規カード「セッションは全員で」のエピソード「プロの流儀?」では、パスパレの日菜ちゃん、麻弥ちゃんコンビにチュチュちゃんが混じってお話しするというエピソードがあります。
メンバーと一緒に過ごすことで心の距離が縮まって、親近感がわいてくるという麻弥ちゃんの話を聞いたチュチュちゃん。
RASのさらなる技術向上のためのヒントを得られたようです。
このあと実際にRASのみんなでパスパレのイベントに行くという行動に出るのですが、これもここでの会話があったからなのかもしれませんね。


ちょっと自分のことを話させていただくと、自分も大学時代にバンドを組んでいた人間です。
その経験から感じるに、やっぱり一緒にいる時間が長ければ長いほど、いい演奏になっていくんじゃないかなと思います。
演奏の上手な先輩のバンドをたくさんみてきましたが、その人たちはもうプライベートでも一緒に過ごす時間が多かったと記憶しています。
技術力だけじゃない、そのバンドを惹きつけてやまない「何か」は、そのバンドメンバーが長い間一緒にいることで生まれた「シンパシー」なんじゃないかなと思っています。
だから演奏が上手になるためにはもちろん練習が不可欠ですが、練習だけじゃないこういった何気ない日常生活も大事なのではないかなと。
もちろん演奏する側もこういうグルーヴ感が生まれるからこそ、バンド演奏って楽しいし、もっとメンバーと一緒にいたいと思うんですよね。
今回のお話は、そんな自分の青春で感じたことがテーマになっていて、とても心に残るお話でした。


というわけで、「From the Past」の振り返りでした。
今回もここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。