ツイッターでアニメ感想を呟いてると、こっちがお留守になってアカンですな。
艦これしながら、ゲーム実況見てると、どっちかがお留守になるし、原稿やる前に一日が終わるし。
アカン事ばかりです。
ああ、飲みに行きたい(三日前に行ったばかりやろ)
青の祓魔師 第54話「騎士團には戻らない」 1
上位十人のキャラアニバーサリーブックがおまけつき。
雑学がおまけ。奥村雪男の哀愁出張編つき。
あ、子猫さんと宝、20位以下やったんか。
まぁ、宝は出番殆ど当時なかったし、人形が本体やし(笑)
子猫さんはええ人なんやけどねー。
貧乏人が80円のはがきの出費を考えると、ね。
単に私の一番ではなかった…そーいう理由に過ぎないと思われます。
多分、上位3人まで書いてよしだったら、順位も変わってきた筈。
…いや、そうだと思いたい(震え声
表紙は見開きカラー。
明るい展開でないので、色調も抑え気味。
志摩と出雲が両脇で一番大きく、中央が燐達救出部隊。
志摩の横がイルミナティの皆さん。
出雲の横が出雲ママ。
でも、実は一番デカく描かれてるのは外道院先生だったりする。
デカすぎて、目と鼻と口が見切れてる(笑)
2ちゃんだったら「こいつを1位にして腐女子を泣かそうぜ」企画出そうだから、
ネット投票でなくてよかったね。
さて、本編。
研究室へ向かう廊下。
戦闘は白衣の研究員。
出雲を四方から固めるようにして、先頭が志摩。
出雲は手錠に紐つけられて連行。
手には月雲に持たせたきつねのお守り。
足は素足。
せめて、スリッパ履かせたれや(´;ω;`)
「フッ、…ッ、クックックッ」
俯いていた出雲はいきなり嗤い出す。
振り向いた志摩は出雲と目が合う。
「ねぇアンタ。今どんな気分なの?
アンタよ、ピンク頭。
楽しいの?
それとも悲しいの?
どっち?」
「黙って歩け!」
紐を持っていた団員が荒々しく紐を引っ張るが、出雲は話すのをやめない。
「見たでしょ、あたしの母さんを。
あたし、アレになるの。くくく」
目を逸らす志摩。
だが、出雲は追い打ちをかける。
「死ぬってことよ…ふふっ。
もうおしま」
「黙れ!」
団員の顔が険しくなってきたので、とりなすように志摩は振り返る。
「まぁまだ精密検査の段階やしぃ。
早めに研究成功したら晴れて自由の身なんやさかい。
ポジティブに考えてかへーん?」
「研究が成功すれば殺されるわよ。
どっちにしろ、あたしは死ぬの」
「素材番号(マテリアルナンバー)987を連れて来ました」
「入れ」
後ろの騒ぎにも感情を交えずに研究員はインターホンのボタンを押す。
ドアが開くと、待ってるのはマッシュルームカットボブの体育会系を両脇に
外道院と姐さん。
その後ろにはCTスキャンぽい装置。
それを見た出雲は発狂。
「ぎゃあああああああ!!
もう終わりよおお、なにもかも。全部…。
いやあぁあああ」
「出雲ちゃん」
「な…なんだよ!?
急に!
早く大人しくさせろ!!」
「身体に傷がつく!」
激しく床の上でのた打ち回る出雲。
慌てて鎮静剤を打とうとした研究員が身を乗り出した瞬間、出雲は白衣のポケットから万年筆を盗み、
それを研究員の耳に突き立てると、紐を握っていた団員の顔面にキック。
それと同時に自分の手を万年筆で傷つけ、血の召喚。
ウケとミケに「あたしを守れ!!」と結界を作って、皆が狼狽えた隙をつき、脱走。
「な、なにやってんだ!!ふざけんなよ!!
早く捕まえろ!!」
騒ぐ外道院。
姐さんは慌てず、ルンドとストルムの体育会系コンビに跡を追わせる。
「俺も行ってきまーす♪」
志摩もすかさずダッシュ。
出雲ちゃんの事になると急にイキイキ。
が、そこに緊急通信。
「げ…外道院博士!!」
「なんだよ!!」
「正面エントランスに侵入者との報告が…!!」
「はぁ!? 警備は何やってんの!?
バカかよ!」
「現在応答がないそうで…」
「あ~どいつもこいつも。
あっ、そーだ♪
失敗作でも与えておけばいっか!」
ピコーンと閃く外道院。
バイオですね(笑)
映画とかでも思うが、何故最初からベストを尽くさないのか(笑)
初見殺しでいいじゃないか。
警備をぶっ倒すよーな奴らに手加減はいらんだろ。
さて、逃亡中の出雲。
人形に憑りついていたミケが遅刻して召喚。
「あっミケ!」
「遅い!! 何やってたのよ!」
「騎士團の連中がお前を助けに来ているぞ」
「…!
騎士團には戻らない…!」
「なに!?」
「ここを脱出したら今度こそ月雲の居場所を突き止める!!」
(もう二度と誰かを頼ったりしない)
「どんな形でもいい…。
月雲を守って生きる。
地上までの道を先導して!!」
全て志摩のせい(^▽^;)
うっかり志摩を信用したせいで寝首を掻かれたし、燐達はともかくメフィは真っ黒だからなぁ。
まぁ、宝がお守りくれたんだから、宝は月雲の居場所を知ってるし、メフィも当然知ってる。
ここは宝に聞いた方が早いと思うけどね。
気分的に頼れないわよな。
志摩君は茶番であれ、一度はミンチになってハンバーグになるまでコネコネされてからでないと許されんわね(笑)
さて、その10時間前。
燐達はミケから現在の状況を教えてもらってます。
ミケと話すのは主に雪男。
『見ろ。
大社のほど近くに聳えるあの宮殿を』
「稲生ゆめタウンですか?」
『奴らはあそこから地下に出入りする。
それにあの宮殿の中にこの横丁で腑抜けにした人間共を集めておるのだ』
「どういう事ですか?」
ミケは稲生横丁の観光客を見渡した。
『ここの人間達をよく見てみろ。
怒りも悲しみも…恐れも妬みも憎しみも苦しみもない。
無邪気な餓鬼のように、ただ食い物を貪る。
この土地のものを一口でも飲み食いすると皆ああなる』
「え…!?」
『この横丁は奴らの縄張りだ。気をつけろ。
食えば食うほど虜になるからな』
え、でも観光地なんだから、そりゃ怒りも妬みも憎しみもないわな(^▽^;)
そんなもの漲らせて、まんじゅうや煎餅を食べてる観光客がいたら、遥かに問題やないですか?
別に腹壊しても尚お稲荷やソバを食べ続け、帰ろうともしない客で充満してたらコワイけどねぇ。
ミケの言葉に饅頭をもぐもぐしてる燐を振り返る面々。
当然だけど、話なんか聞いてない。
大事な話は後でまとめて雪男に聞けばいいってのが染みついてんな(笑)
慌てて饅頭を取り上げるみんな。
「ん?」
「吐け、ゴルァ!!」
「燐もう食べちゃダメッ!!」
「は!?
あっ、なにすんだ。コラもったいねーだろ!」
「…というか、ぼ…僕達も食べましたよね…?蕎麦」
真っ青になる子猫丸と雪男。
『お前達は薬草系の魔除けが効いている』
「魔除け?
そんなもの施した覚えは……。
…ん?薬草?」
「…まさか!」
(しえみさんの草サンドか!?)
魔除けの草ってイラクサとかヨモギとか大抵匂いが強烈とか棘だらけとか。
ショウガやナツメグやクローブ、シナモンもそうだし。
でも、そのまま生で食うのは…(^▽^;)
…しえみは自分じゃ食ってるシーンなかったが、ひどい味音痴なのか。
料理上手な燐とくっついても残念だな。
まぁ、よかったねーという事で(棒
『食い物でこの地の虜となった人間は最後、皆バスに乗ってあの宮殿へ行く。
そして二度と戻らない』
でも、あのマンションて凄い倍率なんでしょう?
観光して、そのままバスに乗るなら長期滞在型のホテルでもよかったんじゃね?
『定期的に新しい人間がやってきては、あの宮殿の中へ消えてゆくのだ』
「――つまりイルミナティは集団洗脳した一般市民を稲生ゆめタウンに集めて軟禁していると…!?
一体何の目的で!?」
『…ハッ、奴らの目的など知らん。
ただ一つ言える事は、この地はもはや面こそ美しく飾り立ててはいるが、
中身は腐り、蛆が湧いているも同然だ』
夜の中、山の頂上に聳え立つ宮殿はとにかくデカい。
麓の普通の民家と比べると何千倍の規模。
特に非常階段とかないどーーーんとした箱造りなので建築的に面白くない。
屋上にドカーンと麓を見下ろす巨大な狐が飾ってあるし。
きっとラストでこれが動き出して、街を火の海にしたりするんだぜ(笑)
「焼き払え!」とか外道院がクシャナごっこをしたりするんだぜ(^▽^;)
で、夜になったので救出作戦開始。
懐中電灯の灯りを頼りに山頂のマンションまでダッシュ。
(昼前に潜伏して中の様子を伺ってもよかったんじゃー)
走りながら雪男はルシフェルの言葉を思い出す。
『魔神サタンを復活させます。
そして、二つに分たれた物質界と虚無界を一つに融和し…
…世界に真の平和が訪れるでしょう』
(イルミナティの真の目的は何なんだ?
人口虚無界の門やこの稲生で起こっている事は全てそこに繋がっているはずだ…!)
燐だけが超足早い。
急かされて、サタンの息子と一緒にすな!と怒る勝呂(笑)
マンションの外観は5階ごとに小さい屋根がある和風ぽい物件。
窓は割と小さく、テラスなどなし。
洗濯物も干せない。
箱型だから、中庭がたっぷりあるとかでないと、内側の住人は窓もなくて息苦しそう。
まぁ洗脳されてんだからどーでもいいが。
ゆめタウンの玄関は、古い旅館の入り口みてぇ。
灯篭もあり、灯りごとに番兵がいる。庭も番兵だらけ。
セキュリティが古式豊かな人海戦術って…(^▽^;)
木陰から伺う雪男達。
「イルミナティの制服だ。
間違いないな」
「見張りうじゃうじゃいるじゃんよ。どーするよ」
「入口らしい入口はあの正面からと…。
宮殿の上のヘリポートしかないぞ」
どーやって建物の外観見取り図を手に入れたんだ、雪男。
どの建物より高いから、屋上見えへんで。
指示を仰ぐ為、メフィにお電話。
「フェレス卿。
イルミナティの地下研究所の入り口とおぼしき建物を発見しました。
位置情報の詳細はメールしています」
『でかしました。御苦労様です♪』
「応援はどうなっています?」
『まだこちらは忙しくて』
そういうメフィは天蓋ベッドでおねんね。
抱き枕はベッドの上で、色んなぬいぐるみと一緒。
『申し訳ないんですが、いつ送るか保証できない状況なんですよねぇ~』
「 …神木さんはイルミナティの実験材料として拉致された可能性があります。
こちらも一刻を争う状況です」
『応援を待つか潜入するかの判断は奥村隊長、貴方の判断におまかせします』
「!?」
『称号持ちは貴方だけですが…もし戦闘になっても戦力は申し分ないはずですよ、ククク。
負けるなら、それは隊長が能無しだという事です。
応援は必ず送ります。
それまで隊長、健闘を祈る☆』
安定の丸投げ(笑)
まぁ全部終わってから迎えをやるから、それまでファイトって事。
燐が絶望的な状況を覆すのがメフィは見たいんだから、応援なんかよこす訳がない。
最初から当てにしてもムダって、雪男もショック受けてないで学ばないとー。
今回は頼みのシュラさんも入院中だしな。
『出雲が危ない』
ショックで呆然の雪男の状況など待たずに、ミケが告げる。
「え!?」
『…呼ばれている…。
手助けもここ迄だ。急げ!』
パン!という音と共に狐人形が少し砕ける。
「ミ…ミケさん、どうしちゃったの…?」
「落ちつけ、人形から出ていっただけだ」
驚くしえみをなだめるように宝は言い、壊れた人形を地面に投げ捨てた。
「神木出雲に召喚されたんだろう」
「召喚って…」
「――つまり今、神木さんが戦うよな状態にあるゆーことですか?」
状況は待たない。
このメンバーで任務をやり遂げるしかない。
雪男はやや考え、作戦をまとめると
「…皆さん。
応援が来ることを信じて正面玄関から突入します。
覚悟はいいですか?」
全員が雪男を見つめた。
“べつにいいぞ”
呑気そうにクロだけがニャーンと鳴いた。
2に続く
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