アリンコ日記

あの暑かった2004の夏から数年、夢中になっていたアリ飼いの記録です。もうすっかりアリンコ生活をしていません・・・。

生物的ふるい 挫折編&希望編

2007-10-21 17:27:21 | 20 怒濤の日々
というような感じで、一晩トビシワロッテンチームに働いてもらったところ、中継集積所には山のように獲物が積んであるが、さて、どれくらい巣に運び込んだのかが分からない。
中継集積所の山には羽虫もいるが、ぬあっ!カゼクサの実も混じっておるではないか!
ぬおおぉぉぉぉ、それはね、あんたたちの餌じゃなくて、クロナガさまに献上する実なのっ!
と、言いたい気持ちをぐっとこらえて、ペーターはアリたちを集め、山を下りてゆきました。
それっ、吸虫管、吸虫管。

じゃね、次はね、クロナガ!
クロナガにやってもらおうじゃないの。
いちばん勢いのいいクロナガ07-2号長二郎チーム、出番ですよ!
数十分後。
おおー、クロナガがメインで運んでいるのは、アブラムシだった。
これまで、虫のたぐいをやっても見向きもしなかったくせに!
まあよい、まあよい。
これも長い冬を乗り切るためじゃて。
巣の中では女王も含めて、数匹で1匹のアブラムシや羽虫を囲んでチューってやっている。
・・・チューじゃないかもしれないが、モグモグというふうには見えない。
しばらくしたらカゼクサの実も運び始めたが、巣内のアリたちは数時間たった今もまだアブラムシに夢中である。

「生物的ふるい」という目論見のもとに始めた今回のミッション(ミッション?)であったが、アリの方々はふるうのがあまりお好きでないようであった。
ていうより、むしろ、これ、健全な餌やり方法じゃね?
見てて楽しいし。
とはいえ。
1ケースに1つずつ放牧場(でかい餌ケース)つけると場所ふさぎだし、複数のチームを1つのケースにつなぐと「何か」あったときに面倒そうだし。
何より、放牧場を維持するには、飼い主が野に出て餌刈りをしなくてはならないというのが、ネック。


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