アリンコ日記

あの暑かった2004の夏から数年、夢中になっていたアリ飼いの記録です。もうすっかりアリンコ生活をしていません・・・。

30℃

2004-08-19 11:55:28 | 03 冷やしてみよう
さっき(3日分まとめて)更新したばかりだけど。

もう、暑すぎ。
我が家の誇る水冷システムは、気温マイナス5℃はカタいのだが、ただ今温度計は無情にも30℃を示しております。
ひーん。

おろおろした気持ちを少しでも静めるために書いてみた。


図画工作はつづく

2004-08-19 09:36:36 | 03 冷やしてみよう
さて、あいかわらず卵は孵らない。
そこでヒマを持て余し、ちまちまと冷却システムのマイナーバージョンアップを。

表面に貼り付けたキッチンペーパーで冷却しているが、やはり、若干内壁に水滴がつく。
水滴の直径は大きくても1mm以下で、アリンコ様が溺れるほどではないが、どうもその水気を嫌って行動半径がせばまっているような気がする。
そこで、現在の生活圏たる底面上の横穴が壁面に接触している部分(あー、まわりくどい)のキッチンペーパーを切り取ってみた。
ついでに、温度計の周りも。
いやー、すっきり。そして、観察もしやすい。

一昨日あたりから、行き止まりの坑道や大広間のあちこちにゼリー屑が積み上げられ始めた。バリケード?
坑道は伸長していないが、大広間がさらに広くなっているようだ。
何故か地表に出たがらないので、手近な場所に屑を捨てたということか。

小寝室も少しずつスペースを広げている。
が、その先へ穴を伸ばそうとか、上へ進んで第3、第4坑とつなげようという気はまったくないらしい。ちぇ。あとほんのちょっと掘れば開通するのに。
念の送り方が足りないのか。
第3、第4坑を伸ばせばいいのに、とも思うが、地表に出なくなって久しいので、その可能性も薄い。ちぇー。
ま、つながったらどうということもないんだけど。

昨夜はこのお気に入りの小寝室奥の行き止まり部分で体をねじるようにして動かなくなっていた。
10分以上体勢を変えないのでとうとうご臨終かと思ったが、しばらくしたら別のポーズをとっており、どうやら単にお休みだったようだ。
今朝は元気に動き回っている。

アリンコ様の睡眠は、どうなっているのか。8時間睡眠?細切れ?
真夜中でも活発に動いていることがあるが、それは私がたたき起こしているのか?
大広間で動かないときには、どうもさかさまになってコウモリばりに天井からぶら下がっているようだが、確認しようと箱を動かすとアリンコ様に気取られてしまうので、断定にいたっていない。
アリンコ様に快適な生活をしていただくためには、このあたりも調査せねばなるまい。




底面地図

2004-08-17 06:00:41 | 03 冷やしてみよう

今日は涼しいので、布団に持ち込んでじっくり観察。
だって、もうすっかり底面だけでの生活になってしまったアリンコ様。
持ち上げて下から覗き込まないと見えないから、座った姿勢で観察していると首が疲れちゃうんだもん。

なんだか、いろいろ調べていたら、女王アリはそんなに熱心に穴を掘らないようなことが書いてあったが、このアリンコ様は、掘るね。掘り好きだね。
いや、ひとりでここまでよくやったよ。

さて、水平坑の右奥(第4坑の真下あたり)にも名前をつけようと思う。
動きが鈍っている中、ここにだけはしょっちゅうやってくる。(すぐ大広間に帰りがちだけど)
ええとね、小寝室。
狭いから。

卵はまた大広間に戻っていた。
しかし、常になく長時間、底から観察していたら、どうもアリンコ様は卵を動かしたいらしいというのが伝わってきた。
卵の一部をくわえてウロウロしていることもある。
しかし、移動先が見つからないらしい。
最有力の移動先はやはり小寝室(ここで名前を使いたかった)なのだが、何かが気に入らないようだ。
結局大広間に戻してしまった。



今日はこっち

2004-08-16 11:30:16 | 03 冷やしてみよう
えー、生まれません。
もう、何を書いたらいいんすか。この日記。

あ、そうだ、卵をまた移動していた。
「底面に沿った水平坑の右奥(第4坑の真下あたり)」。
なんか、ここ、好きみたい。
冷却システムは側面のみを冷やすので、大広間は相対的に暑い、ということだろうか。
しかし、冷却システムから取り出すと、必ず底面外側に水滴がびっしりついていることから、アントクアリウムのゼリー全体が冷えてると思うんだけどな。

じーっと観察していると、アリンコ様はわりと頻繁に産卵のポーズをとる。(これは本当は8月8日の写真だけど)
でも、なかなか出てこないんだよなー。
結局、ムニュっと卵が出てきたのを見たのは、6月24日の1回だけ。
・・・やっぱ、弱っているのかな。


温度計秘話

2004-08-09 13:23:17 | 03 冷やしてみよう
思いつき&理科の知識総動員の冷却を始めて1週間と少し。
温度はほぼ24~25℃に保たれている。
卵には変化なし。

温度の計測は、その昔パルコ出版の「ケロ太のお天気カレンダー」についていた温度計をアクアリウム本体にセロテープで貼り付けて行っている。
たぶん10年以上前のもの。
我が家の温度計はこれひとつなので、正確性がどうとかいうことはできない。

「ケロ太のお天気カレンダー」は、ボール紙の台紙がケロ太(≒カールおじさんのカエル)の形に切り抜かれていて、その上に月めくりのカレンダーが貼ってあった。
温度計はそのケロ太の手首に腕時計を模して取り付けられていたもの。
このカレンダーは何年にも渡っていろんなポーズのケロ太で発行されたが、温度計つきのものは1回だけだったと思う。バブルってことだったのかも。
翌年以降は、取り外した温度計を新しいケロ太の腕に穴あけて取り付けて使っていた。
その後、お天気カレンダー自体は継続的に発行されているが、よくある2ツ折にカラー印刷というものになってしまった。
ケロ太のダイカット版が復活した暁には、またこの温度計を取り付けてやろうと思っている。

で、ケロ太はさておき、アリンコ様だ。

第4坑直下に卵を置いていたのは実質1日くらいで、また元の大広間に戻していた。
バラバラっと広げて、世話をしている。
・・・なぜ、1ヶ所にまとめないデスカ?

このところ、どうもアリンコ様の動きが鈍いような気がする。
地上には全く上がらないし、歩くときにもヨタついているような。
そしてしきりに手足と触覚をこすり合わせている。
何かの細菌でも繁殖しちゃってる?いやーん。
それとも、働きアリが生まれなくて一人で2ヶ月近く卵の世話をしてるための育児疲れ?(あ、「児」になってないか)
つらつらと考えながら、じっくりとアリンコ様を眺めていたら、ケロ太の形見の温度計が30℃を指していた。
急いで水冷システムに戻して冷却再開。ひー。