不二家が存続の危機になっている。ぺこちゃんが、かわいそうである。
けっしてぺこちゃんが、悪いのではない。ぺこちゃんのほっぺはおいしいカスタードのお饅頭だった。それがばい菌まみれで売られて、ぺこちゃんのほっぺを食べると、おなかが悪くなると、消費者は思ったのだった。
不二家のお菓子が店頭からなくなるという。わたしは、カントリーマムというクッキーが好きだった。
これもなくなるのかと、驚いた。
不二家は独特のスタンスを持ったお菓子を作る。パラソルチョコもそのうちの一つで、プラスチックの傘の柄に見立てた棒の周りに、チョコがあってそれをかわいい傘の模様の銀紙で包んでいた。
そんなチョコは不二家だけだった。もちろんミルキーも、あのような味の飴は不二家だけであった。ルックチョコは、当時めずらしくヒトヤマチョコであった。なかから、フルーツやナッツの味のクリームがでてくる。
食べてみてはじめて、あ、これはバナナだ~~とわかる楽しさがあった。
不二家のレストランで食事をする。これも楽しかった。やはりデザートが不二家らしくて、チョコパフェなどは、絶品であった。喫茶部でしか食べれないイチゴショートケーキもあった。生クリームがてんこ盛りであった。
去年のクリスマス、アンティノールでかったブッシュドノエルが、おいしくなくて、ショックだった。それで「やっぱり不二家のケーキが一番!」という子供達と主人の意見で、もう一度リベンジクリスマスケーキと銘打って不二家に一番小さなイチゴと白い生クリームのクリスマスデコレーションケーキを買いに行った。
味のほうは、「おいしい!!」との満足な感想を貰った。
そうか・・・・やっぱり、ケーキは不二家なんだね・・・と脱帽したのだったがこの不祥事続きにあぜんとした。
あのやさしい、不二家の店員さんたちはどうなるのでしょうか。
お店の存続が不可能であるのなら、何らかの形でのれんわけとかして不二家のお店を続けていって欲しいと願う。
無責任な食料品をあつかうメーカーにあるまじき体質は、直らないとなればそんな連中にいまこそ、印篭をわたして、末端のお店はおいしいケーキの味を守るために、自分達でぺこちゃんのケーキを作って欲しい。
お客さんの気持ちを分かってくれているのは、そんなお店の従業員さんたちで、私達は、応援したい。ただ、体質ですなんて平気でいっている不二家の上層部は、この仕事をする資格がないと、やめていただきたい。
かわいいぺこちゃんのお菓子が、一日も早く市場に出回って、おいしいケーキのお店が復活されますことを、こころより願うものである。
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