大津市立皇子山中学の男子生徒が
いじめが原因であろう飛び降り自殺した事件。
いじめでは過去最悪といわれる事件となった。
いじめに加担した加害者生徒の名前は
すでにネット上で流出している。
加害者の主犯格のK君の画像さえも
流出している。
自殺の練習かというアンケート結果が公表
された件で行われた記者会見。
大津市教育委員会のメンバーたちの
記者会見の動画では、教育委員会の彼らは
この事件を深刻に受け止めているという表情でも
態度でもない。無表情で、しらっと会見しているのだ。
違和感を感じた。
自殺者を出したことに対して
自分たちの教育に対する反省もない、教え子を失った
悲しみもない・・・
まったく他人事のように淡々と話をしている。
おかしい・・
「実際見たという生徒はいないので事実確認をしなかった」
15人から16人の生徒が自殺の練習をさせられていたと
アンケートに回答しているではないか。
いちどに、アンケートをとってこれだけの生徒が同じ答えを
書いたことをどう思っているのだろうか。
これこそ、見たとか見ないとかではなく
重要な証言ではないか。
一生懸命心を痛めながらどんな気持ちで
彼らはアンケートに向かったのかと
子供たちの気持ちもわからない大人が
大津市の教育委員会のメンバーをやっている
こと自体、大津市の教育は大丈夫かと
心配になる。
被害者の父親が警察に被害届を
三度出して三度とも却下されたこと
については、警察関係者は
暴力行為で被害者がなくなった場合
被害者から証言が取れないので
因果関係が不明とのことで被害届を
受け取らないとのこと。
しかし、今回のアンケートの件で世論が
大きく動いているので警察が動くかも
という話もあったけど・・・。
ネットでは加害者家族への
パッシングもある。
また、加害者家族の父親
加害者の兄弟も写っている。
そこまでするかと、ネットの恐ろしさも
感じたが、この事件の底の深さと
衝撃を思えば、あるだろうなと思った。
笑っていた担任の教師の実名と画像も
アップされていた。
「俺死ぬわ」というメールに
「死ねば」と、返信した加害者。
どこまでも、だれにもかばってもらえない
悔しさがうかがえる。
それほど、誰しもが彼らが怖かったのか。
誰しもが彼らの親たちが怖かったのか。
事件の場所が学校だったために
被害者の家族は事実を知ることもできず
こんな理不尽なことはない。
被害者の家族はなぜ息子が自殺をしたのか
その原因を学校にあると思っても
それを追及することもできない。
学校とはなんでしょうか?????
何を教え、何を学ぶところでしょうか?
これほどの恐ろしいほどの暴力を認め
一人の命をつぶすことすら平気で
黙認し
被害者の人権すら平気で踏みにじった加害者。
そしてその親は自分たちの人権を守るべきだ
守られるべきだと言っているらしい。
泥棒が居直って泥棒にも言い分がある
人権があると主張するようなものである。
罪を認めろ。
学校、教育委員会は
自殺と学校のいじめとは
因果関係がないと
言い切る・・・・・
これほどの恐ろしい人権無視の世界が
どこにありましょうか?