神戸女性死体遺棄 自宅から尿反応、夫を殺人容疑で再逮捕へ

神戸女性死体遺棄　自宅から尿反応、夫を殺人容疑で再逮捕へ

神戸市北区の山中の国道脇で先月３日、同区の無職川本とき子さん（３７）の遺体が見つかった事件で、
川本さんの自宅室内から尿反応が出ていたことが５日、捜査関係者への取材で分かった。

首を絞められた際の失禁の跡とみられる。

神戸北署捜査本部は、遺体を道路脇に放置したとして死体遺棄の疑いで逮捕された夫の会社役員川本勝彦容疑者（４７）が、
同居していたとき子さんを自宅で殺害した疑いが強まったとして、近く殺人容疑で再逮捕する方針。

とき子さんの死因は、素手で首を強く絞められたことによる窒息死だった。

とき子さんは１月１日夜、神戸市兵庫区の居酒屋で知人らと飲酒後、タクシーで帰宅したことが捜査本部の調べで判明。

一方、川本容疑者は「妻は自宅に戻らなかった」と矛盾した説明をしたため、捜査本部は自宅などを現場検証するとともに、
とき子さんの死亡の経緯も調べていた。

川本容疑者は「捨ててはいない」と死体遺棄容疑を否認している。
[ 2012年2月5日 21:47 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/02/05/kiji/K20120205002578240.html
死亡：川本とき子
逮捕：川本勝彦