作者:パトリシア・コーンウェル
出版:講談社文庫(1992/1/15)
初出:1990
ジャンル:ミステリ
評価:4/10
連続殺人事件を調べる検屍官の話だが、検屍官という仕事についてはもちろん、これについて回る政治的策謀や、男たちの中で仕事をする女性への風当たりの強さや、コンピュータ/データベースのおもいっきり細かいことや、親に相手にされない子供や・・・、とにかくナンでもカンでもつめ込まれた小説。
殺人事件の部分だけをひろうと、「アイツがあやしい」と思わせる引っ掛けがポツポツあって、犯人を罠にかけようとして自分が狙われて、最後は危機一髪で助かるという、どことなくハリウッド的ありがちなストーリー。
これが処女作の作者が書きたいことを思いっきり書きました~、といったところか。しかし、読むほうとしては、これが「重い」。平たくいうと読みづらい。たぶん、2作め以降はよくなってるんだろう。
出版:講談社文庫(1992/1/15)
初出:1990
ジャンル:ミステリ
評価:4/10
連続殺人事件を調べる検屍官の話だが、検屍官という仕事についてはもちろん、これについて回る政治的策謀や、男たちの中で仕事をする女性への風当たりの強さや、コンピュータ/データベースのおもいっきり細かいことや、親に相手にされない子供や・・・、とにかくナンでもカンでもつめ込まれた小説。
殺人事件の部分だけをひろうと、「アイツがあやしい」と思わせる引っ掛けがポツポツあって、犯人を罠にかけようとして自分が狙われて、最後は危機一髪で助かるという、どことなくハリウッド的ありがちなストーリー。
これが処女作の作者が書きたいことを思いっきり書きました~、といったところか。しかし、読むほうとしては、これが「重い」。平たくいうと読みづらい。たぶん、2作め以降はよくなってるんだろう。