本と映画の感想文

本と映画の感想文。ネタバレあり。

『アザーズ』

2008年09月24日 | 映画

監督:アレハンドロ・アメナバール
出演:ニコール・キッドマン、フィオヌラ・フラナガン、クリストファー・エクルストン
2001年、アメリカ/フランス/スペイン
ジャンル:ホラー
評価:★★★☆☆


 『シックス・センス』と似てる~と思ってallcinema ONLINEをみたら、『回転』(1961)のほうが近いらしい。そっちの原作となる『ねじの回転』(ヘンリー・ジェイムズ著)は1895年の作品らしいので、こういうネタは昔からあったのね~、ということに気づく。

 

 で、屋敷の女主人も、新しく入った使用人たちもおかしいな連ちゅーだなーと思ってたら、みんな幽霊だったということで、ちょーびっくり(笑)。

 

 でも、観てて途中でダレた。ミスター・タトルがわざわざ自分たちの墓をわざわざ隠しておく理由がよくわからなかった。てゆうか、ミセス・ミルズも最初から「奥さん、もう死んでますよ~」と教えてあげればよかったのに。あんな回りくどいことをした理由がよくわからない。召使として死んだので、死後も召使として暮らしたかったのだろうか?

 

<IMDB>
<allcinema ONLINE>


『300 <スリーハンドレッド>』

2008年09月14日 | 映画

監督:ザック・スナイダー
出演:ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディ、デヴィッド・ウェンハム、ドミニク・ウェスト、マイケル・ファスベンダー
2006年、アメリカ
ジャンル:アクション
評価:★★★☆☆


 スパルタが「自由と正義を守る」ってのたまっている時点でヤバいんだけど~(笑)。
 アメリカ人も自国のゆとり教育を見直し始めたか?

 

 ちなみに、Wikipediaによると、スパルタには20万人も奴隷(ヘイロタイ)がいたらしい。自分たちは5万人しかいない。反乱が怖いから自国民はみんな兵士。そして、軍事訓練としてヘイロタイから強奪・殺害。
 アメリカ人は自分たちのことをよくわかってるよ~(笑)。

 

 映像はオモシロかった。
 人間をグサグサしてるところもよくできていたが、サイをたおすところでマントに隠れてギリギリまで結果がわからなかったところや、最後にレオニダスがクセルクセスに放った矢が磨きぬかれた階段に映りこみながら飛んでいくところなど。

 

<IMDb>

<allcinema ONLINE>


『ラストサマー2』

2008年09月13日 | 映画

監督:ダニー・キャノン
出演:ジェニファー・ラヴ・ヒューイット、フレディ・プリンゼ・Jr、ブランディ、メキー・ファイファー、マシュー・セトル、ミューズ・ワトソン、ビル・コッブス、ジャック・ブラック
1998年、アメリカ
ジャンル:サスペンス
評価:★★★☆☆


 ジャック・ブラックのために鑑賞。
 なので、前作の『ラストサマー』は観てない。
 特に問題はないけど。

 

 とりあえず、殺人鬼ベンは前作からの遺恨試合で主人公ジュリーとその仲間を殺しまくってやる~♪と大いに燃えているらしいのだが、ジュリーは後まわしでホテル関係者ばかり襲っている。
 もしかして、ジュリーよりもそっちが本当の目的だったのか?
 昔、ホテルで働いているときにちょーいじめられていたのか?
 妻の浮気の相手はベンが殺したうちの誰かだったのか?
 しかし、一番恐ろしいのは、ハネムーン専用ルームの天井はマジックミラーになっていて、夜、ガンバっているところを覗かれてしまうということだ(笑)。気をつけよう!

 

葉っぱの栽培と販売を生業とするジャック・ブラック

 

<IMDb>

<allcinema ONLINE>