ヒゲ氏初ライブ~ヒゲ氏初ブログ入りました。
ヒデ氏です。ややこしいけど。
忘年会シーズン、いかがお過ごしでしょうか。
ウコンの力って本当に凄い。と思うこの数日。
そんなある忘年会で、音楽の話になった。CDという媒体についての話だ。
CDというものはごく近いうちに無くなるだろう、というまあ最近よく聞く話しだ。
今の若い人はCDをPCに取り込んだら本体を捨てるとか、
そもそもCDを買わないと。
当然ここでいう「無くなる」というのは今のレコードのような形で残ってはいくが、メインストリームのメディアでは無くなるという意味だ。
もちろん、それに取って代わるのはネットでのダウンロード配信、ということで世間はすでに満場一致を見ている。
この話になったとき、どうしても世代的には「イヤー悲しい」という流れになるのであるが、
個人的にはCDからダウンロードへというのはまあもはや避けられる状況ではないし、
確かに産まれたときからダウンロードで曲を手に入れるのがすっかり主流な社会なら、それはごくごく自然な営みになると思うからだ。
つまり私ヒデ氏が一番気になるのは、入手手段がなんであろうと、音楽を得たときの感動は同じようにあるのかというところである。
生まれて初めて自分の金で買ったCDは、映画「La Bamba」のサントラである。
同映画を見て、触発されて買ったCDである。今思えば、このアルバムは立派なオールディーズ満載の一枚で、
今でも充分に楽しめるサントラである。
当時CDはまだ登場して数年ということで一枚3200円の時代。
そのときの自分にとっては大金で、買う時にドキドキしながら買ったのを覚えている。
初めて買ったCD。その興奮。その鮮烈な記憶。
ライナーがボロボロになるまで読み尽くし、ケースはいつしか割れ、
ケースにはよほど大事だったのだろう、キズ防止のパッドみたいなのもついている。
要は、ダウンロード配信が完全なる主流となった世代が、20年後、
「自分、初めてダウンロードしたんって誰のアルバム?」
「おー XXXXやな。あの購入ボタンクリックした瞬間のこと、今でも覚えてるわ。」
という会話がなされればそれで良い、と思うのだ。
でもなんとなくそうではない、ということも薄々わかっている。
それがこの先に対する不安なのだ。
何かをコレクションする。買ったものを置く場所を考える。並べて見つめて優越感に浸る。
中からモノを取り出す。あれどこやったかな、と時間をかけて探す。
この辺の感覚がなくなると、
これは人として非常にまずいことになると思う。
ただ、この話を忘年会でしたとき、初めて買ったCDをLa Bambaでなくなぜか「The Beatles / Abbey Road」だと瞬間的に言ってしまった。
それは自分で買った2枚目のCDなのだ。なぜ咄嗟にそういったのかはわからない。結局訂正する必要もタイミングもなかった。
その感覚のほうが危ないか。
ヒデ氏です。ややこしいけど。
忘年会シーズン、いかがお過ごしでしょうか。
ウコンの力って本当に凄い。と思うこの数日。
そんなある忘年会で、音楽の話になった。CDという媒体についての話だ。
CDというものはごく近いうちに無くなるだろう、というまあ最近よく聞く話しだ。
今の若い人はCDをPCに取り込んだら本体を捨てるとか、
そもそもCDを買わないと。
当然ここでいう「無くなる」というのは今のレコードのような形で残ってはいくが、メインストリームのメディアでは無くなるという意味だ。
もちろん、それに取って代わるのはネットでのダウンロード配信、ということで世間はすでに満場一致を見ている。
この話になったとき、どうしても世代的には「イヤー悲しい」という流れになるのであるが、
個人的にはCDからダウンロードへというのはまあもはや避けられる状況ではないし、
確かに産まれたときからダウンロードで曲を手に入れるのがすっかり主流な社会なら、それはごくごく自然な営みになると思うからだ。
つまり私ヒデ氏が一番気になるのは、入手手段がなんであろうと、音楽を得たときの感動は同じようにあるのかというところである。
生まれて初めて自分の金で買ったCDは、映画「La Bamba」のサントラである。
同映画を見て、触発されて買ったCDである。今思えば、このアルバムは立派なオールディーズ満載の一枚で、
今でも充分に楽しめるサントラである。
当時CDはまだ登場して数年ということで一枚3200円の時代。
そのときの自分にとっては大金で、買う時にドキドキしながら買ったのを覚えている。
初めて買ったCD。その興奮。その鮮烈な記憶。
ライナーがボロボロになるまで読み尽くし、ケースはいつしか割れ、
ケースにはよほど大事だったのだろう、キズ防止のパッドみたいなのもついている。
要は、ダウンロード配信が完全なる主流となった世代が、20年後、
「自分、初めてダウンロードしたんって誰のアルバム?」
「おー XXXXやな。あの購入ボタンクリックした瞬間のこと、今でも覚えてるわ。」
という会話がなされればそれで良い、と思うのだ。
でもなんとなくそうではない、ということも薄々わかっている。
それがこの先に対する不安なのだ。
何かをコレクションする。買ったものを置く場所を考える。並べて見つめて優越感に浸る。
中からモノを取り出す。あれどこやったかな、と時間をかけて探す。
この辺の感覚がなくなると、
これは人として非常にまずいことになると思う。
ただ、この話を忘年会でしたとき、初めて買ったCDをLa Bambaでなくなぜか「The Beatles / Abbey Road」だと瞬間的に言ってしまった。
それは自分で買った2枚目のCDなのだ。なぜ咄嗟にそういったのかはわからない。結局訂正する必要もタイミングもなかった。
その感覚のほうが危ないか。
買ってもらったばっかりのCDラジカセの横にジャケットを飾ってそれを眺めながら聴いていたものです。
ダウンロードが主流になるのは時代の流れですかぁ~。電子書籍も同じような状況なんですかね。
大人になると何かと忙しいのでダウンロードの方が買いやすくなると思うのですが、学生の場合は、自分の足でCDを買いに行く時間もあるだろうし、私などはその時間がものすごく楽しかったことを記憶しています。
本当に好きになった曲やバンドであれば、物理的に触れられるものが欲しくなるはずという感覚がもう古いのですかね~。
もしくダウンロードなんていう昔はなかった選択肢が今はあってしかもCDよりも安価。どうせ聴くときはローディングするから必要ないという理由だけなのかもしれないですね。
でも便利さばかりを追求した結果本当の楽しみを見失ってしまったらなんか本末転倒な話なのかもなどと最近考えさせられます。
Bon Jovi/7800 Fahrenheit... 青春の一枚ですな。あとbon Jovi つながり=Slippery When Wetで思い出しましたが日本盤でのジャケ違いとかそういうのもほぼ皆無になるでしょうなあ。
盤面の違いとかもコレクションの対象になるCDと違って、もしや「ディスプレイによってのジャケット画像の色味の違いを楽しむ」などといったマニアックな嗜好が生まれるのかも。。。