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LEVORG 夏こそバッテリー上がりに注意しよう!

2015-07-27 20:42:00 | LEVORG

嫌だ、嫌だ、嫌だ、暑いのは嫌だ! 笑

土日、実家に帰っていて、
友人から連絡があり、「レヴォーグのバッテリーが上がってしまって、JAF待ち。」
まさか、私と同じ間違いはしないはずだから、「夏場良くある現象かな。」と思いました。
でも、上がりの理由は、私と同じルームランプの消し忘れ。笑
「直ぐに走りに行ってきます~」と報告があったので問題なく対応できたのだと思いました。笑


それで、今日はバッテリーの話をしたいと思います。
最近のクルマは、電装品の塊です。
バッテリーが上がってしまうと、ほとんど何もできないという状態になります。
もちろんレヴォーグも例外にもれずに、上がってしまったら救助を待つしかありません。

レヴォーグに搭載されているバッテリーは、(マニュアルから)

1.6L Q-85 (12V 52AH)
2.0L 55D23L (12V 48AH)

というものが使われています。
1.6Lのバッテリーは特殊で、アイドリングストップ車専用のバッテリーで、
2.0Lよりも性能が高く強力なものです。


本題に入る前に、次の言葉は押さえておきましょう。
中学校くらいで習ったことがあると思います。思い出してくださいね。

電圧 ボルト V
電気を押し出す力。
家庭用コンセント 100V
クルマのバッテリー 12V

電流 アンペア A
電気の流れる量。

電力 ワット W
実際に消費される電気エネルギー
それぞれの関係は、
電力W=電圧V×電流A×力率
まぁ簡単に、W=VA と覚えておきましょう。
この関係を覚えておけば、式を変形させてそれぞれ求めることができます。

電流と電圧は、「クルマの流れで例えると」
電流=通行するクルマの台数。
電圧=通行するクルマの速さ。
と覚えると更に、分かり易いですね。


クルマのバッテリーの解説。
バッテリーは基本的に6つの電池セルから構成されます。
それぞれのセルは2V出力させることができます、6セル×2V=12V(クルマの電圧数)

次に、
上記レヴォーグのバッテリーの型番にある最後の、52AH、48AHの意味。 
AH=アンペアアワーの意味。
自動車のバッテリーは、性能を比較するのに5時間で放電終了というという決まりがあり、
その間、「毎時何アンペア流すことができる 」という指標。
1.6Lの方がアンペア数が大きいのがわかります。

JAFのサイトに、消費電力が大きいものの一覧が出ています。

エアコン(18℃ 最強風力)17.3A
ブレーキランプ 7.0A
リアデフォッガー 12.4A
ヘッドライト(HI)10.2A
ワイパー(HI)5.0A

もちろん、これら全部を一度に使ったり、掛れている最大の機能で使ったりはしませんが、
このほかに、カーナビ、レーダー、スマホの充電etc.も使っているので、

結構消費電力が大きな状態となります。
上記のものは合計で、約52A使用していることになります。

しかし、
走っているときはオルタネーターでバッテリーに充電しながら使うので、
減りはある程度抑えることができますが、
夏暑いときで、夜、渋滞、天気が悪い、という条件が重なった場合、
バッテリーの機能が弱っていると、たちまちバッテリー上がりになってしまうということです。

バッテリーの電解液は液温20℃で機能するようになっていますので、外気温にも大きく左右されます。
(ものすごく暑かったり、寒い場合には能力が落ちるということです。)

オルタネーターの発電能力は、
アイドリングでエンジン回転数700rpmで発電量の目安は20A。
走行時、エンジン回転数2500rpmで発電量の目安は60Aといわれています。
(渋滞時が危険な理由のひとつ。)


最後に補足として、
OBDIIにレーダーを装着していて、バッテリー電圧を表示できる機能がある場合は、これも参考に使いましょう。
バッテリーには放電終始電圧というものがあり、1セルあたり、1.75Vとなっています。
つまり、1.75V×6セル=10.5V でバッテリー上がりとなってしまいます。
バッテリー上がりとは状態が「0V」のことじゃないので注意してください。
電圧の表示が下がってきたら、その数値にならなくても、バッテリー交換の目安がわかります。

レヴォーグ、バッテリー上げるとめんどうくさいですよ。
様々な設定が飛んでしまうので。。。 経験者。

まだまだ、暑い日が続き、お盆の渋滞もあります。
新車だからと言って、油断しないようにしましょう~ 


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2 コメント

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Unknown (bbw1150)
2015-07-27 20:53:47
凄く分かりやすい解説をありがとうございます。

昨日夜、中央道で30キロに及ぶ渋滞に巻き込まれましたが、
過酷な条件だったかも知れないです。
外気温計が34度&ドラレコ&レー探&スマホ充電2台

ずーっとアイサイト稼動だったのですが、リアワイパーに反射するブレーキライトを注視していたら意外にブレーキを踏んでいないのが判明。

かなりシフトダウン&エンブレを使っていました。
これなら後続車をイラつかせないかも知れませんね。
凄いぞ、EYESIGHT!

伊丹合宿後にエンジンオイルを交換する予定なので、
バッテリーチェックもお願いしてみます。
タイムリーな記事に感謝です!
返信する
こんばんはー (ak)
2015-07-27 21:53:07
bbw1150さん
こんばんはー
毎夜、毎夜暑いですね。
こんな日は、焼酎のロックを煽って、寝てしまします。(どうせ一人だし。笑)
コメントありがとうございます。

バッテリ上がりの連絡は、haseさんからでした、
原因が私と同じだったので笑い話になったのですが、
夏は本当に注意しないといけないです。

アイサイト、本当にお利口なんですよね。
人間が運転するより効率的だったりします。

例の私の隣の方が、自動運転のAIを研究していて、私にたまに意見を求めてくるのですが、
やはり、スバルのアイサイトの話になります。
高速道路だけならすぐにでも自動運転の実用化がで来そうですよね。

伊丹合宿、もう少しですね。
楽しんできてくださいねー
(義鯉ちゃんによろしく~ なんでや!笑)
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