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家族団欒ブログ

家族団欒の広場です

お食い初め会

2017年09月28日 | その他

           
次男夫婦の初めての子、エリンちゃんは誕生から100日が経過しました。
   
   
昨日(27日)、エリンちゃんの「お食べ初め会」を開きました。
「お食べ初め会」の時にはまだ寝返りはできなかったですが、
その翌日になって突然寝返りができるようになり、びっくりです!
上手に寝返りが出来たね。
   
エリンちゃんは生まれたときは小さかったですが、もう6kg近くなっています。
今までは仰向けで上ばかり見ていましたが、これからは寝返りがうてるようになってあちこち
見ることができるでしょう。エリンちゃん、おめでとう。
                                  ジジ


一・二・三

2017年08月28日 | その他

もはや旧聞に属するような話ですが、この春、藤井聡太四段の登場で盛り上がりましたね。ことです。まだ中学三生。末は博士か大臣か”ではなくて、“末は棋聖か名人か”でしょうね。
藤井少年の登場で脚光を浴びたのが加藤一二三九段(名人)です。この人も彗星のように登場しました。昭和29年頃、まだ中学生でしたがそのすごさは藤井少年とどっこい、どっこいで、「神武以来の天才棋士」と騒がれたものです。
         
加藤九段は、齢を重ねるうちに奇行が目立ちました。「対局中、エアコンの音がうるさいから消しに立ったのはいいのですが、次の一手のことが頭から離れず、照明のスイッチを押して真っ暗にしてしまった」とか「長考しても次の一手に行き詰まると、対局相手の後ろに回って棋盤を見つめる」など、奇行には事欠かないようです。
加藤一二三名人の「一二三」は「ひふみ」ですね。「いちにさん」ではありません。
さて、これからがきょうの本題です。じつは「日本語の数詞(数の言葉)」に二つの流れがあります。「ひふみ式」と「いちにさん式」です。
縄文人は狩猟・採取生活をしていたから、狩猟・採取すれば数えます。縄文人は、「ひ・ふ・み」と数えていたらしいのです。文字を持っていなかっため書き留めることは無理で、対話では手の指をつかったのでしょうね。手の指なら10までは数えられます。だから「ひふみ式」は10までで、11以上は一括りにして「たくさん」とか「いっぱい」と言っていたのでしょう。
             
もう一つの系列は「いちにさん式」です。弥生時代末期から飛鳥時代にかけて支那大陸から、仏教とか漢字といった先進文化がどっと押し寄せてきましたが、その漢字のなかに数詞がありました。「一・二・三・四・五・・・」がそれで、倭人はこれを「いち・に・さん・し・ご・・・」と読みました。現在はこれが主流ですが、ひふみ式は絶滅したわけではありません。今でも「とつ・たつ・つ。つ、つ・・・」と使っています。
加藤一二三名人は奇行の人ですが、あの風貌は縄文人系ではないでしょう。でも「ひふみ」です。ジジは加藤名人と風貌が似ているでしょう。ジジは、高安というよりも、白鵬の風貌に似ているから、もしかしたらモンゴル系かなと思っています。さあ、どうでしょうか。
                                                 ジジ


アンビリーバボー

2017年08月24日 | その他

    
驚きました! 中国にはこんな光景のところがあるのですね。ジジは中国には行ったことがないし、こんな風景があることも知りませんでした。
ではなぜ知ったかというと、マルのパソコンは立ち上げると、その都度異なった世界の絶景が表示されるからです。「張掖丹霞国家地質公園」、通称「七彩山」というそうです。
    
インターネットで調べてみると、中国・甘粛省の張掖市(ちょうえきし)にあるそうです。発見されたのは2002年で一般に公開されたのは2008年と新しく、中国人でも知る人は少ないそうです。
でもホンとにこんな極彩色をしているのでしょうか。まるでペンキを流したみたいですね。
            
中国人はそういうことを平気でする民族ですからね。そうでしょう、中国のお寺と日本のお寺を見比べるとわかるでしょう。お寺の伽藍だけでなく仏像だって中国はキンキラキン、日本は地味な色ですからね。良し悪しではなく民族性の問題でしょうね。
                                           ジジ


裘 (かわごろも)

2017年04月17日 | その他

                「裘」という字

          
ジジは「裘」なんて漢字があることを知りませんでした。音読みでは「キュウ」と読み、訓読みでは「かわごろも」。「求」という字は「呪霊を持った獣」の表敬文字だそうです。
こんな珍しい、見慣れない漢字を知ったのは、くーたんが趣味で描いている水彩画のグループ展の作品リストに「裘(かわごろも)」と題した作品名があったからです。黒豹が描かれていました(画像下)。
      
さっそく「かわごろも」をインターネットで調べてみたところ、「中国では昔から獣の毛皮を着て寒さを凌ぎました。中でも、最高級品は狐白裘(こはくきゆう)。一般の狐裘は黄色だが、これは狐の脇の下の白毛を集めてつくり、軽くて暖かかった」と書いてありました。アイヌの人たちがよく毛皮を着ていますね、あれのことでしょう。現代風にいえば「革ジャン」というところでしょうね。          
「革ジャン」といえば、今川のおばあちゃんがまだ元気だった頃、たしか難波の高島屋で買った新年の「福袋」の中に黒い革ジャンが入っていて、おばあちゃんが着るわけにはいかないから、ジジに届けてくれました。
黒い革ジャンを着てサングラスをかけて闊歩すると、ヤクザと間違えられないかと恐れをなして数回着ただけでしたが、いつの間に洋服ダンスが消えてしまいました。
                                         ジジ


風邪

2016年11月19日 | その他

うっかりして風邪を引いてしまいました。昨日、朝から少々出だした咳が夕方にはひどくなりました。熱があるわけではなく、ただ咳だけです。薬箱にあった咳止め薬をのんでは早々と布団にもぐり込んみ、きょうの正午頃まで寝ていたら楽になりました。
                    
今年はインフルエンザの流行が早めだそうです。ジジは11月初にインフルエンザの予防接種を受けているから、今回の風邪はインフルエンザではなさそうですが、この年になると体力が衰えてきているので油断大敵。でも、きょう一日静かにしていれば大丈夫でしょう。
今回、医者に行かなかったのはケチったわけではありません。医者に出かけるのが面倒だし、半年前に処方してもらった薬が残っていて、もったいないからそれを服用しただけです。
後期高齢者は医療費の自己負担が1割だから助かります。2カ月に1度、降圧剤を処方してもらっていますが自己負担額は微々たるもので、何だか申し訳ないような気持ちになります。
   
しかし、将来が恐ろしいことになりそうです。少子化で働き手が減少し、そのうち働き盛り1人が高齢者1人の面倒を見なければならないことになりそうです。今の若い人たちは正規社員にもなれず、派遣社員や非正規社員として雇われ経済的にきびしい状況にあることを思うと、若い人たちに感謝しなければならない、申し訳ない気持ちになります。
とはいっても、こちらだって少々の年金でやりくりして細々と生き、贅沢なことをしているわけではありません。若い頃はバラ色の老後を夢見たものですが、いざ老人になってみるとバラ色はダークブルーに変っています。日本は世界No.1の長寿国といわれますが、長寿国であることを自慢になるのでしょうか。人口減少に対応する社会の仕組みづくりが遅れているのでしょうね。
                                                          ジジ


里芋

2016年10月01日 | その他

終戦間もない昭和20年代は食糧不足でした。ジジが食べたのは小さな畑で育てた野菜ばかりで、肉といえば兔や鶏の肉が精一杯。牛肉や豚肉は滅多なことには口に入りませんでした。しかし、この年になると肉類よりも野菜の方がいい。いまや“里芋の煮っ転がし”なんてサイコーのおかずになりました。
「サトイモ(里芋)」の原産地は熱帯アジアのようですが、日本には奈良時代にはすでにあったそうです。
当時は「芋」は「うも」と呼んだそうです。「芋」とい字は「艸」と「于」の組み合わせだから「うも」なんでしょう。「いも」が「いも」と呼ばれるようになったのは室町時代になってからで、山でとれるのが「やまいも」、里でとれるのが「さといも」。
    
高浜年尾(高浜虚子の息子)にこんな歌があります。
    芋の葉の顔の如しや揺れて笑ふ
ジジが住む近辺には里芋の畑があちこちにありますが、里芋の葉が顔にみえるなんて考えもしないこと。里芋の葉は人面というよりも馬面(づら)か鹿面(づら)のように見えなくもないですが、馬・鹿が向かい合ってガハハと笑うとこんな顔になるのでしょうか。
    
「芋名月」ということばがあります。陰暦の八月十五夜のことをいうのですが、月見団子に代えて、皮を剝いた小粒の里芋を三方に載せて飾ってもサマになります。。
鎌倉時代に明恵という名僧がいました。明恵は京都栂尾(とがのお)の高山寺(「鳥獣人物戯画」所蔵で有名)の開祖であり、茶の栽培の先駆者でもあり、歌人でもあったそうですが、明恵は明月を、
     あかあかやあかあかあかやあかあかやあかあかあかやあかあかの月
と詠みました。なんだか共産党のテーマソングみたいですね。
                                                    ジジ 


手作りママレード

2016年01月31日 | その他

近隣農家の野菜直売所で、ネットに4個入りの早生夏みかんが70円で出ていました。
販売されているおじさん宅でとれた夏みかんだそうです。
買って帰宅し、そのままで食べてみましたが、すっぱかったものの美味しかった!

毎年この時期には、夏みかんや柚子でジャムを作っているので、きょうも朝からラジオを
聴きながら作ることにしました。
夏みかんをたわしでこすって洗い、汚れを落とし、たっぷりの水で30分程茹でます。①
 ①  ②
ざるに上げて茹で汁を捨て、さらに30分程水の中につけておきます。
紙タオルで水分を拭き取って、半分に切り、皮と果実を取り出します。②
柔らかくなっているので、絞るようにすると簡単に果実が剥がれ、スプーンで種も取って
おきます。果実の袋もきれいに取れます。

 ③  ④
皮を3~5mm位に切って、皮、果実、果汁、の目方を測って鍋の中に入れ、皮・果実・果汁の
重さの80%弱の砂糖を入れて、白ワインも少々入れて③
焦がさないように弱火でかき混ぜながら20分ほど煮ると、美味しいママレードの出来上がり
です④
冷たくなると水分もトロリとなります。
パンやヨーグルト、ホットケーキのお伴に是非お試しあれ。

                                                                 KUN


美術展

2015年11月21日 | その他

きょうはK駅に隣接するK市民ギャラリーに出かけました(K市とは、GGが住む市のことです)。
じつは弟のヒロキが「K市美術展」に入選したというので、観に行ったのです。
会場入口で、受付嬢が「出品されている方ですか」と聞くので、「私ではなく弟の絵をみに来たのです」といって弟の氏名を言うと、「初出品で入選されていますね」という。
受付嬢がそんなことまで知っているとはびっくり。「初出品で入選は珍しいことです」とも言っていました。
                
会場には入選作品57点が展示してありましたが、上掲の絵が弟の作品です。
「日常的-空間」と題した25号の油絵です。自宅の2階から階段を見下ろした光景を描いたと弟は言っていました。弟はサラリーマンを卒業してから絵を始め、油絵教室に通って5年になると言っていましたが、弟の作品をみるのは初めてでした。
K市美術展はこれまでにも度々観ていますがレベルが高く、どの作品も素人の域を超えていることは知っていましたが、これだけの絵を描くとは想像以上でした。構図がおもしろいし、上掲の小さな写真ではわからない筆のタッチや絵具の使い方に素人らしくないテクニクがあります。
まことにすばらしい。入選、おめでとう。

22日は娘も5歳の孫を連れて観に行きました。
                        
                                                   GG


お餅とご飯

2015年11月18日 | その他

「コメ(米)」はいうまでもなくイネ科の植物です。イネ科の植物にはほかにも、コムギ、オオムギ、ヒエ、アワ、キビ、トウモロコシなど多々ありますが、コメ・コムギ・トウモロコシは世界の三大穀物とされています。
イネ科イネ属に絞っていえば22種あり、野生イネが20種で、栽培イネ(稲作)はアジア種とアフリカ種の2種だけだそうです。
               
                          コメいろいろ
アジア種のイネをさらに分別すると、ジャポニカ種(日本型コメ)とインディカ種(インド型コメ)、その中間的なイネであるジャバニカ種(ジャワ型コメ)に分類されます。
コメの栽培(つまり稲作)が始まったのは今から1万年前といわれているから、野生イネはそれ以前から存在していたはずです。野生イネの起源地については、中国南西部の雲南からインド北東部のアッサムとの説が大勢のようですが、長江(揚子江)流域だという学者もいます。稲作の発祥地が長江流域であるからには、野生イネも長江流域にあってしかるべきということでしょう。
            
                 モチゴメ            ウルチマイ
中国のイネの話というと大昔の中国では「稲」とはもっぱらモチゴメ(糯米)のことで、モチゴメが常食だった中国で常食がウルチマイに変化したのは3世紀~7世紀になってからとのことです。中国から日本に稲作が伝わったのは弥生時代といえあれているから、その当時はモチゴメを食べていたのでしょうで。ちなみにモチゴメとウルチマイでは炊き方がちがいます。モチゴメは蒸して食べますが、ウルチは煮て(炊いて)食べべます。金属の鍋が普及していない時代には蒸して食べるのが当たり前だったのでしょう。
                                                       GG


善光寺詣で

2015年10月13日 | その他

一昨日(11日)、くーたんと善光寺を訪れました。善光寺の裏山中腹にある雲上殿納骨堂を見学するため。昨年10月に訪れたときは建設中だった東納骨堂が完成したので納骨堂の内部を見たかったからです。
くーたんの父母が永眠している京都・西本願寺の納骨堂を法事などでたびたび訪れて、GGもこんなスタイルの場所に永眠できたらいいなあと思うようになりました。そこで長男の住む安曇野やそこから近い松本に納骨堂がないか調べたところ見当たらなかったものの、善光寺に立派な納骨堂があることを知りました。
  
 1年前に長男夫婦を伴って雲上殿を訪れて古くからある西納骨堂を4人で見学したのですが、長男夫婦も気に入っていたので、このほど完成した東納骨堂を見学したものです。雲上殿から長野市内を見下ろす眺望も最高。
GGもくーたんも申し分ないと気に入っています。
                                                       GG

  

*その後、善光寺本堂を参拝し、昨年も立ち寄った参道沿いの蕎麦屋さんへ。
 七五三詣りもあっておめかしした可愛いお子さんもたくさん見かけ、善光寺はにぎわっていました。
                                                        KUN                                      


秋のコンサート

2015年09月23日 | その他

5連休のシルバーウイークは好天続きで行楽地はにぎわっていたようです。
私たちはどこかに出掛けるでもなく、普段と変わらない生活で過ごしました。
お天気続きだったので蚊と戦いながらの庭仕事に精を出しました。
酔芙蓉も次々咲きだしています。
爽やかな風に運ばれて金木犀の香りがほのかに~今年は咲くのが早いかな?
                 

お彼岸の23日は赤坂のサントリーホールまでジジと出掛けてきました。
このコンサートは招待コンサートですが、新聞広告をみて応募したところ招待チケットが
送られてきたのです。ラッキーなことに3年続いての招待でした。

    
                                                 (イメージ)             
コンサートのプログラムは
   指揮:   トーマス・ザンネルリンク
   管弦楽:  ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ
   曲目:   ショスタコビーチ「祝典序曲」
          ベートーヴェン「交響曲第7番」
          ブラームス「交響曲第1番」
   アンコール曲:  ドヴォルザーク「スラブ舞曲第1集第8番」

ベートーベンの「交響曲第7番」は数年前に放映されていたドラマ「のだめカンタビナーレ」で
度々流されていた耳慣れた曲です。躍動感があって元気がでます。
素晴らしい指揮と演奏で魅了されました!
                     
                    演奏終了後サントリーホール前で
                                             KUN


2015年08月28日 | その他

                          ナシ(梨)

          
 
「ナシ(梨)」の収穫の最盛期です。千葉県は日本最大のナシ生産地で下総(千葉県北部)、とくに松戸市や鎌ヶ谷市あたりに梨園が集中していて、8月中旬から9月初にかけて収穫・出荷にてんてこ舞いです。
ナシはもちろん食品スーパーや八百屋で買えますが、わが家から車を数分も運転すれば梨園があり、毎年この時期になると訪れます。先日も行きつけの梨園に出かけたところ、園主やお手伝いさん数人がナシのサイズ仕分け、カートンボックスへの詰め込み、送付先ラベルの貼りつけ作業をしていました。
   
ナシのサイズ仕分けは機械がやっていました。ベルトコンベアの上にナシを置くと、ナシの重さによって転がり落ちる場所がちがいます。軽いもの(小サイズ)が先ず転がり落ち、最後に転がり落ちるのが重いもの(ジャンボサイズ)です。6サイズぐらいに仕分けられていましたが、このベルトコンベア式仕分け機は百万円もして、これを使っている梨園は少ないと園主が自慢していました。
この梨園には数種類のナシが植えられていて、訪ねたときは「幸水」が中心でしたが、幸水が終ると「豊水」、さらに続くのがジャンボ種の「新高」、とのことでした。
       法隆寺のまへの梨畑梨の実をぬすみしわかき旅人なりき    若山牧水          
わかき旅人とは牧水自身でしょう。ナシは和梨(日本梨)、中国梨、西洋梨に大別されるようですが、和梨はもとをたどれば中国から渡来して野生化した「ヤマナシ(山梨)」。ヤマナシが品種改良されて現在の和梨が誕生したそうです。ちなみに山梨県という県名は、かつてあのあたりにヤマナシの木が多く見られたからだそうです。
                                                    GG


美術館へ

2015年08月27日 | その他

残暑がひと休みの25日(火曜日)、GGと東京都美術館に出掛けてきました。
11日に安曇野からやってきた孫たちを迎えがてら上野に出掛けた時とはうって変って、猛暑と
人混みから解放された一日でした。
大正3年に発足した画家集団「二科会」の100年を記念する『二科100年展』を観てきました。

                    
大正時代から昭和初期にかけて、たくさんの画家が渡仏、渡米して現地の芸術家たちから
刺激を受け、それぞれが個性的な作品を描いていました。 
岸田劉生、佐伯祐三、関根正二、萬鉄五郎、古賀春江といった著名な洋画家たちの他にも、
余り知られていないが個性あふれる多くの画家たちがいましたが、彼らの作品が130点余り
展示してあり、「大正ロマン」を満喫してきました。

           
               村山槐多「田端の崖」     萬鉄五郎「もたれて立つ人」
村山槐多の「田端の崖」は、画家が大正3年に京都から上京し、第1回二科展に入選した絵
ですが、水彩画とは思えないような力強い作品でした。
いち早くキュービスム絵画の影響を受けた萬鉄五郎の「もたれて立つ人」もいい絵でした。                                       
   
           佐伯祐三「新聞屋」              東郷青児「ピエロ」         国枝金三「栴檀の木のある家」
パリの風景を力強いタッチで描いた佐伯祐三の「新聞屋」、東郷青児の「ピエロ」、セザンヌの
影響を受けたと思われる国枝金三の「栴檀の木のある家」も印象的でした。
         
          松本竣介「画家の像」           岡本太郎「重工業」  
私がぜひとも観たかったのは松本竣介の「画家の像」です。毅然と立ち上がっている自分の姿を
描いた作品には圧倒されました。36歳の若さで世を去りました。
そして、戦後日本の復興を描いた岡本太郎の「重工業」はいかにも岡本太郎らしい作品でした。
 
                                                   KUN


湿布薬

2015年07月17日 | その他

サラリーマンを卒業して以来、市の健康診断(国保)を毎年受けており、今年も<75歳以上の健康診査>の案内が届いたので、さっそく近くの指定病院で検査を受けたところ、検査項目のいずれも異常値がなくほっとしています。
それはそれでいいのですが、このところ腰痛が出て来たので病院で検査をしてもらったところ、椎間板が1カ所やや薄くなっている?らしく、しばらく湿布テープを張って様子をみましょうということになり、処方箋を書いてくれました。
      
          ↑70枚入りのカートンボックス(右の袋(7枚入り)が10個入っている)
その処方箋を持って処方薬局へ行ったところ、どかんと箱ごと(湿布テープ70枚入り)出てきました。しかも代金(1割負担)がなんと390円。へえ、これだけのものがわずか390円とは・・・と驚きました。
この湿布薬は基本的には医師の処方箋がないと入手できないはずですが、インターネットで検索したところ、同じ70枚入りを処方箋なしで13,840円で売っている薬局があるようです。つまり、医者に処方箋を書いてもらえば390円で済むのに、処方箋なしで買えば13,840円もするということのようです。
湿布薬は年寄りには欠かせない薬のひとつですが、これだけ価格がちがうと少々の腰痛をおしてでも医者に行くことになります。健康保険制度は御利益の多い神様・仏様みたいな制度ですが、国保はこのところ年間3千億円の赤字が続きで、その対策の一環として湿布薬を公的な医療保険の適用対象から外す案が浮上しています。
若い人たちの負担を少しでも減らすため年寄りの負担がある程度増えるのは仕方がないとは思うものの、自己負担がこれだけちがうと考え込んでしまいます。
                                                      GG


梅雨の合間をぬって美術館へ

2015年07月01日 | その他

昨日は曇り空でしたが傘をさすこともない一日でした。
そこで、いま上野の東京芸大美術館で開催中の『ヘレン・シャルフベック―魂のまなざし』展に
GGと観に行ってきました。
                 
フィンランドを代表する女性画家(1862~1946年)ですが、日本では殆んど知られていません。
私も知りませんでした。
同時代の北欧画家にはムンクがいますが、シャルフベックは19世紀末から20世紀前半に、
人生の数々の逆境をバネにして活躍された画家です。
晩年に描かれた自画像はすごい気迫が感じられ、とても力強いタッチの作品でした。
           
  20代の頃の代表的な作品「回復期」。1889年パリ万博で銅メダルを獲得した出世作品

        
            「黒いりんごのある静物」         晩年の作品「自画像」

シャルフベック展をゆっくり鑑賞したあと、不忍池の蓮を見に行きました。
池は大きな蓮の葉に覆われていましたが花はポツポツで、これからでしょうね~
  
 
                                                    KUN