Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

母の入院~Day1~

2022-06-25 23:03:00 | 医療・矯正
先週の火曜日に、母の肺炎の予防接種を受けた際、私もインフルの予防接種をついでにしてもらったのだけど、その日にちょうど咳が出始め、翌朝に7度6分程の熱が出た。私だけだし、てっきり予防接種の副作用だとばかり思っていたら、咳がかなり酷く、仕事が忙しくて休んでるどころではないのでパナドールのんで、なんとかこなしていたら、金曜日に学校から帰宅した息子が発熱&咳。そして日曜には、夫と母も発熱&咳、、、最後に娘も少し微熱が出て、RATは陰性だし、たちの悪い風邪もらってしまったな~と思っていたら、、、
 
4日後の金曜日、母の喘息が出始めたけど、行きつけのドクターは金曜が休みなので、緊急行くのは私の体調的にも辛く、1日様子を見ることに。その日はしっかり寝て、土曜の朝、早めに様子を見に行くと、、、案の定、母の容体がかなり悪化。夫は具合がまだ具合が悪く、寝ていたので、息子に言い聞かせ、母をパジャマのままで車いすに乗せて、救急へ。幸い朝早く、まだケガ人が殆どいなかったので、トリアージュも2人目で直ぐに診てくれて、速攻、Resuscitation roomへ。救急車でもないのに、この部屋に来たのは初めて、それ程に母の症状は重かった。
 
2年前に喘息が悪化して、肺炎まで行ってしまった時と比べると、呼吸はまだそこまで苦しそうではなかったのに、この時既にサチュレーションが68程。鼻からの酸素でも、酸素マスクでもサチュレーションが全く回復せず、肺が萎んでしまっていたので、バイパップと言う圧力をかけて酸素を流し込むマスクをつける治療に切り替え。初めてだったので、これで効果が出るか分からず、万が一、効果がなかった場合、、、と延命措置の確認をドクターにされた。
 
夕方頃から少し安定し始めたのを見て、ICUに送るか、病棟に送るか、ドクターが相談始め、約12時間の救急での治療後、夜8時過ぎやっと病棟へ移れた。その際に、実はインフルA+だった事を聞き、私達が質の悪い風邪だと信じていたのはインフルだったと判明。どうりで私達全員治りが遅いハズ。10日経っても全然治らない息子を連れて、明日は夫にドクターに行ってもらわなくては。
 


本来のお見舞い時間夜8時を過ぎて病室(しかも隔離対応部屋)に移ってきたから、ナースに今晩は泊まる?と聞かれたのだけど、流石に心身共にヘトヘト。緊張と心配で食べ物も飲み物も、殆ど口にせずに14時間。車で5分の距離だし、一旦帰らせてもらって、明日朝来ることに。家に着くと、いつもなら寝ている娘が起きて待っていてくれて、ハグして迎えてくれて、一気に我慢していた涙腺が崩壊。結局、色んな先生に3度も延命治療の確認もされて、その度にあふれてくる涙をこらえ、一人で母に付き添っていたので、私の精神がボロボロだった。
 
もう91歳、いつかはこういう日が来るとは理解しているつもりだった。でも、普段あまりにも元気なので、まだやっぱり心が受け入れられない。息子はもう眠っていたので、娘と夫の前でいっぱい泣かせてもらって、日本の姉にもいっぱい不安を吐露させてもらって、ほんの少し落ち着いた。姉に眠れないだろうけど、ちゃんと食べて休め、と言われ、明日からの母の付き添いと、今の家族の現状(皆まだインフルから回復中)を考え、枕元に携帯を置いて眠る。病院から連絡がありませんように。。。
 
 
 
 
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